カスタムに役立つ車のワット(w)【消費電力を求める計算式】

車で使われる単位
この記事は約4分で読めます。

・配線に流せる消費電力が知りたいんだけど。
・どのくらい流していいの?
・安全のために計算式も知りたいから教えて欲しいな。

このような悩みはありませんか?

実は私も過去に同じように悩んだことがありました。

一般的に消費電力と言えば車の単位。主にどのくらいの電気を消費するのかを表わしています。

ただ、当時の私は『消費電力?車で使われてる単位ね。』程度の認識でした。

ですが消費電力も車を弄るにあたって大切な単位で、電装品を追加する際の目安にすることが出来ます。

適当にやっても取り付けできないことはありませんが、消費電力を超えるとバッテリー上がりの原因にもなるので計算式を知っておいて損はありません。

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あらためてワット(w)について

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まず初めにワットについて。

ワットはwの表記で表されたもので、仕事率や電力・工率・放射束などSIの単位になります。

車では電力を求める際に使います。

単位時間あたりの消費される電気エネルギーの大小を表し、値が大きいほど単位時間あたりに電力を多く消費します。

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どんな時に使える単位?

続いてどんな時に使える単位なのかについて。

結論は消費電力が知りたい時。

消費電力は名前の通り、どのくらいの電力を消費するのかを表します。

よって、電装品をつけることによってどれだけの容量の電力が消費されるのかを知る事ができます。

消費電力を知っておかないと、電装品の電力がバッテリーの容量を上回った時にバッテリー上がりを起こします!

またバッテリー上がりとはいかないまでも、電力消費によってバッテリーの寿命が縮む事にもなります。

なので、この機会にワットがどのようなもの
なのかを覚えておくと今後に役立ちます。

W(ワット)を求める計算式

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W(ワット)を求める計算式については
以下で求める事ができます。

A(アンペア)x V(ボルト) = W(ワット)

やり方は簡単でアンペアと電圧をかけるだけです。

・アンペアは電気の流れる量=電流を表す単位。
・ボルトは電気を押し出す力(電圧)を意味。

ボルトに関しては車で12V。家庭用なら100Vを基本として覚えてくといいでしょう。

W(ワット)を求める計算式(例)

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次は実際に例を元にW(ワット)を求める計算式を見てみましょう。

例)①
・電流は5A
・電圧は100V

例)②
・電流は1A
・電圧は12V

例)①では電流を5A。電圧は100Vとなるので…

A(アンペア)x V(ボルト) = W(ワット)に当てはめて。

5A(アンペア)×100V(ボルト) = 500W(ワット)

例)②では電流は1A。電圧は12Vなので…

A(アンペア)x V(ボルト) = W(ワット)に当てはめて。

1A(アンペア)×12V(ボルト) = 12W(ワット)となります。

mA(ミリアンペア)の場合はどう求める?

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合わせてmA(ミリアンペア)の場合はどう求めるのかについて。

w(ワット)を求める計算式では基本的に
A(アンペア)が使われるので…

先にmA(ミリアンペア)⇒A(アンペア)に直す必要があります。

たとえば500mAなら0.5A。60mAなら0.06Aというように直します。

詳しい計算式については例文を兼ねて以下でわかりやすくまとめているので参考にしてみてください。

車の配線に流せる電流容量の限界と電流値(アンペア)を求める計算式 ≫

車の配線に流せる電流容量の限界と電流値(アンペア)を求める計算式
一般的に車の配線には流せる電流容量の限界が決まっています。○○までは流せる。○○以上は危険というように。当然限界を超えれば配線が燃えるなどのトラブルになる事もあるため、超えないように電流値(アンペア)を求める計算式を知っておく必要があります。

直した後は上記のように計算をするだけです。

500mA⇒0.5A。
A(アンペア)x V(ボルト) = W(ワット)。
0.5A×100V=50W。 0.5A×12V=6W。

60mA⇒0.06A。
A(アンペア)x V(ボルト) = W(ワット)。
0.06A×100V=6W。 0.06A×12V=0.72W。

このように、mAの場合はまずA(アンペア)に
直した後で計算するとWを求める事ができます。

知っておくだけでも意味があるので覚えておきましょう。

正しい計算式を覚えて作業に役立てよう!

以上、車の消費電力(ワット)を求める計算式についてご紹介しました。

今回の記事のおさらいです。

W(ワット)を求める計算式
A(アンペア)x V(ボルト) = W(ワット)
mA(ミリアンペア)の場合はどう求める?
A(アンペア)に直した状態で求める

消費電力を超える=バッテリー上がりにもつながるので、正しい計算式を覚えてこれからに活かしましょう。

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