車の廃車手続きの代行(代理)に必要な9つの書類と全体でかかる費用

車の購入・廃車・売却
この記事は約7分で読めます。

車に乗らなくなった時に必要になるのが解体。
つまり車を廃車にする作業です。

ただ廃車と一括りに言っても解体すれば終わりではなく…

一緒に『廃車手続き』をする必要があります。

廃車手続きには

・自分でやる方法
・代理で依頼する方法

2つがありどちらを選ぶかによって
手続きに必要な書類も異なります。

今回はその中でも、代理(代行)を依頼した場合に必要な書類についてお伝えしていきます。

この記事でわかる事
✅代理(代行)を依頼した場合の必要書類
✅全体でかかる費用

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廃車手続きの代行に必要な書類について

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まず、廃車手続きの代行に必要な書類について。

廃車手続きを代行で行う場合は以下の書類が必要となります。

・自動車検査証
・委任状
・譲渡証明書
・印鑑証明書
・リサイクル券
・身分証明書
・実印
・マイナンバー
・その他(状況に応じて)

自動車検査証

1つ目は自動車検査証です。

自動車検査証つまりは車検証ですね。

主に車の型式や詳しい情報が掲載された書類です。

車検証は車検のついている車なら
大抵が車に保管されていますが…

紛失や盗難によりない場合もあります。

車検証の発行方法まで知りたい場合は、次の記事でまとめているので合わせて参考にしてみてください。

【どうやって取得する?】車検証の受け取りに必要な書類と発行までの流れ
車検証を受け取るまでの手順を事前に理解しておけば、知識を深める事にもつながりますし、実際に自分で申請する際にスムーズな取引が出来ます。車検証=公道走行や車検時に必要となる書類の1つなので、今後のために是非とも覚えておきましょう。

委任状

2つ目は委任状です。

委任状は

本人が代理人を選任して届出等の手続を行う場合にその意思表示を書面に書き記した文書のことです。

今回で言えば、廃車手続きを代行で依頼する
ために必要な書類を指します。

委任状について発行方法まで知りたい場合は、次の記事でまとめているので合わせて参考にしてみてください。

【車の売却や購入時に役立つ】委任状の簡単な書き方から取得までの流れ
委任状は、何らかの理由で本人が手続きできない場合に、本人の代わりに手続きができるようにするための書類。ですが効力を発揮させるためにはいくつか項目を自分で記入する必要があります。この記事では、入手方法や取得の流れを含めた委任状の書き方をまとめています。

 譲渡証明書

譲渡証明書は

現在の所有者から次の所有者に車を譲渡することを示す証明書です。

委任状があれば大丈夫なのでは?と思われますが…

委任状はあくまで『代わりに代行しますよ』という書類。

譲渡証明書は、お互いが納得して所有者の権利を
渡すことに同意した書類なので効力が違います。

譲渡証明書について、入手方法や発行方法まで知りたい場合は次の記事でまとめているので合わせて参考にしてみてください。

譲渡証明書の2パターンの入手方法と発行(取得)までの簡単な流れ
譲渡証明書の入手方法は2つあり、自分に合った方法で実践することで簡単に入手が可能です。この記事では、譲渡証明書の入手方法や発行の流れをまとめています。

印鑑証明書

印鑑証明書は

押印した印鑑がその人本人であるかを証明するものです。

盗んだものでない証明とでも
覚えておくといいでしょう。

印鑑証明書について発行方法まで知りたい場合は次の記事でまとめているので合わせて参考にしてみてください。

【車の購入や売却に必要】印鑑証明書の発行に必要な枚数と取得の流れ
車の購入や売却に必要となる印鑑証明書。印鑑証明書には枚数の決まりがあり、適当に揃えると足りずに二度手間になる事も…そこでこの記事では、必要となる枚数や発行までの手順。2つをわかりやすくまとめています。

リサイクル券

リサイクル券は

廃車の際にかかる費用を車の所有者が負担するために購入しなければいけないものです。

実際法令で決められているので、
車を購入時に支払います。

費用は以下のように決められています。

リサイクル料金の水準
自動車の種類3品目のリサイクル料金の合計額の水準
軽・小型乗用車(コンパクトカー)
エアバッグ類4個、エアコン有り
7千円~1万6千円程度
普通乗用車
エアバッグ類4個、エアコン有り
1万円~1万8千円程度
中・大型トラック
エアバッグ類2個、エアコン有り
1万円~1万6千円程度
大型バス
エアバッグ類2個、エアコン有り
4万円~6万5千円程度

※加えて、資金管理料金290円(新車購入時、H29.4.1改定)
または410円(廃車時、H29.4.1改定)、

情報管理料金130円(H24.4.1改定)が必要となっています。

産業省による自動車リサイクル法より引用

簡単に言えば、『購入時にちゃんと支払いましたよ』という証明になるものです。

身分証明書

身分証明書は自分の身分を証明できるもの

基本的には運転免許証が該当します。

実印

実印は

市区町村に登録されたハンコを示します。

内容に目を通した証として印を押す認印とは違うので注意です!

マイナンバーカード

マイナンバーカードは、国民一人一人に
配られる12桁の数字が刻印されたカードです。

12桁の数字には個人情報が含まれており、
身分証明としても利用されます。

その他(状況に応じて)

その他書類には住民票や戸籍附票が
当てはまります。

・住民票= 住所変更が1回あった場合
・戸籍附票= 住所変更が2回以上あった場合

発行方法まで知りたい場合は、次の記事でまとめているので合わせて参考にしてみてください。

廃車手続きにかかる費用

続いて気になるのが廃車にどのくらい
かかるのかでは無いでしょうか?

廃車手続き代行にかかる費用=どの業者に
依頼するかで変わります。

ディーラーや民間工場の場合

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まず、ディーラーや民間工場の場合は
3万円程を見ておくといいでしょう。

3万円程かかる理由としては、追加で解体業へ
の依頼が関わってくるためです。

ディーラーや民間工場で廃車依頼と言っても、
解体は解体業者がするので、別途で費用がかかります。

その費用も全て合わた上で3万円程という訳です。

行政書士に依頼する場合

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もうひとつは行政書士に依頼する場合です。

行政書士ってなんぞや?

官公署に提出する書類、権利義務に関する書類、事実証明に関する書類の作成や提出手続きをしてくれる人だね。

一見すれば車と関係ないのでは?と思われますが…

廃車手続きも、書類を使い提出する作業であるためか、行政書士に依頼することができます。

その際にかかる費用は、かかっても2万円程度を見ておきましょう。

行政書士や内容によって費用が変わってくるので、一概にはこの値段とは言いきれません。

そのため、目安として2万円を見ておきましょう。

ちなみに、行政書士に依頼する場合は自分で揃える書類もあるから事前に把握しておこうね!

廃車専門業者

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3つ目は廃車専門業者です。

廃車買取業者は車やバイクなど。

・エンジンがかからない
・事故車両で動かせない
・ナンバーを切って走行できない

こんな条件に該当する車を、持ち主の代わりに
買い取ってくれる業者をさします。

費用については無料もしくはかかっても
1万円程度です。

たとえばハイシャルという専門業者を例にすれば。

・廃車費用は一切かからない
・レッカー車で引き取る場合も費用がかからない

むしろハイシャルなら買取してもらえるので、
依頼する方がお金を貰えることもあります。

どうしてお金が貰えるの?

解体した車がリサイクルできるからだね。

実は意外と知られていない事ですが…

廃車にするのは無料というのは
知ってる方も多いでしょう。

ですがそれに加えて状態次第で
0円以上の価値がつくこともあります。

理由は簡単で、車のパーツが売れる事や金属が金属資源として再利用できるこの2つに該当する為です。

たとえば有名な業者で言えばカーネクストです。

カーネクストはどんな車でも0円以上で買い取るというのが特徴です。

他の業者で値段がつかない場合でも
カーネクストなら買取をしてくれます。

・0円以上の値段が付く
・思わぬ買取価格がつく場合も
・廃車にする場合でも費用がすべて無料

実際のディーラーなどと比較した費用を見ても違いは一目瞭然です。

車買取にかかる費用の比較

また、余計な出費がかからないのが
カーネクストの利点と言えるでしょう。

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3つのうち廃車代行を依頼するならどこがいい?

最後になりますが、実際に依頼する場合はどこがいいのか?について。

おすすめは廃車専門業者

おすすめとしては廃車専門業者が最適です。

理由として

・費用が安い
・0円以上の価値がつく

2つの理由からです。

特に0円以上の価値がつくという点。

廃車専門業者なら費用が掛からない

他の業者では費用がかかるだけなのに対して、
廃車専門業者なら費用無料+買取価格がつくのでお得となります!

ちなみに、今回の記事で廃車専門業者のおすすめを知りたい。そんな方は【【売却時に0円以上】不動車が驚きの価格になる人気の廃車買取業者4選】を参考にしてみてね。

【売却時に0円以上】不動車が驚きの価格になる人気の廃車買取業者4選
この記事では、車を廃車する上で売却できる人気の廃車買取業者4選について解説していきます。人気の業者を事前に理解しておけば、知識を深める事にもつながりますし、必要になった時に損をする事なく売却ができます!私自身も元々知識がなく、不動車=廃車という考えでしたが、今では知識を付けた事で売却時に倍の値段で売る事が出来るようになりました。また、記事では他にも選ぶポイントについても解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

自分に合った業者を見つけてお得に廃車手続きをしよう!

以上、【意外と知らない】廃車手続きの代行に必要な書類と全体でかかる費用を解説しました。

今回の記事のおさらいです。

廃車手続きの代行に必要な書類について
自動車検査証
委任状
譲渡証明書
印鑑証明書
リサイクル券
身分証明書
実印
マイナンバーカード
その他(状況に応じて)
廃車手続きにかかる費用
ディーラーや民間工場の場合
行政書士に依頼する場合
廃車専門業者
3つのうち廃車代行を依頼するならどこがいい?
おすすめは廃車専門業者
廃車専門業者なら費用が掛からない

他の業者では費用がかかるだけなのに対して、廃車専門業者なら費用無料+買取価格がつくのでお得となります!

なので、もし代行として選ぶならひとつの
選択肢として廃車専門業者を選択してみましょう。

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