
ラジエーターキャップ交換のやり方がいまいちわからないんだけど。自分でも作業できるようになるかな。
などと疑問に思っていませんか?
『これから交換をしよう!』と思っても、そもそものやり方が分からなくて頭を悩ませてしまうことって多いですよね。
結論、迷った際には以下のポイントを押さえておくことが大切です。
・ラジエーターキャップの位置を把握する
・交換のやり方を覚える
上記の条件を満たしていれば、だれでも失敗のリスクを防いで簡単に交換ができるようになります。
本記事では、そんなラジエーターキャップ交換のやり方や緊急時の開け方を実車を用いてまとめました。

ラジエーターキャップ交換=放置すれば経年劣化でオーバーヒートの原因にもなるので、安全性を保持する為にもこれからの参考にしてみてください。
✅ラジエーターキャップ交換のやり方
✅緊急時のキャップの開け方
※今回紹介した以外にもラジエーターキャップの知識をつけたい。こんな方向けに別記事で項目ごとにまとめているので参考にしてみてください。
⚠️交換前に知っておくことや注意すべきこと
それでは早速交換をと言いたいところですが…
失敗しないためにいくつか注意点や知るべき
事があるので先に紹介していきます。
交換に工具は必要ない
まず知っておくべき事について。
準備にあたって用意するものはラジエーターキャップだけで大丈夫です。
ラジエーターキャップは、ツメで留められて
いるだけなので専用の工具は特に必要ありません。
ただし、ラジエーターキャップは車にあったものを選ぶこと
とはいえ、ラジエーターキャップなら
どれでもいい訳ではありません。
車種によって数値が変わるので、
それに見合ったものが必要です。
例えば、今回インプレッサのラジエーター
キャップを交換となるので137kpaのもの。
品番は【45137FE002】です。
場合は適合表を参考にしましょう。
キャップ交換は冷えた状態で行う
交換するキャップについては、
冷えた状態で行う事が重要です。

どうして冷えた状態なの?

温まった状態で開けると冷却水が逆流してくるからだね。
イメージだと画像のような感じ↓↓↓
ラジエーターから噴水のように
熱湯(冷却水)が吹き出てきます。
冷却水が吹き出る→火傷の危険性がある。
構造を知らない人からすれば、冷却水やラジエーターで冷やされると思われるかもしれません。
・ラジエーターはエンジンから熱を奪い高温になった冷却水を適切な温度に冷やす事が目的。
パッと見だけならラジエーターに冷却水が戻る事で適正温度になると思いますが…
実際は戻っただけでは冷やされません。
走行風や電動ファンの力を借りない限りは
冷やすことはできません。

ファンが回る条件については【車で使われる電動ファンが回る条件と回らない場合の対処方法】でまとめているので参考にしてみてください。
もしくはエンジン停止後に数時間たって
冷えるのを待つことぐらいですね。
以上のことから、基本的には交換は冷えた
状態で行う事が適切であると言えます!
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ラジエーターキャップの交換方法と手順
それでは上記の内容を理解した上で
交換方法について見ていきましょう。
ラジエーターキャップは一度覚えてしまえば次回から自分でも簡単に交換できるので、この機会に覚えてみましょう。
ラジエーターキャップを1段階回す
ラジエーターキャップの2段階目まで回す
新しいラジエーターキャップと差替える
エンジンが冷えていることを水温計で確認する
まず初めにやる事。
上記でも言ったように、前提として冷えて
いることが大事です。
水温計の針を確認して、1目盛りもしくは
Cの位置であれば問題ありません。
社外の水温計がある場合は40℃以下で大丈夫です。

やっぱり社外の水温計ってあった方がいいのかな?

絶対ないとダメとは言わないけど、細かく数値を見たいならあった方がおすすめだね。
私自身も水温は細かくチェックしたいので、
デフィ製の水温計を取り付けています。
値段は少し高めですが、壊れにくく温度が
ほぼ性格に測れるのでおすすめです。
ただ、デフィシリーズは別途でアドバンスコントロールユニットが必要になるので注意。
単体で作動してなおかつ目視でも確認したい
方はデポレーシングの水温計がおすすめです。


ラジエーターキャップを1段階回す
冷えた状態になったらラジエーターキャップを取り外す作業にかかります。
ここでは一気に外さずに、ラジエーターキャップを1段階回しましょう。
目的は中の圧力を抜くことです。
そのまま一気に取り外すとラジエーターが
溢れてくるので、圧力を抜くことが必要です。
ラジエーターキャップの2段階目まで回す
圧力を抜くことが出来たらラジエーターキャップの2段階目まで回しましょう。
※圧自体は2〜3分もあれば抜けます。
2段階目で外すことが出来るので、
そのまま外しましょう。
新しいラジエーターキャップと差替える
外すことが出来たら新しいラジエーターキャップと差替えるだけ。はめ込む場合は外す手順と逆のことをすればいいだけです。
時計回りに回して一気に締めましょう。
作業はこれで終了です。通しでやれば
1分くらいで出来ますね。
その後はエンジン始動→キャップの漏れの確認という順で見て問題なければOKです。
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緊急時のラジエーターキャップ外しについて
作業自体は終わりですが、最後に緊急時に
キャップを外す場合の方法について解説します。
本来は危険なので絶対に無知な人はやってはいけないことですが、緊急で冷却水の補充をしたい時にどうしても…
という時にやる方法です。
この方法を実践するにあたって、
・対比できる場所であること
2つのことは守って作業しましょう。
それでは見ていきましょう。
濡れたタオルを準備する
まず、冷たい水に濡れたタオルを
用意しましょう。
※最低限タオルは多少ぬるくても大丈夫です。
濡れタオルを使う理由は冷却水が吹き出す
のを防ぐ事故防止のためです。
キャップの上に濡れたタオルを被せて1段階回す
準備が出来たら、キャップの上に濡れたタオルを被せて1段階回しましょう。
最初は必ず1段階で止めること。
何度も言いますが、一気に外す
ことはやめましょう
圧が抜けきれずに冷却水が吹きでます。
濡れたタオルを被せたまま2段階目を回す
数分経過したところで2段階目も回してキャップを外しましょう。
キャップを外す→冷却水の残量確認→ない場合は補充するという流れです。
補充後はエア抜きも忘れずに。

エア抜きってなに?

簡単に言えばラジエーター内の気泡を抜く作業のことだね。
気泡を抜くことでラジエーター内部の
冷却水の通りをよくする効果があります。
他にもエア抜きが必要な理由はありますが、今回は詳しく解説しないので理由については【クーラント交換でエア抜きが必要な2つの理由と故障に繋がる危険な症状】を参考にしてみてください。
キャップをつけ直して完了
エア抜きまで終わったらキャップをつけ
直して完了となります。
以上でラジエーターキャップの交換方法と
緊急時の外し方は終了となります。
注意点を把握して正しい交換をしよう!
ラジエーターキャップの簡単な交換方法と緊急時にキャップを開ける方法を解説しました。
今回の記事のおさらいです。
ただし、ラジエーターキャップは車にあったものを選ぶこと
キャップ交換は冷えた状態で行う
ラジエーターキャップを1段階回す
ラジエーターキャップの2段階目まで回す
新しいラジエーターキャップと差替える
キャップの上に濡れたタオルを被せて1段階回す
濡れたタオルを被せたまま2段階目を回す
キャップをつけ直して完了
以上の事を理解してこれからの自分の
作業に役立てましょう。