車の電球の単位に使われるケルビン・ルーメン・カンデラ・ルクスって何?

車の電球&バルブソケット類
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電球の単位にケルビン・ルーメン・カンデラ・ルクスがあるって聞いたけど本当なの?どんな意味を持っているの?自分でも知っておきたいので詳細を教えてほしい

そんな悩みにお応えします。

まずこの記事を書いた自分は

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この記事のテーマ
車の電球の単位に使われるケルビン・ルーメン・カンデラ・ルクスって何?

✅ケルビン・ルーメン・カンデラ・ルクスについて
✅単位を知るとえられるメリット

この記事では、車に乗る上で知っておきたい。車の電球の単位に使われるケルビン・ルーメン・カンデラ・ルクスについて解説していきます。

単位を事前に理解しておけば、電球類を選ぶ際に明るさや照射範囲などの面から最適なものを選びやすくなります!

また、記事の後半では単位を知る事で得られる2つのメリットも合わせて解説しているのでぜひ最後までご覧ください。

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ケルビン・ルーメン・カンデラ・ルクスって何?

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結論から申し上げますと、

・ケルビン
・ルーメン
・カンデラ
・ルクス

以上の4つは電球の単位になります。

ケルビン(K)

1つ目のケルビンは、光の色温度を表しています。

光の色温度って何ぞや?

色温度は電球の光を数値に表したものだね。

ヘッドライトを選ぶ際の基準としてよく使われる単位です。

どうしてヘッドライトなの?

単位がKで表されていて、車検に適合する色がわかる為だね。

本来ヘッドライトというのは、白または淡黄色が基本です。

ですが、バルブ球を選ぼうとなった
時に透明だった場合…

これって色どっちなの?』となります。
そんな時に役立つのがケルビン(K)です。

ケルビンは最初にも言ったように、
色温度を表す単位です。

たとえば

・白バルブが欲しいとなった時なら6000K
・黄色が欲しい場合なら3000K

というように色で見ることができます。

・低くなるにつれて赤く
・高くなるにつれて青くなる傾向にあります。

そのため、ケルビンについて知っておくことで
ヘッドライトを選ぶ際の基準となります。

ルーメン(lm)

明るさを示す単位の1つで、ルーメンは
光束(こうそく)とも言います。

光源から放たれる光の量を表します。

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画像を見るとわかる通り、ライトを当てたと
仮定したときに全体的に照らされる明るさです。

ルーメン(lm)の数値が大きいほど
明るくなる傾向にあります。

ヘッドライトやフォグ・ウインカーといった
明るさを重視する方は、

ルーメンを基準に選ぶといいでしょう!

カンデラ(cd)

カンデラは光源から発せられる光の強さを表しています。

1平方メートルあたりに照射される光量が
基準となり光度ともいわれます。

車のランプを取り付けた状態で
光の強さを表します。

一見するとルーメンと同じかな?と思われがちですが、ルーメンはあくまで光の明るさ。

光の強さとは違います。

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また、カンデラに関しては基準として
選ぶには難しいので、

車検対応のものを選ぶといいでしょう!

ルクス(lx)

光を照らした際の面の明るさを表す
単位の1つになります。

単位はlx/lux(ルクス)で表されます。

1ルクスは1平方メートルの面が1ルーメンの光束で照らされる時の照度と言われています。

よくわからんな。

確かに文字だけだと、なんのこっちゃい?って感じだよね。じゃあ次に画像を使ってみてみよう。

画像は地面に向かって懐中電灯をあてたもの。

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周りの全体的な光がルーメン(光の束)。
地面に向かって照らされる光がカンデラ(強さ)。

そして赤丸で囲った中央の光がルクスとなります。

ルクスは、ルームランプやナンバー灯を
選ぶ際に
最適とされる単位ですね。

理由として、車のルームランプは天井にありますよね?

もし、点灯した際に

・まっすぐ伸びる光
・拡散した光

2つを見比べた時にどちらが
明るいと思いますか?

ほとんどの方は拡散した光と答えるでしょう。

そうなる理由として、左右に拡散
したほうが明るく見えるためです!

たとえば朝日を想像してみてください。

朝日が昇ると日が出てくると思いますが…

まっすぐの光ではなく、
拡散して全体的に明るく照らしますよね?

原理は同じでルームランプも
全体的に照らす事で、

夜でも全体的に明るく見えます!

また、同じ理由でナンバー灯を選ぶ
基準としてもおすすめです!

単位を知る事で得られる2つのメリット!

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このように単位によって様々な
使い方がある訳ですが、

知っておくことで電球を選ぶ際に
失敗するリスクを減らすことができます。

何故なら車の電球は、光の単位によって

明るさや照射範囲・色温度などが変わってくるからです。

明るさや照射範囲がわかる

その名の通りどのくらい
明るいかですね。

値段が高い=明るいではなく、
その電球の作りによって明るさは変化します。

なので、単位を無視して高いものを
購入してしまうと、

外れを引いてしまった際に
損をしてしまいます。

また、照射範囲は夜間や暗い道でどのくらい
先まで照らすのかを表します。

値段と同様に、単位を知らずに
値段の高いものや見た目で購入してしまうと、

いざ点灯してみたら『思っていたのと違う
全然明るくない

といったデメリットに当たってしまいます…

色温度がわかる

色温度は、簡単に言えば何色か
という事ですね。

温度の変化。つまり高いか低いかで
色が変化するので、

どの場面(雪・雨など)で使用するのに
適した電球なのかがわかります。

そのため適当に選ぶのではなく、

単位を理解したうえで購入する事が大切となってきます。

ただ、この事を知らないと
損をする結果になります。

ヘッドランプを例に見てみると…

例えば、ヘッドランプを例に
見てみましょう。

例)

①6000k・10000lm
②8000k・5000lm

もしもこの2つがあった場合、
あなたならどちらを選びますか?

ぱっと見でいうなら②を選ぶ方がいいと
思われがちですが、

ケルビン(k)はあくまで色温度なので、
ケルビンが高い=明るいではありません…

選ぶポイントとして単位は大切

この場合は、ルーメン(lm)が高い=明るくなります。

意外と値段で決める人が多いですが…

メリットでも言ったように、値段の高さで
決めてしまうと損をするリスクは増えます。

値段はあくまで1つの目安として。

つまり単位について知っておいて
損はないと言う事です!

記事のまとめ:ケルビン・ルーメン・カンデラ・ルクスを理解する事で失敗のリスクを減らせる!

以上今回は、電球の単位について
ご紹介させていただきました。

今回の記事のおさらいです。

ケルビン・ルーメン・カンデラ・ルクスって何?
ケルビン(K)
ルーメン(lm)
カンデラ(cd)
ルクス(lx)
単位を知る事で得られる2つのメリット
明るさや照射範囲がわかる
色温度がわかる

それぞれ光の決められた単位があり、単位によって理解する事で

・どのくらいの明るさなのか
・どのくらいの範囲で光るのか

など予測をつける事ができます。

結果、選ぶ際の失敗のリスクを減らす事ができる訳ですね!

なので、知っておくだけでも損はないので是非覚えてみてください!

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