アドバンスコントロールユニットについて知りたいんだけど。どんなパーツなの?特長や使用上の注意点は?
以上のような疑問にお答えします。
この記事がおすすめな人
✅特徴が知りたい
✅従来品との違いが知りたい
✅使用上の注意点が知りたい
ちなみに、今回の内容は以下の順で読むとおすすめです。
Defi-Link ADVANCE コントロールユニットとは?
ADVANCEシリーズのメーターやディスプレイを
作動させるための専用ユニットです。
アドバンスシリーズには主に、
・BF
・ディスプレイ
・A1
・RSがあります。
その設定や操作は全てADVANCEコントロール
ユニットにて行います。
ADVANCE コントロールユニット6つの特長について
続いてADVANCE コントロールユニット6つの特徴について。
以下6つの特徴があるので合わせて覚えてみましょう。
特徴1.最大7台まで集中操作可能
ADVANCE CRシリーズ。ADVANCE BFシリーズ。ADVANCE A1シリーズ。ADVANCE ZDのメーターなど。
コントロールユニット1台に対し最大7台まで
接続可能で操作をする事ができます。
電源を7台分とる必要がないので、
取り付けのたびに電源をとる手間が省けます。
特徴2.夜間照明(ホワイト)を手元で操作可能
2つ目は夜間照明(ホワイト)を手元で操作可能な事。
ADVANCEコントロールユニットには本体以外にリモコンスイッチがあります。
スイッチを近くに設置しておくことで、
手元で夜間用の照明の操作が可能になります。
特徴3.2台目以降のメーター追加は、メーター間の接続とセンサーからユニットへの配線のみ
3つ目は、2台目以降のメーター追加はメーター間の接続とセンサーからユニットへの配線のみで済む事。
つまり、1つ1つ電源をとる必要がないわけですね。
別記事では電源を取る位置などもご紹介しているので参考にしてみてください。
特徴4.ワーニングLED(赤色)と同期してブザー音でも警告
4つ目はワーニングLED(赤色)と同期してブザー音でも警告する事です。
本来であれば赤色で警告するだけですが…
色で警告するだけでなくブザー音
でも警告してくれます。
勿論ブザー音は任意でON/OFFの設定が可能です。
特徴5.走行データを最大3分間記録して走行後に再生可能
5つ目は走行データを最大3分間記録して走行後に再生可能な事です。
走行データ。つまり走行中のピーク値やワーニング
設定値を最大3分間記録。
その後は走行後に再生する事が可能です。
特徴6.燃圧計に差圧表示可能
6つ目は燃圧計に差圧表示可能です。
燃圧計とターボ計を接続することで、
燃圧計に差圧表示する事が可能になります。
差圧とは、燃圧からマニホールド内の圧力の
数値を引いた値です。
燃圧は吸気圧が0のときを基準として良否判定を
することが一般的です。
吸気圧が0のときの燃圧を燃圧の
イニシャル値と言います。
差圧が常にイニシャル値より50kPa以上下がるようなら、ポンプや燃圧レギュレーターの点検をした方がいいという目安になります。
従来品【DF07701】との違いや見分け方について
従来品【DF07701】との違いや見分け方について。
従来品【DF07701】との違い
まずADVANCEコントロールユニットには【DF07701】という物があります。
【DF07701】は元々デフィシリーズのメーターに使われていたもので、2012年2月に機能を追加した【DF07703】の発売の為今では生産終了となっています。
追加された機能は以下のもの。
・ADVANCE ZD接続時の照明が自動ON/OFF切替可能
油圧計・燃圧計の最大値(ハイピーク)がみれるようになった
元々のADVANCEコントロールユニットでは、油圧計・燃圧計のピークホールド機能において最小値(ローピーク)しか確認することが出来ませんでした…
ですが、【DF07703】に変わったことで最大値
(ハイピーク)も見ることができるようになりました。
ADVANCE ZD接続時の照明が自動ON/OFF切替可能
従来品ではADVANCE ZD接続時に、スイッチユニットの照明が任意でON-OFF切り替えが必要でした。
ですが、モデルチェンジした事によって、
自動ON/OFF切替可能となりました。
従来品との見分け方
従来品との見分け方について。
従来品との見分け方ですが…
・表記されていないものがDF07701になります。
ADVANCE コントロールユニット使用上の注意
最後に、ADVANCE コントロールユニットを
使用する上で注意することをご紹介します。
注意点1.同一表示(機種)のメーターは使用できない
1つ目として同じメーターは使用できない事です。
例えば
・CRのブースト計とBFのブースト計
同一のメーターは使用する事はできません…
取り付けができるのはあくまで7種類1つづつです!
注意点2.デフィーリンクアドバンスシステムとデフィーリンクシステムの交互性はない
2つ目として、Defi-Link ADVANCE SYSTEM(デフィーリンクアドバンスシステム)とDefi-Link SYSTEM(デフィーリンクシステム)製品の接続はできません。
新型と旧型の違いなので一見同じに見えますが、
システム内容が変わっているため交互性はありません。
・アドバンスは『ユニットからメーター、メーターからユニット』
ですので、もしデフィ製品のメーターを取り付ける際には、この事に注意してADVANCEコントロールユニットと連動させるようにしましょう。
記事のまとめ
以上、Defi-Link ADVANCEコントロールユニットについてご紹介させていただきました。
今回の記事のおさらいです。
特徴2.夜間照明(ホワイト)を手元で操作可能
特徴3.2台目以降のメーター追加は、メーター間の接続とセンサーからユニットへの配線のみ
特徴4.ワーニングLED(赤色)と同期してブザー音でも警告
特徴5.走行データを最大3分間記録して走行後に再生可能
特徴6.燃圧計に差圧表示可能
・油圧計・燃圧計の最大値(ハイピーク)がみれる
・ADVANCE ZD接続時の照明が自動ON/OFF切替可能
従来品との見分け方は
・パネル右下に「03」と印刷されているものがDF07703。
・表記されていないものがDF07701になります。
注意点2.デフィーリンクアドバンスシステムとデフィーリンクシステムの交互性はない
記事でもわかる通り、Defi-Link ADVANCEコントロールユニットはCR・BF・ディスプレイ・A1・RSなどのADVANCEシリーズのメーターを作動させるための専用ユニット。
他のメーターと違い、デフィシリーズはこの
アドバンスコントロールが必要になりますが…
コントロールユニット1台に対し最大7台まで接続可能です。
つまり電源を7台分とる必要がないので、取り付けのたびに電源をとる手間が省けると言う訳ですね!
また、リンクメーターの起動中の照明色やイグニッションON/OFF時の専用演出なども本製品で切り替えを行うことができます。
自分に合った色合い・動作に設定する
ことで純正品には無い満足感を得られます。
人と被らないメーターにしたいという方には、アドバンスコントロールを使用するデフィ製品がおすすめです。