車のドライブシャフトの役割や交換しない危険性。交換時期について

ドライブシャフト
この記事は約3分で読めます。

この記事では、

✅ドライブシャフトの役割
✅交換しない危険性
✅安全に走行するためにできること

それぞれ順を追って解説していきます。

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ドライブシャフトは動力を伝達するパーツ

まずドライブシャフトは、トランスミッションやディファレンシャルへ伝わった動力をタイヤへ伝達する役割を持ったパーツ。

このドライブシャフトは走行中常に回転していて、路面の状況に合わせて上下左右に動きながら駆動力をタイヤに伝達しています。

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交換しないとどうなる?

続いて交換しないとどうなるのかについて。

主に

・異音の発生
・ドライブシャフトが折れる

などの症状が起きます。

異音が発生する

まずは異音の発生です。

異音は駆動輪に負荷のかかる運転を続けたことによるボールベアリングの破損。もしくはブーツが破れることが原因です。

ボールベアリングとは
ボールベアリングは、回転軸を摩擦の少ないボールの回転でスムーズにして運動エネルギーを効率よく各所に伝える部品。 この機構によって機械の省エネ化や長寿命化・故障の軽減に貢献できます。
ブーツとは
ブーツはドライブシャフトを覆っているパーツ。ブーツは水や砂などの異物から守る役割をしています。

本来であれば回転の動きによってすり減らないように、ブーツの中にグリスが入っています。

ですが、劣化によってブーツが破れるとグリスが外へと流出。 流出するとジョイント部分の金属が擦れて異音が鳴るようになるという訳です。

放置するとドライブシャフトが折れる危険も

また、放置することでドライブシャフト
自体が折れる原因にもなります。

理由としては、常に上下に動くことで
高負荷がかかり少しづつ劣化していくため。

ドライブシャフトがいくら頑丈でも、少なからずダメージは蓄積されるのでその結果と言えます。

そのため、後回しにして放置する
ことは危険なのでやめましょう。

安全に乗るためには?

最後は安全に乗るためにできる内容です。

交換時期でドライブシャフトを交換する

安全に乗るためには交換時期でドライブシャ
フトを交換することが大切となります。

その交換時期が15〜20万kmほど。

他のパーツに比べれば比較的距離が
長めの設定となっています。

ただし、乗り方により早まる場合も

ただ必ずしもこの距離で交換とは言いきれず、乗り方により早まる場合もあります。

というのも乗り方は人それぞれで代わり、普段の足として使う分にはそこまで負荷はかかりませんが…

サーキット走行など足回りに負荷をかける走行を繰り返す場合には、負担が大きくなる為に長く使い続けることができません。

そのため、乗り方によっては15万kmより前に交換をすることが最適となります。

目安としては

・一般的には15〜20万km
・負荷をかける場合には10万kmほど

を目安として交換するといいでしょう。

ドライブシャフトは車に必要不可欠!できる限り早めの交換を

以上、ドライブシャフトについて解説しました。

今回の記事のおさらいです。

ドライブシャフトとは?
動力を伝達するパーツ
交換しないとどうなる?
・異音が発生する
・ドライブシャフトが折れる
安全に乗るためには
・交換時期で交換する
・乗り方によって交換する

記事でもわかるようにドライブシャフトはトランスミッションやディファレンシャルへ伝わった動力をタイヤへ伝達する役割を持ったパーツ。

このドライブシャフトは走行中常に回転していて、路面の状況に合わせて上下左右に動きながら駆動力をタイヤに伝達しています。

ただ、交換しないことで異音の発生やドライブシャフトが折れる原因にも繋がるので、

目安として15〜20万kmまたは乗り方によっては10万km前後を目処に交換を心がけましょう。

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