車の電球に電気が流れているかを調べる方法が知りたいんだけど。どうやって調べればいいの?自分でも使えるようになりたいから手順を教えて欲しい。
このような悩みはありませんか?
一般的に電球は車の灯火類に使われるもの。使うことで条件に合わせて点灯や消灯をします。
ただふとした時に点灯しないことがあり、原因を調べるために検電テスターがおすすめとなる訳ですが…
正直『使い方が分からなくて電気の流れが調べられない。』こういった方もなかにはいるでしょう。
実際過去に私も同じように悩んだ経験があります。
ただ、実際に調べていく中でそのやり方を学ぶことが出来ました。
やり方自体そこまで難しくは無いので、
初心者から始める方でもおすすめです。
記事では分かりやすくまとめているので、これから先自分で色々やってみたい方は参考にしてみてください。
車の電球に電気が流れているかを調べる方法と分かる内容
まず、車の電球に電気が流れているかを
調べる方法について。
電気の流れを調べる方法
方法としては検電テスターを用いた方法が一般的です。
この方法なら用意するものは検電テスターのみで事足ります。
調べてわかること
調べて分かることは球切れかどうかです。
電気の流れがわかるということは、電球に電気が行っているのかも確認できます。
その際に原因の解明にも役立ちます。
たとえばヘッドランプを例にすると。
・ヒューズも切れていない。
=原因はヘッドランプの球切れと断定ができます。
逆に電気が来ていない場合は、配線が途中で断線していると言う事もわかります。
このように、テスター1つがあれば
簡単に調べることができます。
実際にテスターを使って電気の流れを調べてみよう!
続いて、実際に電気の流れを調べてみましょう。
手順としては
・検電テスターを当てて電気を確認
調べたい電球の電源を入れる
まず調べたい電球の電源を入れましょう。
電球の電源については
・ポジションランプ= スモールスイッチを1回
・テールランプ= スモールスイッチを1回回す
・バックランプ=リバースギアに入れる
・ウインカー=レバーを左右どちらかに合わせる
このように調べたい電球で変わります。
今回はヘッドランプなので、鍵をACCの位置に合わせる。スモールスイッチを2回回すことで電源が入ります。
検電テスターを当てて電気を確認
電源まで入れることが出来たら、検電テスターを当てて電気を確認してみましょう。
調べる箇所がヘッドランプなので、途中の
カプラー部分にテスターを当てましょう。
電気はプラスもしくはマイナスの2本が
基本なので、プラス配線に当てれば反応します。
検電テスターが反応しない場合は、電気が
来ていないことを意味します。
なお、テスターの使い方がわからない場合は【【正しく使えばショートしない】検電テスターの安全な使い方と注意点】を参考にしてみてください。
電気の流れが分かればこんなことも!
また、電気の流れが分かれば
以下のことも出来ます。
特定の条件以外で電気の流れを確認。
特定の条件以外で電気の流れを確認出来た場合は、別の電源と繋がっている危険性があります。
例えばヘッドライトを例にすると。
本来であればスモールスイッチをON(2回回す)にしないと電気が流れないわけですが…
常時電源が流れることでスイッチに関係なく
電気が流れることになります。
常時電源=エンジンオフでも流れるので、
バッテリー上がりの原因の元になります。
このように電気の流れを調べられるようになると、原因の特定に役立出ることができます。
使い方も簡単なのでぜひ作業に役立ててみましょう。
正しい手順を理解してこれからの作業に役立てよう!
以上、車の電球に電気が流れているかを
調べる方法を解説しました。
今回の記事のおさらいです。
・配線の断線状況
検電テスターを当てて電気を確認
電気の流れを調べる方法=手順がわからず、初心者の方にとっては難しいかもしれません。
ですが、今回のように正しい方法と手順を知ることで、これからの作業に役立つ知識が身につきます。
内容は決して難しくないので、この機会にぜひ覚えてみましょう。
他にも検電テスターを活用したい人向け
ここからは、車の電球に電気が流れているかを
調べる方法以外で活用したい人向けです。
検電テスターは、基本的に
・マイナスの電気を見る
・電気の流れを見る
3つの事をできます。
と言う事は、電気が流れているかを調べる以外にもどこにどの電気があるのかも調べられるわけです。
たとえば、プラスなら常時・ACC・イルミ・IG。
マイナスならアースを取る際に調べる事ができます。
使い方次第で便利なパーツなので、自分の作業に合わせて活用するといいでしょう。
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