
丸型端子ってどんなパーツ?電源確保に使えるって聞くけど本当?詳しく知りたいから詳細を教えてよ。
こういった疑問にお答えします。
この記事を読めば、丸型端子の基本構造がわかります。合わせて種類や使い方も紹介しているので参考にするだけでOKです。
✅丸型端子の基本構造
✅丸型端子の種類
✅丸型端子の使い方
丸型端子の基本がわかれば、初心者でも実践できますし、作業に役立てるきっかけになります。
私も元々は知識が全くなく、どんなパーツなのだろう?と思った経験があります。ですが、今では知識を付けた事でスムーズな作業ができるようになりました。
今回の内容はよくある『整備士や豊富な知識がないとできないんでしょ?』という事はないので安心してね。
なのでサクっと記事を読んで、その後は手順を理解して、少しずつ実践の幅を広げていきましょう。

ちなみに、今回紹介した丸形端子については以下の順番で確認していくとわかりやすいからおすすめだよ。
①【初心者向け】エーモン丸型端子の基本構造と作業で使える端子の種類👈いまここ
②【丸型端子の正しいかしめ方】バッテリーに接続すれば簡単1分で取り付けできる ≫
③車のボディアースやバッテリー電源に役立つ丸形端子のおすすめ6選を厳選! ≫
丸型端子とは?どんなパーツ?
丸型端子は電源を取るパーツ
丸型端子は、電装部品を取り付ける際に
便利な部品です。
オス・メスなどの極性は
ありませんが、
ボディ側のボルトの隙間に挟み込む事で、
簡単にマイナスの確保ができます。
また、バッテリーのプラス端子の
ボルトとの間に滑り込ませ、
締め付けることで電源の確保が可能です!
おすすめとしてはバッ直電源の
確保をする時ですね。
ウーファーや後付けのフォグなど。
バッ直から電源の確保が必要な時に重宝します。
※ただし、クワガタ端子と違い
気軽に外せなくなります。
この工程により、新たにプラス電源もしくは
ボディアースを増やす事が出来ます!
どうやって使うの?
続いて丸型端子の使い方です。

と言っても、使い方は簡単だから難しく考える必要はないよ。
使い方1.かしめた状態の丸型端子を準備する
まずかしめた状態の丸型端子を
準備しましょう。
丸型端子は、正しくかしめる事で
電源確保に役立ちます。
ただ、かしめの時点で不良が生じると
電源が取れなくなります。
なので、正しい方法を理解してかしめるようにしましょう。
ちなみに、かしめ方については【【丸型端子の正しいかしめ方】バッテリーに接続すれば簡単1分で取り付けできる】を参考にしてみてね。

使い方2.丸型端子をつなげる
次に、電源側に合わせてつないでいきます。
バッテリーのプラスに締めこむ。この工程だけで
簡単に電源の確保ができます。

丸型端子はプラス。マイナス両方つなげるからおすすめだよ!
エーモンで使われる丸型端子の種類
続いてエーモンでよく使われる丸型端子の種類です。
丸型端子には
・丸型端子3320(8Φ)
・丸型端子3321(10Φ)
3種類があります。
丸型端子3319(6Φ)
・使用可能電力:
DC12V車140W以下
DC24V車280W以下
・適合コードサイズ:AV(S)0.5〜1.25sq
・穴径φ6
・材質:
端子/黄銅(防錆処理)
スリーブ/PVC
車内のほとんどでアースする事ができます。
丸型端子3320(8Φ)
・使用可能電力:
DC12V車200W以下
DC24V車400W以下
・適合コードサイズ:AV(S)0.5〜2sq
・穴径φ8
・材質:
端子/黄銅(防錆処理)
スリーブ/PVC
よく使われるサイズです。
クワガタ端子3321(10Φ)
・使用可能電力:
DC12V車200W以下
DC24V車400W以下
・適合コードサイズ:AV(S)0.5〜2sq
・穴径φ10
・材質:
端子/黄銅(防錆処理)
スリーブ/PVC
場合などにおすすめです。
車で使える丸型端子

種類についてはわかったけど、車で使う場合はどう使えばいいの?

それだったらバッテリーのプラスやシートベルトのマイナスなどが最適だね。
6Φサイズはエンジンルームや車内のアースへ
6Φはエンジンルームや車内のアースに最適です。
エンジンルームや車内ではボルトが多く、
ボディアースを取れる箇所が多く存在します。
ボディアースは電装品の追加と共に必要となるので、その際に6Φサイズが最適と言えます。
8Φはバッテリーのプラス側へ
8Φはバッテリーのプラスを取るのに最適です。
バッテリーのプラスはバッテリー電源と呼ばれ、
電源を取る場合にはここ以外で取る事ができません。
また、電源を取る場合にも6Φサイズでは小さすぎて使えず10Φでは大きすぎて固定ができない。
そこで最適なのが8Φという訳です。
10Φはシートベルトなどのアースへ
10Φはシートベルトなどのボルトにおすすめです。
基本的にあまり使う機会はありませんが…
アーシングやバッテリー移設の際の
ボディーアースとして役立つ箇所です。
その際にボルトのサイズが変るため、
10Φが最適となります。
このように仕組みを理解した上で使い分けることができれば、丸型端子は使いやすいパーツと言えます。
基本を理解して丸型端子を正しく使おう!
エーモン丸型端子の基本構造と作業で使える端子の種類について解説しました!
今回の記事の内容をまとめると以下のとおりです。
・プラスやマイナスの確保ができる
・外したい場合は脱着ができる
・種類によって使い分けができる
以上のことを知識として覚え、是非充実した
カーライフを送っていただけたら幸いです。
丸型端子の基本を理解して作業に
役立ててみましょう!