テール/ストップランプのLED化をしたいのに交換のやり方が分からない。
特に慣れていない初心者にありがちなことで、この記事を見てる方の中にも現在同じく悩んでいる方もいるでしょう。
『なら車屋さんにお任せすればいいのでは?』と思う方もいますが…
お店に依頼しようにも費用や工賃がかかる為、費用を抑えたい方にはあまりおすすめとは言えません。
『ならどうすればいいのか』と思った時に、おすすめするのが正しいやり方を覚えて自分で交換すること。
やり方自体もハロゲン(白熱球)の交換同様難しくはないので、10分程度あれば初心者でも交換はできます。
特に費用や工賃を抑えたい方にはおすすめなので、もしこれから先自分で交換が出来るようになりたい。こんな方は記事を参考に覚えてみて下さい。
テール/ストップランプ交換のやり方
今回はGDB(インプレッサ)を元にT20バルブの交換。
車種によってはバルブの形状が変る場合もあるため、事前に形状を把握しておく必要があります。
また、テール/ストップランプが一体型なのか。別体なのかも忘れずに。
それでは手順を見ていきましょう。
テール/ストップランプの位置を確認する
まずテールランプの位置確認から。
今回取り付けるGDBのテールランプはリア上側2箇所。
純正なら片方がシングル球。もう片方がダブル球となりますが…
当車は4灯化により両方ダブル球になっているので、使う場合は片側ダブル球×2(もう片方も2個)の合計4個用意します。
レバーを引いてトランクを開ける
位置の確認が出来たら、レバーを引いて
トランクを開けていきましょう。
レバーの位置は足元付近の赤丸部分。
ソケットを引き抜く
トランクを開けれたら、ソケットを
引き抜いていきましょう。
テールランプのソケットの位置は正面から見て上2箇所。赤丸の位置となります。
引き抜く手順としては以下の通り。
ソケットからバルブを引き抜く
ソケットを引き抜く事が出来たら、ソケット
からバルブを引き抜いていきましょう。
やり方は簡単で矢印方向に引き抜くだけ。
交換用のバルブを準備する
バルブを外す事が出来たら交換用のバルブを準備しましょう。
今回使うのはこちらの【SUPAREE LEDバルブ】。
2000円以内で購入可能で車検にも
通る適度な明るさも期待が出来ます。
GDBの場合は片側2個なので合計4個使います。
他にもLEDバルブが知りたい方は、以下おすすめのLEDバルブを参考にしてみてください。
新しいバルブに差し替える
準備が出来たら新しいバルブに差し替えていきましょう。
やり方は外した時と逆の手順。ソケットに押し込むことで簡単に取り付けが出来ます。
合計で4箇所作業が出来れば作業は完了となります。
お疲れ様でした。
・慣れていない人でも10分程度で終わります。
交換後にやること
ここからは交換後にやることについて。
交換して終わりでもいいですが、後々のトラブル回避のために一緒に覚えておきましょう。
テール/ストップランプの点灯確認をする
1つめはテール/ストップランプの
点灯確認をする事。
どちらか一方ではなく必ず両方です。
確認を一緒にすることで、問題なく使える
かどうかを判断できます。
2つの光量差を確認する
また2つの光量差を確認する事も忘れずに。
光量差は基本的にテールとストップで
5倍以上と決まりがあります。
もし仮に光量差がないと、減速時などに後続車に気づかれにくく追突の危険性が高まります。
また、光量差が元で違反にもなるため光量差についても気をつける必要があります。
もし点灯しない場合は?
このように交換後には
・光量差の確認
2つが最適となりますが…
もし点灯しなかった場合どんな
ことが考えられるのか。
以下で確認してみましょう。
極性が間違っている可能性
1つ目は極性が間違っている可能性。
バルブによっては無極性という極性が
無いものもありますが…
一般的にはプラスとマイナスで極性があります。
プラスとマイナスをそれぞれ向きに合わせることで点灯となりますが、間違った方向に合わせることで不点灯。
そのため、まずは極性の向きを
合わせて確認してみましょう。
中古の場合はバルブの寿命も疑う
2つ目は中古の場合はバルブの寿命も疑うこと。
中古品のLEDに交換した場合、前回の使用頻度によっては点灯しない場合があります。
LEDがいくら長寿命と言っても、結局は消耗品。いつかは壊れるのでたまたまその時に来たという可能性。
そのため、極性でも変わらない場合は寿命も視野に入れて確認してみるといいでしょう。
間違っても放置はダメ
点灯しないからといって間違っても
放置は絶対にやめましょう。
テール/ストップは条件下で点灯義務が
あるため、点灯しないことは違反の対象。
もしくは追突される危険性があります。
たとえばストップランプを例とすると…
(例)減速のためにブレーキを踏む。
本来なら踏んだ時にストップランプが一緒に
点灯する事で後続車に知らせる訳ですが…
点灯しないと後続車が気づかず
追突する危険性が出ます。
そのため点灯しないからといって
間違っても放置は絶対にやめましょう。
自分の中では大したことなさそうに
思えても、周りからすれば危険なこと。
面倒だから後で直すではなく、早めに対処
して正しく使い分けましょう。
交換だけでなくその後の確認も忘れずに
以上、LEDテール/ストップランプの交換の
やり方をご紹介しました。
レバーを引いてトランクを開ける
ソケットを引き抜く
ソケットからバルブを引き抜く
交換用のバルブを準備する
新しいバルブに差し替える
2つの光量差を確認する
中古の場合はバルブの寿命も疑う
間違っても放置はダメ
初心者から始めるとどうしてもやり方が
わからないから作業が進まない。
こういった方が多いですが…
正しいやり方さえ理解しておけば10分
程度でLEDに交換ができるようになります。
実際慣れていない方でも手順通りにやれば簡単に出来るので、今回の記事を参考にぜひ自分でも挑戦してみましょう。