以上のような、油圧計の詳細についての質問にお答えします。
まずこの記事を書いた自分は
✅油圧計を取り付けてわかる事が知りたい
✅油温計との違いが知りたい
✅油圧計の数値の見方が知りたい
この記事では、油圧計を使う上で知っておきたい。車に取り付けてわかる事と針(数値)の読み方について解説していきます。
油圧計の性能を事前に理解できれば、知識を深める事にもつながりますし、実際に使った時に数値を元にエンジンの状態(コンディション)を把握する事ができます!
また、記事の途中では油温計との違いも交えて解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
ちなみに、今回の内容は以下の順で読むとおすすめです。
油圧計を取り付けてわかる事は2つ!
まず油圧計は、エンジン回転時に内部を潤滑する潤滑油。
つまりオイルの圧力を測定する機器です。
簡単に言えばオイルがちゃんと潤滑
しているのかを見ます。
そのため、油圧計を取り付ける事で
・オイル交換の目安
2つをみる事が出来ます。
オイルの圧力を見る事ができる
1つ目としてオイルの圧力を見る事ができます。
針の動きによってどのくらいの
圧が掛かっているのか。
圧のかかり具合によって、
車の今の状態を知る事が出来ます。
状態がわかるようになれば、
エンジンの焼き付き防止になります。
オイル交換や補充の目安にもなる
2つ目としてオイル交換や補充の目安にもなります。
本当にそんなことわかるの?
わかるよ!油圧計の針の動きをよく確認すればすぐだよ。
油圧計の特徴は圧力を見れること。
つまり、オイルの劣化で性能低下や
オイルが漏れて減ってしまうと、
連動して針も動きます。
・状態が悪い=圧力が下がる
となるので、これに当てはめると…
漏れや性能低下では圧力が
下がることになります。
一見、圧力が見れるだけでしょ?と思われがちな油圧計ですが、見るだけでなく予測もできるので便利な機器ですよ!
油温計とよく同じに勘違いされがちだが実は感知しているものは異なる
ちなみに油圧計はよく油温計と同じように間違われがちだけど、それぞれ感知している物が異なるから注意が必要だね。
油温計はオイル温度を感知
油温計はエンジン内部のオイル温度を
感知しているメーターです。
オイル温度の上下をリアルタイムで確認する事で、
現在の温度を確認できます。
油温計の効果としては、事前に温度を知り
オーバーヒートを防ぐ事ができます。
オーバーヒートは水温のイメージがあるかもしれませんが、実は油温の上昇でもなる症状ですね。
ちなみに、オーバーヒートについては今回詳しく触れないので、
詳細は【知らないと本当に危険!エンジン内部で起こるオーバーヒートの原因(3つ)と対策】を参考にしてみてください。
油圧計はオイル圧力を感知
そして油圧計は、上記でも言ったように
オイル圧力を見れることです。
オイル圧力を見れることで圧力の上下が確認できる。
結果としてオイルの状態がわかり
交換の目安とできます。
2つともオイルを見ているのは変わりないですが、温度を見るか圧力を見るかの違いですね。
油圧計の針(数値)の読み方
ここまでは理解できましたよね?
それでは最後に油圧計の見方を確認してみましょう!
と言っても、特に難しく考える事はありません。
・暖気後または走行時
この2つで温度を見るだけです。
冷間時(アイドリング時)
冷間時はオイルがまだ暖まっていない状態です。
温まっていない状態なので、温度が低く
なっていれば正常です。
この時、圧力が0~2.5㎏の間を
針が差せば正常ですね!
暖気後又は走行時
暖気後はアイドリングで2.5~3.0㎏。
走行時は5.0㎏を下回る事がなければ
正常な数値と言えます。
中にはアイドリングで1.3㎏程で正常という車もありますが、基本的には上記の数値の範囲が正常になります。
もし暖気後や走行時でも数値が上がらない場合には、メーターの不良もしくはオイル粘度の劣化が原因の可能性があるので注意しましょう。
記事のまとめ
以上、油圧計を車に取り付けてわかる事と針(数値)の読み方を紹介しました。
今回の記事のおさらいです。
オイル交換や補充の目安にもなる
油圧計はオイル圧力を感知
暖気後又は走行時は2.5~3.0㎏
今回の記事を読むとわかる通り、油圧計を取り付ける事で
オイル交換の目安
2つの事がわかります。
特にオイル圧力は、エンジンの焼き付きを防ぐ目安として最適なので、車に長く乗りたい方は取り付けて状態を確認してみてください!