フォグランプ・バックフォグの違いについて知りたいんだけど。どんな違いがあるの?それぞれの活用法は?
以上のような疑問にお応えします。
✅どっちがおすすめか知りたい
✅それぞれの活用法が知りたい
この記事では、車に乗る上で知っておきたい。フォグランプ・バックフォグの違いについてご紹介します。
フォグランプ・バックフォグは何が違うのかを事前に知っておけば、知識として覚えておく事も出来ますし、場面によって正しく使い分ける事ができるようになります。
また、記事の後半ではそれぞれの活用法についても解説しているので参考にしてみてください。
まず、フォグランプ・バックフォグについて知りたい方は以下を先に読んでおくとおすすめです。
フォグランプ・バックフォグの違い
まず初めにフォグランプ・バックフォグの違いについて。
点灯の色
1つ目は点灯の色です。
点灯する際の色に違いがあるので覚えておきましょう。
・バックフォグは赤色。
実際に以下、道交法により記載があります。
第121条 前部霧灯の灯光の色、明るさ等に関し、保安基準第33条第2項の告示で定める基
準は、次の各号に掲げる基準とする。二 前部霧灯は、白色又は淡黄色であり、その全てが同一であること。
白や黄色なら車検に通るという意味ですね。
後部霧灯の灯光の色、明るさ等に関し、保安基準第37条の2第2項の告示で定め
る基準は、次の各号に掲げる基準とする。この場合において、後部霧灯の照明部の取扱
いは、別添94「灯火等の照明部、個数、取付位置等の測定方法(第2章第2節及び同章第
3節関係)」によるものとする。二 後部霧灯の灯光の色は、赤色であること。
点灯する方向
2つ目は点灯する方向です。どの向きを
照らすのかの違いですね。
・バックフォグは後方
フォグランプは前部霧灯とも呼ばれ、前方を
照らす事を目的としたものです。
バックフォグは後部霧灯とも呼ばれ、後方を
照らす事を目的としたものです。
フォグランプという面では同じですが、点灯する方向に違いがあるので覚えておきましょう。
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使うならどっちがおすすめ?
続いて、実践で使うならどちらが
おすすめなのかについて。
一般的にはフォグランプ
まず一般的にはフォグランプがおすすめです。
どうしてフォグランプなの?
悪天候時の補助灯として使えるからだね。
特に霧の場合。
ヘッドライトだけでも走行出来ない
ことは無いですが…
ヘッドライトの色は白なので、霧が出た時に照らしても色が被りやすくなります。
霧と色が被る=視界不良により走行に
支障をきたす。
何も無ければ問題はありませんが、対向車がいた場合に事故に繋がる危険も出てきます。
そこでフォグランプ(前部霧灯)の出番です。
ヘッドライトを白。フォグランプを黄色にしておけば、たとえ霧で視界が悪くなっても前方を照らすことができます。
ただし、条件によっては両方もあり
ただし、条件によっては両方点灯
させるのもありですね。
たとえば、猛吹雪などで前後の視界不良で
見通しが悪い場合。
フォグランプは霧以外に雪道でも見やすく
照らすことが出来ます。
バックフォグは赤色で尚且つ後部に取り付けられたものなので、目立つ色によって前方に車が居ることを知らせることが出来ます。
このように、条件が揃えば両方つけて効果を発揮することもあるので覚えておきましょう。
それぞれの活用法について
最後はそれぞれの活用法についてご紹介します。
と言っても上記で説明したのと同じような内容なので参考として覚えておきましょう。
フォグランプは前方を照らす際におすすめ
まずフォグランプ。
フォグは悪天候時
・雨による視界不良
・霧による視界不良
などの際に前方を照らす事で、視界不良を改善して安全な走行を可能としています。
なので、フォグランプは条件下の前方を
照らす際におすすめとなります。
バックフォグは悪天候時に後続車に存在を知らせる際におすすめ
バックフォグも悪天候時に使うのにおすすめですが、照らすと言うよりも後続車に存在を知らせる目的で使うのが最適です。
特に
・猛吹雪
2つのパターンでは前方が見にくくなるので、
バックフォグを点灯させる事で気づきやすくなります。
とはいえどちらを選ぶかは人それぞれなので、自分に合った方で役立てるといいでしょう。
2つの違いを理解して上手く活用してみよう!
以上、フォグランプ・バックフォグの違いとそれぞれの活用法をご紹介しました。
今回の記事のおさらいです。
・点灯の色
・ただし、条件下によっては両方もあり
・バックフォグは悪天候時に後続車に存在を知らせる際におすすめ
記事でもわかる通りどちらも悪天候時に
役だつものです。
照らす方向や色に違いがありますが、使い方次第で
・後続車に存在を知らせる
いずれかの効果が得られるので、上手く使い分けてこれからの悪天候時の走行をより安全にしましょう。