車のエアコンについて
夏に効きが悪くなる事があるんだけど何が原因なのかな?
こう言ったことを耳にすることがあります。
一般的にエアコン(冷房)と言えば、スイッチを入れる事で冷風が出て車内を涼しくできるもの。
ですが、ふとした時にエアコンの効きが悪いというトラブルが発生することがあります。
この場合どう言ったことが関係して
くるのか?という事ですが…
結論だけ先に言えば主に5つの原因が
元で起こりやすくなります。
この記事では、そんな原因について。対処方法や防ぐ対策も含めて詳しくお伝えしていきます。
初めに確認しておきたい項目
まず初めに、効きが悪くなる原因とは別に
確認事項についてお伝えしていきます。
真っ先に確認したいのがエアコンの
風量の切り替えです。
風量には弱 中 強の3段階があり、弱になるほど弱く強になるほど風量が強い。
風量調整を間違えていることによって効きが悪くなったと勘違いしている場合もあります。
そのため、まずは本当に効きが悪くなっているのかを確認することから始めてみましょう。
それでも変わらない場合の原因は5つ
風量を調整し直しても効きの悪さが変わらない。
こんな場合には以下5つの事を確認してみましょう。
・エアコンガスの漏れ
・エアコンガスの詰まり
・コンプレッサーの故障
・エアコンフィルターの詰まり
エアコンガスの不足
1つ目はエアコンガスの不足です。
エアコンガス自体本来は減る
ことがありませんが…
長年使い続けると振動等により部品のつなぎ目などから微量ずつ減っていくことがあります。
エアコンガスの漏れ
2つ目はエアコンガスの漏れです。
エアコンに繋がるどこかしらの箇所が故障することでガスが漏れて減ってしまいます。
ガスが減れば当然その分でエアコンの
効きが悪くなる原因を作ります。
エアコンガスの詰まり
3つ目はエアコンガスの詰まりです。
本来の仕組みとしてエアコンガスが
配管を通って循環する訳ですが…
配管内の途中でガスが詰まる
ことで循環しにくくなります。
その結果がエアコンの効きが悪くなる原因です。
詰まりの場合、主にゴミや凍結と言った
ことが当てはまることが多いです。
コンプレッサーの故障
4つ目はコンプレッサーの故障。
コンプレッサーは、エアコンの冷媒ガスを圧縮して気体の温度を変化。その温度をエアコンに利用する機械です。
簡単に言えば冷房を作るのに
必要なパーツですね。
このコンプレッサーが故障すると
エアコンが効かなくなります。
エアコンフィルターの詰まり
5つ目はエアコンフィルターの詰まり。
エアコンフィルターは、ゴミやホコリを取り込んで新鮮な空気だけを車内に取り入れるパーツ。
嫌な匂いの除去にも役立つパーツですが…
ゴミやホコリを取り込むという事で、定期的な交換をしなければそのまま溜まっていく傾向にあります。
溜まると当然空気の通り道を塞ぐので、
結果として効きが悪くなるという訳です。
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原因を解決するためにできること
ここからは先程紹介した原因を解決する
為にできることをお伝えしていきます。
エアコンガスの漏れ箇所を治す
エアコンガスの詰まりを治す
コンプレッサーの交換
エアコンフィルターの交換
エアコンガスの補充
エアコンガスが不足した場合には
補充すればいい訳ですが…
そのままだと
・不純物
2つが残ったままになってしまうので、エアコンガス本来の性能を発揮することができません。
そのため、おすすめとしてはガス補充に加えてエアコンガスクリーニングも同時に行うのが最適です。
エアコンガスの漏れ箇所を治す
エアコンガスの漏れが原因だった場合は、
漏れ箇所を特定して治す必要があります。
費用に関してはエバポレーターやエキスパン
ションバルブなど箇所によって変わります。
エアコンガスの詰まりを治す
エアコンガスの詰まりが原因の場合は
詰まりを特定して治す事で対処ができます。
自分でわからない場合には失敗のリスクを減らすためにもプロの業者に任せるのが最適です。
コンプレッサーの交換
コンプレッサーが故障した場合は交換を
することで対処ができます。
費用については数万〜数十万程なので、費用を少しでも抑えたいひとは自分でやるのも一つの手です。
エアコンフィルターの交換
エアコンフィルターの詰まりが原因の場合は
フィルター自体を交換することで対処ができます。
交換事態もそこまで難しくないので、1年もしくは1万2000kmを目安に交換を心がけましょう。
フィルターの交換方法についてはやり方を別記事でまとめているので参考にしてみてください。
症状を防ぐために
ここからは症状を防ぐためにできる対策です。
対策としては
・消耗部品はある程度の時期で定期的な交換を
時々点検をする
1つ目は時々でいいので点検をすることです。
毎日でなくていいので、時々点検をすることでふとした時にトラブル箇所を見つけることが出来ます。
早い段階で見つければ余計な出費も抑えられるのでおすすめです。
消耗部品はある程度の時期で定期的な交換を
2つ目は消耗部品はある程度の時期で
定期的な交換をすること。
パーツも消耗品という事で、ある程度の時期が来れば故障により効きが悪くなる結果へと繋がります。
そのため、時期が来たら早めに交換をする事
で突然のトラブルが抑えられます。
簡単ではありますが、その時にできる
ことを実践する事で対策となります。
効きが悪くなる原因を明確にしてこれからの夏に活かそう
以上、夏にエアコンの効きが悪くなる
原因についてお伝えしました。
原因については
・エアコンガスの漏れ
・エアコンガスの詰まり
・コンプレッサーの故障
・エアコンフィルターの詰まり
いずれかが主にあてはまります。
エアコンが効かない=何かしらトラブルが関係してくるので、まずは原因を明確にした上でそれぞれにあった対処をしましょう。
また、たまの点検や早めの交換を心がけることで対策にもなるので参考にしてみてください。
他にも夏に起こりやすいトラブルが知りたい人向け
今回のエアコンの効き問題とは別に、他にも夏に起こりやすいトラブルが知りたい。こんな方は別記事でまとめている内容を参考にしてみてください。