今回ご紹介するのは【接続コネクター3328・3330・3331の違い】について。
一般的に接続コネクターと言えば、配線とつなぐ事で配線の連結や電源確保に役立てるというもの。
種類に応じて対応する太さも変えられる事
から使った事がある方も中にはいるでしょう。
ですが接続コネクターと一括り言ってもいくつか種類があるので、使う前に違いを知っておくとカスタムに取り入れやすくなります。
今回は【接続コネクター3328・3330・3331の違い】について使い道も含めてお伝えしていきます。
接続コネクター3328・3330・3331の違い
それではさっそく、接続コネクター3328
3330・3331の違いについて見ていきましょう。
使用可能電力が違う
脱着可能かどうか
対応出来る配線の太さが違う
まず1つ目として対応出来る配線の太さが
違うことが挙げられます。
・接続コネクター3330は0.5~0.75sq
・接続コネクター3331は0.5~0.75sq
細線から対応なのか。太線メインに対応
しているかの違いですね。
使用可能電力が違う
接続コネクター3328 | DC12V車24~36w DC24V車48~72w |
接続コネクター3330 | DC12V車72~96w DC24V車144~192w |
接続コネクター3331 | DC12V車72~96w DC24V車144~192w |
また、配線に違いがあるということで
使用可能電力が違うことにも繋がります。
使用可能電力は配線の太さに比例して容量も増えるのが基本。
例えば
・3330なら72~96w 144~192w
というように最大で使える容量が決まっているので覚えておきましょう。
脱着可能かどうか
3つ目は脱着可能かどうかです。
ぱっと見ならどれも同じパーツに思われる方がたまに居ますが…
3331に関しては脱着が出来ないので注意が必要です。
よく見ると注意書きが書いてあるので
・3331は脱着出来ない
ということを覚えておきましょう。
使うならどっちがおすすめ?
作業に使うならどっちがおすすめ
なのかについて。
違いについて理解できたら、次はどちらがおすすめするパーツなのかについて見ていきましょう。
結論はその人の使い方次第
まず結論を言うとその人の使い方次第というのが正解です。
どちらも配線どうしを繋げる目的は同じ。
性能としては似ているのでどの箇所の
配線を繋げるかで使うといいでしょう。
個人的におすすめは3328
ただ個人的には3328をおすすめします。
接続コネクターの中で唯一、細線にも対応したパーツなのでドライブレコーダーやETCなどの細い配線でも繋ぐことが出来ます。
また、範囲内であれば太線にも繋ぐことが
出来るので変換して使うこともできます。
それぞれの使い道
ここからは今回紹介にでた接続コネクター3328
3330・3331のそれぞれの使い道みついて。
接続コネクター3330は太線メインの接続に
接続コネクター3331は配線が外れない箇所に
接続コネクター3328は細線と太線の接続に
まず接続コネクター3328は、細線と太線の
配線接続に役立ちます。
・太線は0.5sq
特に0.2~0.5sqまで対応しているので、細線を多く取り扱う電装品との相性がいいですね。
また、そのままなら限界が0.5sqですが、ギボシ端子と組み合わせることが出来れば2sqまで対応させることも出来ます。
細線と太線を繋げるやり方が知りたい方は、以下記事と合わせて参考にしてみてください。
接続コネクター3330は太線メインの接続に
接続コネクター3330は細線には対応していませんが…
0.5~0.75sq間で使えるので太線を
メインに使う場合に最適です。
サイズ幅的にもギボシ端子と似ているので、ギボシ端子の代わりとしてもおすすめです。
接続コネクター3331は配線が外れない箇所に
接続コネクター3331は配線が外れない箇所に繋げるのがおすすめです。
3つの接続コネクターの中で唯一、脱着が出来ない一体型ですが…
外れないことを利用するのも一つの手です。
・電源などの途中配線など。
使い方は人それぞれですが、どちらも便利な
パーツなので上手く組み合わせて役立ててみましょう。
それぞれの利点を理解して作業に合わせて使い分けてみよう!
以上、接続コネクター3328・3330・3331の違いとそれぞれの使い道をご紹介しました。
今回の記事のおさらいです。
使用可能電力が違う
脱着可能かどうか
・個人的におすすめは3328
接続コネクター3330は太線メインの接続に
接続コネクター3331は配線が外れない箇所に
記事でもわかる通りサイズや脱着の有無に応じて使い分けることが出来るので、上手く活用して役立ててみましょう。