・ルームランプの交換方法が知りたいんだけど。
・どうやって交換すればいいんだろ。
・手順があるなら今後のために知っておきたいな。
このような悩みを抱いたことはありませんか?
特に現在同じような問題で苦しんでいる方。
『なら車屋さんにお任せすればいいのでは?』と思う方もいますが…
依頼するとバルブ費用に加えて工賃や時間も制限されるので、自分の都合に合わせたい人には向きません。
かといっていざ作業をしようと車に向かっても、どれから手を付ければいいのかわからない事ってありますよね。
手順を先に知る事は余計な作業を省いて
問題を早急に解決させるため大切な事。
自分では『これだ!』と思っていても、間違った考えのままでは余計なパーツまで取り外して無駄な時間が過ぎるだけです。
実を言うと過去の私も同じ悩みを
抱えていたことがありました。
初心者の頃、ネットなどで検索してもよくわからず手さぐりに作業をして時間ばかりが無駄になっていた時期もあります。
ですが実際に、一から作業を教わりながらしていく中で正しいやり方を学び解決への運びとなりました。
今回はその経験を活かして
交換のやり方や交換後にやる事なども
含めて一緒に解説していきます。
記事を読むことで知識を得る事はもちろんですが、これから先のトラブル解決を自分でできるのようになるで参考にしてみてください。
ルームランプ交換前に注意する事
まず、交換前に注意すべき点について紹介します。
注意点についてだけど、失敗のリスクを減らすためには知っておいた方がいいね。
どんなことがあるの?
・ルームランプの色問題
・ショートの危険性
2つの事だね。
ルームランプの色問題
まず1つ目はルームランプの色問題です。
基本的にルームランプ事態には検査の
指定はありませんが、
検査官次第では指摘される可能性があります。
車検項目にはないのに指摘されるの?
検査官次第なんだけどね…一応色の決まりがあるんだよね。
基本は3つ。
・橙色でない事
・赤色でない事
ショートの危険性
2つ目はショートの危険性です。
ルームランプにも電気が流れているので、
使い方によってはショートする場合もあります。
特にプラスとマイナスの距離が近いので、工具とルームランプの端子が触れてショートなど。
ショートしたくない場合はどうすればいいの?
絶縁工具とか、電気を通さない工具を使うと最適だね。
たとえば、今回の交換で使用する【エーモン 電球→LED交換工具セット(2841)】と呼ばれるもの。
材質が樹脂となっているので、電気を通さず
初心者でも扱いやすい物です。
ショートの心配もないので交換も簡単です。
このように交換に合った工具を使用する事で
ショートの危険性を防ぐことができます。
ルームランプの交換方法(手順)
準備が出来たら実際の交換方法を見ていきましょう。
交換にあたって以下手順
②工具で電球を外す
③交換用の電球を取り付ける
④点灯確認をする
なお、参考としておすすめのパーツや電球が知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
①ルームランプのカバーを外す
まず初めにルームランプの
カバーを外していきましょう。
ルームランプのカバーは、レンズリムーバーと
呼ばれるストレートの工具を使用します。
1か所へこみ部分があるので、レンズリムーバーの先端を差し込み取り外しましょう。
②工具(バルブクリップ)で電球を外す
カバーを外せたら真ん中にバルブが
出てくるので、
バルブクリップを使って引き抜くように
電球を取り外しましょう。
バルブクリップは赤〇の部分を使用します!
③交換用の電球を取り付ける
取り外した後は画像のように
電球を差し込みましょう。
差し込む場合は、取り外す工程とは逆の手順で
押し込むように取り付けましょう。
④点灯確認をする
最後にカバーを戻して点灯確認をしましょう。
ON・DOOR・OFFというように順にスイッチをずらし、接触不良やゴースト点灯をしないかどうか確認しましょう。
確認後に問題がなければこれで交換は完了。
交換後に確認する事。もし点灯しない場合の対処方法
最後に確認する内容です。
交換自体はこれにて終了となりますが、安全のために確認を込めて点検をしてみましょう。
バルブの点灯確認
まずはバルブの点灯確認。
ルームランプは
・ROOM
・OFF
3種類があるのでそれぞれ確認してみましょう。
交換後の点灯確認は大事なことで、
昼間や夜間時に大きく影響を与えます!
たとえば昼間に交換をしてそのまま点灯確認をしなかった場合…
仮に夜間に使う用事ができたとしても、
不備があっても認識できません。
そうなった場合は、原因の探求⇒原因不明で直すのに手間がかかると言った事になります。
また、球切れが原因だった場合に代用として
ショップに買いに行くこともできなくなります。
このように何かしら不備が起こる可能性もあるので、必ずバルブの点灯確認はしておきましょう。
もし点灯しない場合の対処方法
ちなみに交換したのに点灯しない場合はバルブの球切れがほとんどです。
バルブの球切れについては中古のバルブを
購入した場合によくある事です。
バルブは使い続ければいずれは使えなくなるもの。
中古品に関しては誰がどのくらいの期間使った
ものなのかわからず、寿命もまちまちです。
そこにたまたま購入したバルブがちょうど
寿命が来て球切れを起こすという訳です!
また、ごくまれに安すぎるバルブを購入して点灯しない場合もあります。
なので、出来る限りメーカー品や値段に見合ったものを選ぶと失敗のリスクは減らせます。
記事のまとめ
以上、ルームランプの交換方法を紹介しました。
今回の記事のおさらいです。
ショートの危険性
②工具(バルブクリップ)で電球を外す
③交換用の電球を取り付ける
④点灯確認をする
記事でもわかる通り、手順通りに作業が
できれば簡単2分ほどで完了できます。
一見するとどう交換すればいいのかわからず、
初心者の方にとっては難しいかもしれません。
ですが、今回のように正しい知識をつける事で、
読んだその日からでも実践が可能です。
初心者でも簡単にできるので、これから交換を
検討している方はぜひ参考にしてみてください。