電圧計をバッ直電源で繋ぐ方法が知りたいんだけど。どんな手順でつなげればいいの?点灯までのやり方を教えてほしい。
以上のような、電圧計の取り付け方法についての質問にお答えします。
まずこの記事を書いた自分は
✅交換に必要な物が知りたい
✅バッ直で繋ぐ電圧計の取り付け方が知りたい
この記事では、電圧計を取り付ける使う上で知っておきたいバッ直電源で繋ぐ簡単な方法について解説していきます。
最適な取り付け方法を事前に理解しておけば、知識として覚えておくこともできますし、実際に作業をする場合にスムーズに取り付けることができます。
また、記事の後半では電圧計取り付け後の作動確認も解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
ちなみに、今回紹介する内容については以下の順番で確認していくとわかりやすいからおすすめです。
②【必要性】車の電圧計をバッ直電源に繋ぐ理由と以外と知らない活用法 ≫
③【電圧計+エーモンリレー】車の電圧計をバッ直電源で繋ぐ簡単な方法👈いまここ
④【取り付け作業で役立った】車の追加メーターにおすすめのパーツ30選 ≫
⑤愛車の電圧が瞬時に確認しやすい人気の電圧計【60Φ追加メーター】5選 ≫
⑥ドライブ好きに勧める車内で役立つ電圧計(シガーソケット)5選! ≫
バッ直で電圧計の電源を取るにはリレーが必要!
まず、交換に入る前に知っていただきたいのが、
バッ直で繋ぐ場合はリレーを使用する事です。
なんでリレーが必要なの?
理由としては、バッ直=常に電気が流れている事が関係しているんだ!例えばだけど、普通ACCやイルミ電源だとエンジンを切れば電気は流れなくなるよね?
うんうん。
それがバッ直になると、エンジンオフに限らず常に電気が流れている状態になるんだ。
つまり、そのままバッ直からとると常に電気が流れ続けるって事?
そういう事!その結果としてバッテリー上がりを引き起こすんだ。
これがバッテリーにそのまま繋いだ場合の方法です。
ではどうするのか?となった時に
登場するのがリレーです!
リレーは、複数の電気とつなぐことで、
自動で電源を切り替える部品です。
簡単に言えば、リレーと組み合わせれば例えバッ直で繋いでも、エンジンオフで電源が切れるようになります。
詳しい仕組みについては、【リレーの仕組みと使い方】を参考にしてください。
実際の電圧計のつなぎ方
次は実際に電圧計のつなぎ方を見ていきましょう。
必要なものを準備する
まず初めに必要なパーツについて。
② 大容量電源取り出しコード(今回はたまたまあった大容量を使いますが、本来は電源取り出しコード-e341で事足ります。)
③平型端子(250型メス)
④ギボシ端子3301
⑤四極リレー
⑥アース用端子1140(なくても可)
⑦電工ペンチ
⑧配線コード
他にもおすすめのパーツについては以下でまとめているから参考にしてみてね。
配線(黒)を繋げていく
次は配線を繋げていくわけですが、
最初は黒配線から。
黒配線はマイナスになるので車体に
ボディアースしましょう。
この時、電圧計本体のマイナスもボディ
アースしておくと手間が省けます。
マイナスの接続に関しては、別売りのアース用端子1140と組み合わせるとまとめて繋げる事ができます。
配線(黄色)を繋げていく
配線(黄色)を繋げていきます。
黄色は電装品のプラスになるので、
電圧計のプラスと繋ぎましょう。
電圧計のマイナスは上記でも言ったように
ボディアースするだけです。
この時リレーの黄色配線側はギボシのメスになっているので、電圧計のプラスはギボシのオスを作ってつなげましょう。
マイナス側は、平型端子を作ってアース用端子と繋げます。
ちなみに、ギボシや平型端子のかしめ方については以下を参考にしてみてください。
配線(青)を繋げていく
配線(青)を繋げていきましょう。
青はリレー側の電源の意味を成します。
つまりはどのタイミングで電圧計を始動させるかの役割をしている訳ですね。
青色配線についてはACC電源に繋ぎます。
どうしてACC電源なの?
ACCで電圧計の電源がつくようにしたいからね。それに繋がないと、バッ直だからエンジンオフでも常に電気がいくようになっちゃうんだよね。
そのため、今回はACC電源と繋げましょう。
配線(赤)を繋げていく
残りは赤色の配線です。
赤色は電源配線なのでバッテリーの
プラス側に繋ぎましょう。
この時、途中にヒューズを噛ませておくと
電圧計の保護に繋がります。
ただ、今回は既にヒューズがセットになった
ものなのでそのままつなげましょう。
・黄⇒電圧計のプラス
・青⇒ACC電源
・赤⇒バッテリーのプラス
お疲れ様でした。
作業時間目安は
・慣れてくれば10分程度で終わります。
電源を取るのが苦手な人にとっては時間のかかる作業ですが、慣れてくれば10分かからずに作業を終えることが出来ます。
手順通りにやればそこまで難しくは無いので、これから挑戦してみたい方は参考にしてみてください。
電圧計を取り付け後に確認する内容
合わせて電圧計を取り付け後に確認する
内容についても確認しておきましょう。
作動確認をする
まずは電圧計の作動確認。
・ACC〜電気が流れるようにしたいので…
ACCに入れた時に電圧計の電源が入り、
エンジン始動中は常についた状態。
ACCより下。つまりエンジンを切った状態で
電圧計も消灯していれば成功となります。
逆に電源が入らない場合は電源を見直す必要があります。
電圧計の数値を確認する
また、もう一つとして電圧計の数値を確認する事も忘れずに。
プラスとマイナスをつなげた場合なら不安定な電圧ですが…
バッ直でつなげた場合はバッテリー本体の
電気が安定してわかります。
よって数値の目安は13~14.5Vの間を表示すれば問題ありません。
電圧計はバッ直で繋ぐ事に意味がある!
以上、バッ直電源で繋ぐエーモンリレーを使った車の電圧計の取り付け方法を解説しました。
今回の記事のおさらいです。
配線(黒)を繋げていく
配線(黄色)を繋げていく
配線(青)を繋げていく
配線(赤)を繋げていく
実際に点灯確認をしてみよう
電圧計の数値を確認する
このように電圧計は、バッ直につなぐ事でバッテリー自体の電気が分かるようになるので、
・エンジン始動時常に正確な電圧が知りたい
・電圧が安定しているのかが心配
という方にはオススメの配線方法です。
他にも見方次第で【オルタネーターの作動状況】の確認もできるので、興味のある方はぜひこの方法を実践してみてください!