
テール/ストップのLED化をしてみたいけどやり方がいまいち分からない。交換って自分でもできるのかな。
このような悩みはありませんか?
特に『これからLEDに交換するぞ!』と思っても、バルブの位置や手順が分からなくて頭を悩ませてしまうことって多いですよね。
結論、自分で交換をする際には以下のポイントを抑えておくことが大切です。
・作業の手順を事前に覚えておく
上記の条件を満たしていれば、だれでも簡単に『自宅(DIY)でテール/ストップランプ球をLED化』することができます。
本記事では、そんなLEDバルブの交換方法を
6つの手順からまとめました。

バルブ交換=事前にやり方を覚えておく事で、お店に依頼する時間や出費を抑える事が出来るので参考にしてみてください。
テール/ストップランプのLED化は自分でも出来る
テール/ストップランプは尾灯/制動灯とも言われる灯火類のひとつ。一般的にはスモールスイッチに連動して点灯/消灯をする仕組み。
ですが、ふとした時に球切れを起こす場合があります。テール/ストップランプ=バルブが消耗品のため。
この時どうせならという事でLED化を検討する方も少なくないでしょう。ただ自分で出来ない場合はお店に依頼する方がほとんど。
でもお店に依頼すると
・自分のタイミングで交換ができない
・混雑時には時間がかかる場合がある
こんな理由からあまりおすすめな
方法とは言えません。
※依頼した場合の費用や時間の目安は【オートバックスにテールランプ交換を依頼”電球切れに掛かる費用と作業時間の目安”】でまとめているので参考にしてみてください。

でもバルブのLED化って自分でやると難しいんでしょ?

そう思いがちなんだけど、レンズからソケットを外す⇒ソケットからバルブを引き抜く⇒新しいバルブと差し替える⇒ソケットを戻す。これだけだから10分程度あればできちゃうんだよね。
特に『車を弄るのは苦手だけど、自分で色々作業してみたい。』こんな方でも簡単に交換が出来ます。
テール/ストップランプ交換のやり方
今回はGDB(インプレッサ)を元にT20バルブの交換。車種によってはバルブの形状が変る場合もあるため、事前に形状を把握しておく必要があります。
また、テール/ストップランプが一体型なのか。別体なのかも忘れずに。
・別体=シングル球
それでは手順を見ていきましょう。
テール/ストップランプの位置を確認する
まずテールランプの位置確認から。
今回取り付けるGDBのテールランプはリア上側2箇所。
純正なら片方がシングル球。もう片方がダブル球となりますが…
当車は4灯化により両方ダブル球になっているので、使う場合は片側ダブル球×2(もう片方も2個)の合計4個用意します。
レバーを引いてトランクを開ける
位置の確認が出来たら、レバーを引いて
トランクを開けていきましょう。
レバーの位置は足元付近の赤丸部分。
ソケットを引き抜く
トランクを開けれたら、ソケットを
引き抜いていきましょう。
テールランプのソケットの位置は正面から見て上2箇所。赤丸の位置となります。
引き抜く手順としては以下の通り。
ソケットからバルブを引き抜く
ソケットを引き抜く事が出来たら、ソケット
からバルブを引き抜いていきましょう。
やり方は簡単で矢印方向に引き抜くだけ。
交換用のバルブを準備する
バルブを外す事が出来たら交換用のバルブを準備しましょう。
今回使うのはこちらの【SUPAREE LEDバルブ】。
2000円以内で購入可能で車検にも
通る適度な明るさも期待が出来ます。
GDBの場合は片側2個なので合計4個使います。


他にもLEDバルブが知りたい方は、以下おすすめのLEDバルブを参考にしてみてください。

新しいバルブに差し替える
準備が出来たら新しいバルブに差し替えていきましょう。
やり方は外した時と逆の手順。ソケットに押し込むことで簡単に取り付けが出来ます。
合計で4箇所作業が出来れば作業は完了となります。
お疲れ様でした。
・慣れていない人でも10分程度で終わります。
交換後にやること
ここからは交換後にやることについて。
交換して終わりでもいいですが、後々のトラブル回避のために一緒に覚えておきましょう。
テール/ストップランプの点灯確認をする
1つめはテール/ストップランプの
点灯確認をする事。
どちらか一方ではなく必ず両方です。
確認を一緒にすることで、問題なく使える
かどうかを判断できます。
・ストップランプ⇒ブレーキを踏む
2つの光量差を確認する
また2つの光量差を確認する事も忘れずに。
光量差は基本的にテールとストップで
5倍以上と決まりがあります。
もし仮に光量差がないと、減速時などに後続車に気づかれにくく追突の危険性が高まります。
また、光量差が元で違反にもなるため【テール・ストップランプの光量に差がない状態で運転すると違反になる?】を元に光量差についても気をつける必要があります。

もし点灯しない場合は?
このように交換後には
・光量差の確認
2つが最適となりますが…もし点灯しなかった場合どんなことが考えられるのか以下で確認してみましょう。
極性が間違っている可能性
1つ目は極性が間違っている可能性。
バルブによっては無極性という極性が無いものもありますが…一般的にはプラスとマイナスで極性があります。
プラスとマイナスをそれぞれ向きに合わせることで点灯となりますが、間違った方向に合わせることで不点灯。
そのため、まずは極性の向きを
合わせて確認してみましょう。
中古の場合はバルブの寿命も疑う
2つ目は中古の場合はバルブの寿命も疑うこと。
中古品のLEDに交換した場合、前回の使用頻度によっては点灯しない場合があります。
LEDがいくら長寿命と言っても、結局は消耗品。いつかは壊れるのでたまたまその時に来たという可能性。そのため、極性でも変わらない場合は寿命も視野に入れて確認してみるといいでしょう。
間違っても放置はダメ
点灯しないからといって間違っても
放置は絶対にやめましょう。
テール/ストップは条件下で点灯義務があるため、点灯しないことは違反の対象。もしくは追突される危険性があります。
たとえばストップランプを例とすると…
(例)減速のためにブレーキを踏む。
本来なら踏んだ時にストップランプが一緒に点灯する事で後続車に知らせる訳ですが…点灯しないと後続車が気づかず追突する危険性が出ます。
そのため点灯しないからといって
間違っても放置は絶対にやめましょう。
自分の中では大したことなさそうに
思えても、周りからすれば危険なこと。
面倒だから後で直すではなく、早めに対処
して正しく使い分けましょう。
交換だけでなくその後の確認も忘れずに
以上、LEDテール/ストップランプの交換の
やり方をご紹介しました。
レバーを引いてトランクを開ける
ソケットを引き抜く
ソケットからバルブを引き抜く
交換用のバルブを準備する
新しいバルブに差し替える
2つの光量差を確認する
中古の場合はバルブの寿命も疑う
間違っても放置はダメ
初心者から始めるとどうしてもやり方がわからないから作業が進まない。
こういった方が多いですが…正しいやり方さえ理解しておけば10分程度でLEDに交換ができるようになります。

実際慣れていない方でも手順通りにやれば簡単に出来るので、今回の記事を参考にぜひ自分でも挑戦してみましょう。
よくある質問Q&A
Q.自分で交換した事がないのですが初めてでもできますか?
A. はい、交換は初めての方でもできます。
Q.バルブが切れたら交換しないとだめですか?
A. はい、テール/ストップランプの場合は車検に通らなくなるので交換必須です。車検について知りたい場合は【車検に適合するテール/ストップランプ5つの条件と”合格する為の対策”】を参考にしてみてください。
Q.交換するバルブはピンクや緑など。好きな色でも大丈夫ですか?
A. 自己責任で取り付けるなら問題はありません。しかし、車検には適合しないので走行を続けた場合に違反となります。詳しくは【テール・ストップランプの不適切な色は違反”無視した運転は整備不良”】を参考に。
Q.テールストップランプの光量差がほとんどないのですがまずいですか?
A. はい、テールストップランプの光量差は5倍以上と決まりがある為、差がない場合は違反となります。
Q.交換するバルブは爆光にしても問題はありませんか?
A. 車検に通らない恐れがある為、あくまで自己責任となります。また、爆光過ぎると違反にもなるので注意が必要。詳しくは【爆光過ぎるテール/ストップランプの点灯は違反】を参考に。