ロッカスイッチ(3214)×LEDを使った配線のつなぎ方と作動確認方法

エーモン・その他電装品作業
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今回ご紹介するのは、ロッカスイッチとLEDを
組み合わせた電装品作動のやり方です。

電装品と言えば、一般的に電源に合わせて
繋ぐ事で電気が流れると点灯。

遮断されると消灯する仕組み。

ただし点灯はあくまで電源に合わせたもの。

たとえば

〇〇の時には点灯させて○○の時に消灯させる仕組みを作りたいな。

こんな場合には使えません。

仮に電源に合わせて点灯はできても、
逆に任意で切り替えて使う事はできません。

そこでおすすめしたいのがロッカスイッチを
組み合わせてつなぐことです。

本来であれば任意の切り替えはできませんが…

・ロッカスイッチ
・電装品(LED)

2つを組み合わせる事で任意の切り替えが可能となります。

この記事では、『任意で切り替えて電装品を作動させたい。』こんな方向けに作業の流れ(手順)をお伝えしていきます。

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ロッカスイッチ×LEDを組み合わせた取り付けの流れ

それではさっそく、ロッカスイッチ×LEDを組み合わせた取り付けの流れを見ていきましょう。

流れは

ロッカスイッチ用の配線を作る
電装品のプラスと配線の片方を繋げる
スイッチと電装品を繋げる
それぞれの電源へ繋げる

ロッカスイッチ用の配線を作る

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まず必要なものを準備するところから。

ロッカスイッチはそのままでは使えない
ので以下のものを事前に準備しましょう。

ロッカスイッチは電源用と電装品用なので
2本分かしめて作りましょう。

平型端子をかしめるやり方については今回省略するので、かしめ方まで知りたい方は以下を参考にしてみてください。

初心者でも簡単な平型端子のかしめかた【手順を覚えて作業に役立てよう】
この記事では平型端子をかしめるやり方をまとめています。平型端子=適当につなげると接触不良や抜ける原因にもなりかねないので、今回まとめている注意点とともに正しいかしめ方を知ってこれからのカスタムに役立ててみてください。

電装品のプラスと配線の片方を繋げる

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電装品のプラスと配線の片方を繋げていきますが…

そのままだと配線の太さが異なる
ので取り付けはできません。

※仮に無理やり取り付けると配線が燃える危険性が。

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そのため今回は【接続コネクター3328】を活用します。

接続コネクター3328は0.2~0.5sqまで対応できるパーツで、細線から太線まで幅広く使うことができます。

接続コネクター3328の繋げ方については別記事で手順をまとめているので参考にしてみてください。

【1分で出来る】接続コネクター(3328)を配線とつなげる簡単なやり方
接続コネクター(3328)をカスタムとして使う場合は配線とつなげる必要があります。この記事では手順を元に簡単につなげる流れをお伝えします。

スイッチと電装品を繋げる

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スイッチと電装品を繋げていきましょう。

ロッカスイッチは左右で長さが異なるので

・短い方は電装品
・長い方は電源

それぞれに繋ぎましょう。

それぞれの電源へ繋げる

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後はそれぞれの電源へつなぎましょう。

大元のマイナスはボディアースへ。

プラス側は

・常時電源
・ACC電源
・イルミ電源など

電源についてよくわからない方は、別記事で車の電源をまとめているので参考にしてみてください。

【カスタムに役立つ】車の電源5つ(常時・ACC・イルミ・IG)
電装品のカスタムをするにあたって必要不可欠な車の電源。その電源にはいくつか種類(常時・ACC・イルミ・IG電源)があり、条件を満たさないと電気が流れないものもあります。そのため、まずは基本となる電源について知っておく必要があります。

最後に点灯確認をしてみよう

一通り配線を繋げる事が出来たら後は作動確認です。

スイッチのON/OFFで切り替えて
確認してみましょう。

スイッチOFFでは反応しない

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まず電源が入っただけでは反応
しないのでLEDは光りません。

スイッチONで電装品が点灯

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逆にスイッチのトグルを上(ON方向)に倒すと
電気が流れるのでLEDが反応して点灯します。

・OFF状態では反応しない
・ONに倒すと点灯

切り替えで点灯/消灯ができれば
作動確認は完了となります。

配線のつなぎ方や点灯方法を理解して作業に役立てよう

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以上、ロッカスイッチ(3214)×LEDを使った
配線のつなぎ方と作動確認方法をお伝えしました。

ロッカスイッチ×LEDを組み合わせた取り付けの流れ
ロッカスイッチ用の配線を作る
電装品のプラスと配線の片方を繋げる
スイッチと電装品を繋げる
それぞれの電源へ繋げる

ロッカスイッチ(3214)を使う事で任意で電装品の切り替えとして役立てる事ができるので、作業に応じて使い分けてみましょう。

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