【実際どうなの?】車のATF・CVTの違いとそれぞれの交互性

ATF(オートマフルード)
この記事は約3分で読めます。

車に乗っている方で、ATF・CVTFという
言葉を聞いたことはありませんか?

ATFはオートマ車専用のオイル。CVTFはCVT車専用のオイル。

ATF・CVTFの詳細
ATFとは?気になる役割や交換時期。交換しない危険性を解説
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CVTFとは?気になる役割や交換時期。交換しない危険性について
この記事でCVは、CVTFとは何なのか?についてまとめています。CVTFについて知りたい。役割や交換時期が知りたい。交換しなかったらどうなるか知りたいこんな方は参考にしてみてください。

どちらも車にとって必要不可欠ともなるオイルですが…

ここでふと気になるのは2つのオイルって何が違うの?と言う事。興味のない方からすれば見た目も色もパっと見では似ているので同じように思う方も少なくないでしょう。

ですが、ATF・CVTFは似ているようで実際には異なる事があります。

今回はそんな問題について解説していきます。

内容としては

✅ATF・CVTFの違い
✅2つの交互性について
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ATF・CVTFの違いについて

まず結論として、ATF・CVTFの違いについては使用目的(用途)の違いがあります。

というのも、

ATF
ATFは動力の伝達・シフト制御・部品の潤滑・ATの冷却/洗浄などが主な役割。
CVTF
2種類の滑車とベルトを利用した自動変速機の滑車の溝幅を油圧動作で調整。つまりはプーリーやベルト内部を潤滑させる役割がCVTFの目的です。

簡単にまとめると

・ATFは伝達や制御、潤滑、冷却といった複数の効果を持つ。
・CVTFは内部を潤滑させて変速機の幅を油圧動作で調整させる。

と言う事で効果自体が違う事がわかります。

ATF・CVTの交互性について

続いてATF・CVTの交互性について。

先にも言ったようにATF・CVTの
交互性はありません。

ATF・CVTに使われるオイルは似ているように思えますが…

中の性質が異なるので、互換性はなく合わせて使う事はできません。

仮に入れてしまった場合は本来の役目を
果たすことが出来なくなります。

例えばAT車にCVTオイルを入れると、伝達や制御、潤滑、冷却といった複数の効果を得られない。CVT車にATFを入れると内部を潤滑させて変速機の幅を油圧動作で調整することが出来なくなります。

そのためATF・CVTFどちらをとっても交互性はない。混ぜて使う事も出来ないと言う事を覚えておきましょう。

結論:ATF・CVTFに交互性はない

以上、ATF・CVTの違いとそれぞれの交互性について解説しました。

今回の記事のおさらいです。

ATF・CVTFの違いについて
使用目的(用途)の違い
ATF・CVTの交互性について
交互性はない

記事でもわかるように、2つの違いは使用目的(用途)の違いです。

ATFは動力の伝達・シフト制御・部品の潤滑・ATの冷却/洗浄などが主な役割に対して、内部を潤滑させて変速機の幅を油圧動作で調整させることが目的。

もちろん使用目的(用途)が違うと言う事で交互性もないので、もしこれから交換を前提とした場合には間違って入れない。もしくは混ぜて使わないように注意しましょう。

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