純正位置から水温センサーが取れるって聞くけど本当なの?どうやって都立得ればいいの?自分でも実践したいので詳細を知りたい
そんな悩みにお応えします。
まずこの記事を書いた自分は
✅取り付けに必要なパーツ
✅水温センサーの取り付け方法
本記事では、純正位置から水温センサーをとる方法を解説します。
純正位置からどうやって取るの?と思う方が多いですが、正しい知識を得る事で詳しく知ることができます。
実際に『水温センサーを取る方法がわからない…』といった人がこの記事を読んで解決できたので、参考にしてみてください。
1日でも早く内容を理解して、これからのカーライフに役立ててみましょう。
アタッチメントがなくても純正位置からセンサーをとる事は可能
通常、水温センサーを取り付ける!となると
必要になってくるのが水温アタッチメントと呼ばれるものです。
一般的なのはアタッチメントを使用する方法
ラジエーターホース同士の間に挟み込む事で
水温を検知する事ができるものですが…
取り付ける際にラジエーター液(冷却水)が
抜けてしまうので、
取り付け後に液を補充→エア抜き作業というように追加で作業があります。
アタッチメントを使用する場合にはエア抜きが必要
取り付け自体は簡単ですが、エア抜きまでとなると時間がかかるので少々手間のかかる作業ですね。
かと言ってエア抜きは後々影響を及ぼすので
手を抜くわけにもいきません…
今回は省略しますが、どのような影響が
あるのかは以下の記事を参考にしてみてください。
純正位置からとれば手間がかからない
逆にアタッチメントを使用
する場合なら、
エア抜きなどの作業はいらないので
簡単にできます。
その方法とは以下の②つの方法です。
①純正の水温センサー
①つ目は純正の水温センサーからとる方法ですね。
社外の水温センサーと同じ1/8PTなので、
純正の水温センサーと差し替えるだけで
簡単に取りつけることができます。
ただし、この位置から取り付ける場合は
純正の水温計は動かなくなります…
この方法は社外の水温計だけ見たい方
にはオススメです。
②エアコン用の水温センサー
2つ目はエアコン用の水温センサーからとる方法ですね。
社外の水温センサーと同じ1/8PTなので、
エアコンの水温センサーと差し替えるだけで
簡単に取りつけることができます。
この場合、エアコンが付いてると
差し替える事ができないので、
この取り付けはエアコンレスの方がオススメです。
純正位置からの取り付けなら誤差はほとんどない
何故この位置がオススメなのか?
それは、この2つのセンサー位置がほとんど
誤差なく水温を表示する事ができるからです。
水温計は本来、エンジンで熱せられた冷却水の
温度を計るためのものなので、
極力誤差が少ない場所からとらないと
意味がありません。
そのため、サーモスタットから近い
2つの純正位置がオススメとなります。
また純正位置からとる事で、
交換するために
冷却水(クーラント)を抜く必要がないので、
エア抜きをする手間が省けます。
実際の取り付け方法
次に実際に水温計の取り付け方法に移りますが、
まず取り付けに必要な物からご紹介します。
取り付けに必要な物
1.水温計
今回はデポレーシングの水温計
を取り付けますが、
自分で取り付ける際には自分に合った
メーターを選びましょう。
どのメーターがいいか迷っている方は、【おすすめの水温計5選!車好き初心者が絶対に失敗なく選ぶならこれ!】を参考にしてみてください!
2.シールテープ
センサーに巻き付ける事で漏れ止め
の効果があります。
3.その他道具
用途に合わせてメガネレンチ・六角レンチ
ギボシ(オスメス)・電工ペンチ。
ショート防止用のヒューズなどを用意しましょう。
交換方法
取り付け①シールテープを巻く
準備ができたら取り付け方法に移ります。
まずはセンサーにシールテープを
巻いていきます。
シールテープは、先端ではなく
ねじ山の部分に巻きます。
巻きすぎると厚みが増してしまうので
適度に巻くようにしましょう。
取り付け②純正のセンサーと差し替える
シールテープをまくことができたら、
差し替え作業に入ります。
今回はエアコン用の水温センサーと差し替えるので取り外すのは赤〇の部分になります。
メガネレンチなどを使い反時計回りに
回すことで外すことができます。
外すと冷却水が漏れてくるので、取り付ける水温センサーを手元に置きながら差し替える事をオススメします。
取り付け③差し替えたセンサーを締め付ける
差し替えが終わると以下の赤〇のようになります。
締めつけが緩いと冷却水が漏れるので、
なめない程度に締め付けましょう。
取り付け③電源配線を繋げる
センサーを取り付ける事ができたら、
車内に配線をもっていきメーターに繋げます。
メーターに取り付ける事ができたら
メーターの電源配線も一緒に取り付けます。
電源配線はそれぞれ赤、白、オレンジ、黒があります。
・赤はバッテリーのプラスまたは常時電源。
・白はACC/イグニッション電源。
・オレンジはイルミ電源。
・黒は車体のアース(バッテリーのマイナス)につなげます。
配線用の電源は、今回はオーディオ裏からとります。
また、電源については別記事でまとめているので、
合わせて読んでみてください
取り付け④エンジンを始動させ作動確認
全ての取り付けが終わったら
作動確認に入りますが、
その前に抜けた分のクーラントを補充ししましょう。
補充が終わったら、エンジンを作動させ
漏れの確認とメーターの作動確認をしましょう。
1.センサーの電源の確認
電源が入るか点滅しないかの確認をします。
もしエンジン始動時に点滅する場合は、
センサー本体の故障かセンサーの接触不良です。
電源が入らない場合には、配線の取り回しが
間違っている可能性があります。
2.水温の確認
2つ目は水温の針の動きと温度の確認です。
温度の上昇とともに針が動けば正常です。
針が85~90℃の間を指せば平常です。
常時100℃以上行く場合には、異常がみられるため危険です。
異常がなければ取り付けは
これで完了になります。
記事のまとめ
以上が純正位置からセンサーをとる方法についてでした。
水温計の取り付けには、
・純正のセンサーと差し替える方法
2通りがあります。
今回ご紹介したのは純正のセンサーと
差し替える方法ですね。
この方法はエアコンレスの方や
純正の水温計が作動しなくても
いい方にはオススメの方法です。
もしこの方法で自分で取り付けたい方は、
手順通りに実践してみてください!
それでは良きカーライフをお過ごしください。
最後までご高覧いただきありがとうございました。