ギボシ端子ダブル×接続コネクター3328の繋げ方
それではさっそくギボシ端子ダブル×接続コネクター3328の繋げ方を見ていきましょう。
流れとしては
接続コネクター3328と配線を繋げよう
ギボシ端子ダブルと配線を繋げよう
ギボシ端子ダブルと接続コネクター3328の片側を繋げよう
2つのパーツを繋げて出来上がり
必要なものを準備しよう
まず初めに必要なものを揃える
ことから始めましょう。
必要なものは以下の通り
接続コネクター3328 | 細線や太線を繋げるのに役立つパーツ。対応サイズは細線0.2~0.3sq。太線0.5sq。 |
ギボシ端子ダブル1セット | ギボシ端子ダブルはメス側が二又になっているのが特徴で、電源分岐に役立つパーツ。対応サイズは0.5~2sq。 |
配線コード(0.2sq) | 配線コード(0.2sq)は細線サイズの配線。 |
配線コード(0.5sq) | 配線コード(0.5sq)は太線サイズの配線。 |
電工ペンチ | 電工ペンチは端子のかしめに役立つ専用工具。 |
ペンチ | ペンチは接続コネクターを固定するために必要な工具。 |
接続コネクター3328と配線を繋げる
ここでは接続コネクターと配線を繋げていきますが、使う場合は必ず3328を使いましょう。
接続コネクターには
・3330
・3331
3種類があるわけですが…
3つの中で唯一3328だけが細線にも対応した配線です。
やりかたは銅線を剥かない状態の配線をコネクターに差し込む。差し込んだ状態でペンチで挟んで固定する流れです。
今回必要なコネクターは全部で4つ使いますが…
2つで1セットになっているので
※太線側の方は後で後でギボシ端子ダブルと繋げるのでここでは何もしなくて大丈夫です。
ちなみに、接続コネクター3328と配線を繋げる詳しいやり方は以下でまとめているので参考にしてみてください。
この記事の詳細はこちら
ギボシ端子ダブルと配線を繋げよう
ここではギボシ端子ダブルと配線を繋げます。
2つの作業は別売りの電工ペンチを使い
かしめという作業により繋げていきます。
↓流れはこんな感じ。
作るのはメス×1とオス×2個。
詳しい作業のやり方については以下でまとめているので、分からない方は参考にしてみてください。
この記事の詳細はこちら
ギボシ端子ダブルと接続コネクター3328の片側を繋げよう
それぞれを配線とつなげることが出来たら、先程保留にしていたギボシ端子ダブルの太線側と接続コネクター3328を繋げていきましょう。
やり方はとっても簡単で、細線を繋げた時と
おなじ容量で太線に接続するだけ。
2つのパーツを繋げて出来上がり
あとは2つのパーツを合体させれば出来上がりです。
・ギボシ端子ダブルは0.5〜2sq
2つを組み合わせることで0.2〜2sqの間で
あれば電装品を繋げることができるようになります。
しかも一般的なギボシ端子と比べてダブルの方は2箇所分電源確保ができるので、複数取りたい方におすすめの手法です。
2つを組み合わせればこんな事が!
このように手順通りに作業する事で接続コネクター
3328とギボシ端子ダブルを繋げる事ができます。
2つをうまく組み合わせる事ができれば
・ヒューズ電源と組み合わせれば電源確保がより簡単に
ができます。
細線と太線を繋げる事ができる
まず細線と太線を繋げる事ができる。
一般的に細線は細線。太線は太線と
いうように配線に合わせて繋ぐのが一般的。
配線には基本的に電気の許容量が決まっていて、
太さによって耐えられる量が変わります。
そのため、仮に無理やり繋げようものなら
配線が燃える危険もありますが…
その他にも今回のギボシ端子ダブルなどのパーツでは、対応が0.5sq~なので細線につなげる事ができません。仮に繋げても接触不良や配線が抜ける場合も…
ですが、今回の方法を実践する事で細線と太線を繋げて使う事ができます。
ヒューズ電源と組み合わせれば電源確保がより簡単に
もう一つはヒューズ電源と組み合わせて電源確保に役立てる事。
今回の方法は電源分岐として役立てられますが、
加えて電源を自分で探して繋げる必要があります。
慣れればそこまでではありませんが、正直電源を見つけた上で配線を加工して繋げるのって面倒ですよね?
そこで【ヒューズ電源】の出番です。
ヒューズ電源はヒューズと差し替えて電源確保が簡単に出来るので、組み合わせて使う事でカスタムに役立てられます。
正しい手順を理解して作業に役立てよう!
以上、ギボシ端子ダブル×接続コネクター3328を使った細線⇒太線に変換する手順をご紹介しました。
今回の記事のおさらいです。
今回の方法を実践出来れば、細線から太線に変換して使うことができます。
通常のギボシ端子とは違い、ギボシ端子ダブルは複数分岐ができるパーツなので接続コネクター(3328)と上手く組み合わせて作業に役立ててみましょう。