ポジションランプをLEDに交換をしたいのにやり方がよく分からない。
このような悩みはありませんか?
特に慣れていない初心者にありがちなことで、この記事を見てる方の中にも現在同じく悩んでいる方もいるでしょう。
『なら車屋さんにお任せすればいいのでは?』と思う方もいますが…
お店に依頼しようにも費用や工賃がかかる為、費用を抑えたい方にはあまりおすすめとは言えません。
『ならどうすればいいのか』と思った時に、おすすめするのが正しいやり方を覚えて自分で交換すること。
やり方自体もハロゲン(白熱球)の交換同様難しくはないので、5分程度あれば初心者でも交換はできます。
特に費用や工賃を抑えたい方にはおすすめなので、もしこれから先自分で交換が出来るようになりたい。こんな方は記事を参考に覚えてみて下さい。
ポジションランプ交換前に
そのまま交換に入ってもいいですが、事前に知っておいてほしい事があるのでいくつか確認しておきましょう。
内容としては
・交換するバルブはできる限り白がおすすめ
交換するバルブの形状を確認しておこう
1つ目は交換するバルブの形状を確認する事。
ルームランプのLED化と一言にいっても、形状がいくつかあるため適当に選ぶと取り付けが出来なくなります。
たとえば取り付けるルームランプの形状が
T10×31なのにT10を買ってしまった。
この場合、差込口が異なるので
取り付ける事が出来ません。
その逆も同じでT10にT10×31も取り付けができないので、事前に交換するバルブの形状を確認しておく必要があります。
T10とT10×31の違いについては以下記事でまとめているので参考にしてみてください。
交換するバルブはできる限り白がおすすめ
2つ目は交換するバルブはできる限り白がおすすめな事。
ポジションランプには色の決まりがある為、車検に適合しないような色にする事はおすすめできません。
もし仮に適合しない色にしても、結局車検の
たびに戻すことになるので手間がかかるだけ。
最悪の場合は色が元で違反になる事もあります。
そのためLED化する場合はできる限り白をおすすめします。
ポジションランプをLEDに交換するやり方
ポジションランプ取り付けのやりかたについて見ていきましょう。
今回はインプレッサ(GDB-F/G型)を元にT10バルブの交換をしますが、車種によってはバルブの形状が変る場合もあります。
なので、実際に交換する場合は形状に注意して交換しましょう!
ポジションランプの位置を探す
レバーを引いてボンネットのロックを解除する
ボンネットを開けて固定する
レンズからバルブを外す
ソケットからバルブを外す
交換用のLEDバルブと取り換える
逆の手順で組み付けて装着
装着後は点灯確認をして完了
必要なものを揃える
まず初めはポジションランプの交換に必要なものです。
今回は特に取り外しに必要な工具はないので、
交換用のバルブのみあれば大丈夫です。
使うバルブは以下のSUPAREE製のもの。
お得な10個セットになっているので
・ルームランプ
・ナンバー灯
など用途は様々です。
今回はSUPAREE製のバルブとなりましたが、他にもおすすめのバルブをまとめているので参考にしてください。
ポジションランプの位置を探す
準備が出来たらポジションランプの位置を探します。
インプレッサ(GDB-F/G型)の場合はハイビームの上です。
左下がハイビーム。右下がロービーム(ヘッドランプ)になります。
他の車でも大抵が目視でもわかるので、
別の車でやる場合には同じように探してみましょう。
もしわからない場合は実際に点灯するのもおすすめ
レバーを引いてボンネットのロックを解除する
位置が把握出来たら、レバーを引いて
ボンネットのロックを解除しましょう。
レバーはだいたい足元周辺やダッシュボード付近にあるので、他の車種の場合は探してみましょう。
ボンネットを開けて固定する
ロックが解除出来たらボンネットを開けましょう。
ボンネットを開ける場合は半開き状態
から内側の爪をずらしてフックから離します。
解除後⇒車体側とボンネット側の仮止めをずらす⇒ボンネットを開けて固定するの順でやります。
レンズからバルブを外す
外すバルブが理解出来たらバルブを取り外していきます。
まずはレンズからソケット事引き抜く作業。引き抜く場合は反時計回りに回すだけです。
反時計回りに回すことでソケットがフリー
状態になるので、あとは手前に引っ張るだけです。
ソケットからバルブを外す
レンズから外せたらソケットからバルブを外しましょう。
ソケットからバルブを外す場合は手前に引き抜くだけ。
バルブの差込口がソケットの爪に固定されている
だけなので、引っ張るだけで簡単に抜けます。
手順で表すなら以下の通り。
②ソケットからバルブを引き抜く
交換用のバルブと取り換える
バルブを引き抜く事が出来たら、交換用の物と取り換えます。
今回は純正ハロゲンバルブ→ハロゲンバルブに交換となります。
形状はT10タイプ。車種によってはT16も
あるので交換する時は注意しましょう。
逆の手順で組み付けて装着。反対側も同じやり方でやれば完了
差込まで出来たら後は逆の手順で
組み付けるだけです。
バルブを車体にはめ込む⇒時計回りに回して固定。残りの反対側も同じように交換してみましょう。
作業はこれで終了となります。
お疲れ様でした。
・慣れていない人でも5分程度で終わります。
バルブの交換後に確認する事項
ここからはバルブの交換後に確認する事項です。
交換して終わりでもいいですが、後からトラブルが起きると手間が増えるのでついでにやっておきましょう。
バルブの点灯確認
上記でも説明しましたが、必ずバルブの点灯確認をしましょう。
交換後の点灯確認は大事なことで、
夜間の走行にも大きく影響を与えます!
たとえば昼間に交換をしてそのまま点灯確認をしなかった場合…
仮に夜間に使う用事ができたとしても、
不備があった場合に点灯する事がありません。
そうなった場合は、原因の探求⇒原因不明で直すのに手間がかかると言った事になります。
また、球切れが原因だった場合に代用として
ショップに買いに行くこともできなくなります。
もし点灯せずに放置すると無灯火違反で止められる危険性がある
もし点灯せずに放置すれば無灯火違反で止められる危険性があります。
名前の通り点灯しない事で違反になる内容。
ポジションランプは条件を満たした時に点灯させることが決められている以上、不点灯の場合は無灯火違反に該当します。
車両等は、夜間(日没時から日出時までの時間をいう。以下この条及び第63条の9第2項において同じ。)、道路にあるときは、政令で定めるところにより、前照灯、車幅灯、尾灯その他の灯火をつけなければならない。政令で定める場合においては、夜間以外の時間にあつても、同様とする。
【道路交通法第52条】
簡単に解説すると
夜間に走行をする場合は、前照灯・車幅灯・尾灯その他の灯火を点灯させましょうねという事。
※車幅灯=ポジションランプ
※尾灯=テールランプ
違反の詳細や罰則まで知りたい場合は以下記事を参考にしてみましょう。
とはいえ、正直あまり細かく確認のされようがないので、止められると言う事はほぼありません。
ですが、ふとした時に検問などでついでに確認される事もあるので必ず点灯するように治すことが大切です。
点灯しない場合は何が原因なの?
点灯しない場合によくあるのが、プラスとマイナスを逆の極性に取り付けている場合がほとんどです。
バルブには基本的にプラスとマイナスの
極性があり、正しくつなげる事で点灯しています。
逆の極性に取り付けている場合がほとんど
ですが、極性が逆になると本来伝わるはずの
電気が伝わらないので点灯しなくなってしまいます。
なので、その場合は極性を合わせて
あげると問題なく点灯が出来ます。
点灯しない場合はほとんどがバルブ
また、もう一つはバルブの球切れがあります。
バルブの球切れについては中古のバルブを
購入した場合によくある事です。
基本的にLEDは寿命が長いのでそうそう壊れる事はありません。
ですが、バルブは使い続ければいずれは使えなくなるもの。
中古品に関しては誰がどのくらいの期間使った
ものなのかわからず、寿命もまちまちです。
そこにたまたま購入したバルブがちょうど
寿命が来て球切れを起こすという訳です!
また、ごくまれに初期不良で点灯しない場合もあります。
なので、今回のように出来る限りメーカー品や値段に見合ったものを選ぶと失敗のリスクは減らせます。
記事のまとめ
以上、ポジションランプ取り付けのやり方をご紹介しました。
今回の記事のおさらいです。
ポジションランプの位置を探す
レバーを引いてボンネットのロックを解除する
ボンネットを開けて固定する
レンズからバルブを外す
ソケットからバルブを外す
交換用のLEDバルブと取り換える
逆の手順で組み付けて装着
装着後は点灯確認をして完了
点灯しない場合はほとんどがバルブ
初心者から始めるとどうしてもやり方が
わからないから作業が進まない。
こういった方が多いですが…
正しいやり方さえ理解しておけば
5分程度でLEDに交換ができるようになります。
実際慣れていない方でも手順通りにやれば簡単に出来るので、今回の記事を参考にぜひ自分でも挑戦してみましょう。
他にもポジションランプの知識を知っておきたい人向け
この記事以外にもポジションランプについて詳しく知っておきたい。そんな方は以下記事を参考にしてみてください。