ヘッドライトをLEDに交換をしたいのにやり方がよく分からない。
このような悩みはありませんか?
特に慣れていない初心者にありがちなことで、この記事を見てる方の中にも現在同じく悩んでいる方もいるでしょう。
『なら車屋さんにお任せすればいいのでは?』と思う方もいますが…
お店に依頼しようにも費用や工賃がかかる為、費用を抑えたい方にはあまりおすすめとは言えません。
『ならどうすればいいのか』と思った時に、おすすめするのが正しいやり方を覚えて自分で交換すること。
やり方自体もハロゲン(白熱球)の交換同様難しくはないので、10分程度あれば初心者でも交換はできます。
特に費用や工賃を抑えたい方にはおすすめなので、もしこれから先自分で交換が出来るようになりたい。こんな方は記事を参考に覚えてみて下さい。
LEDヘッドライトバルブの交換方法
それではさっそく交換方法を見ていきましょう。
今回交換するのはヘッドライト。H4のLEDバルブを使った交換方法です。
車はHA25Sを使います。
レバーを引いてボンネットのロックを解除する
まず初めにレバーを引いてボンネットの
ロックを解除する事から始めましょう。
アルト(HA25)のボンネットレバーはアクセルペダル付近にあります。
解除するやり方としては手前に引っ張るだけ。
引っ張る事でボンネット側のロックが解除されます。
ボンネットを開ける
ロックが解除されて半開き状態になったら、
ボンネットを開けていきましょう。
ボンネットを開ける場合は中にあるレバーを上方向に上げるだけ。
仕組みとしては、ボンネット側のフックとボディ側で合わさる事で固定されています。
そのため、隙間から手を入れて上側に上げる事で
解除されてボンネットが開きます。
ヘッドランプの位置を確認する
ボンネットが開けられたらヘッドランプの位置を確認しましょう。
アルトの場合は矢印の位置。
バルブの取り外し①カプラーを外す
位置が確認出来たら、裏側を見て取り
外し作業に取り掛かります。
最初はカプラーを外す工程から。
カプラーを外すさないとどうにもならないので先に対処しましょう。
ちなみに、外す場合は手前に引っ張るだけです。
バルブの取り外し②ゴムカバーを外す
カプラーが外せたらゴムカバーを外していきましょう。
外す向きは同じく手前に引き抜く感じでやると簡単に出来ます。
バルブの取り外し③爪を解除してバルブを抜く
ゴムカバーの後は爪を解除してバルブを抜く作業。
バルブ自体は爪で固定されているだけなので、引っかかった
状態の爪を解除する事で簡単に外れます。
バルブの取りつけ①新しいバルブに取り換える
爪の解除が出来たら新しいバルブに取り換えましょう。
取り換えるのはsuparee(スパリー)製LEDバルブ(H4)。
今回はSUPAREE製のバルブですが、他にも交換用として知りたい。そんな方は以下でおすすめしているLEDバルブを参考にしてみてください。
バルブの取りつけ②逆の手順で組み付けて完了
バルブ⇒爪の順で固定が出来たら、
逆の手順でそれぞれ取り付けていきます。
順番としてはゴムカバー⇒カプラー。
ゴムカバーは溝に合わせてはめ込むだけ。
カプラーは3ピンに合わせて差し込むだけです。
左右ともここまで出来れば作業は完了となります。
お疲れ様でした。作業自体は10分程度あれば簡単に交換ができるようになります。
バルブ交換後は点灯確認をしよう
ここからはバルブ交換後にやるべき事です。
交換後は必ずバルブの点灯確認をしましょう。
スイッチをONにして点灯をチェック
点灯確認は大事なことで、夜間の走行にも大きく影響を与えます!
たとえば昼間に交換をしてそのまま点灯確認をしなかった場合…
仮に夜間に使う用事ができたとしても、
不備があった場合に点灯する事がありません。
そうなった場合は、原因の探求⇒原因不明で直すのに手間がかかると言った事になります。
また、球切れが原因だった場合に代用として
ショップに買いに行くこともできなくなります。
点灯しないからとそのまま夜間に走行すると違反になる?
また、不点灯のまま走行する事で無灯火で止められる危険性も出てきます。
実際に道路交通法に52条に以下の記載があります。
車両等は、夜間(日没時から日出時までの時間をいう。以下この条及び第六十三条の九第二項において同じ)、道路にあるときは、政令で定めるところにより、前照灯、車幅灯、尾灯その他の灯火をつけなければならない。
上記からもわかる通り、夜間は点灯が条件であることがわかります。
ちなみに罰則とかってあるの?
灯火類の不備に該当するから、車の種類によって罰金が発生するね。
たとえば普通車なら
違反点数 | 1点 |
反則金 | ¥6000 |
というように種類によって罰金や罰則が発生するのでたかだか前照灯程度で…
とは思わず必ず安全のために点灯する事を確認しましょう。
※詳しい詳細については以下違反記事を参考にしてみましょう。
もし点灯しない場合は?
ちなみに交換したのに点灯しない場合は
逆の極性に取り付けている場合がほとんどです。
逆の極性に取り付けている場合がほとんど
まず点灯しない場合によくあるのが、プラスとマイナスを逆の極性に取り付けている場合がほとんどです。
バルブには基本的にプラスとマイナスの極性があり、正しくつなげる事で点灯しています。
ですが、極性が逆になると電気が伝わら
ないので点灯しなくなってしまいます。
なので、その場合は極性を合わせてあげると問題なく点灯が出来ます。
点灯しない場合はほとんどがバルブ
また、もう一つはバルブの球切れがあります。
バルブの球切れについては中古のバルブを
購入した場合によくある事です。
LEDとは言え使い続ければいずれは使えなくなるもの。
中古品に関しては誰がどのくらいの期間使った
ものなのかわからず、寿命もまちまちです。
そこにたまたま購入したバルブがちょうど
寿命が来て球切れを起こすという訳です!
また、ごくまれに安すぎるバルブを購入して点灯しない場合もあります。
なので、出来る限りメーカー品や値段に見合ったものを選ぶと失敗のリスクは減らせます。
このように、交換後の確認と一緒に点灯しない場合の対処法も覚えておくと瞬時に対応ができるようになります。
正しい交換方法を理解してこれからの作業に役立てよう!
以上、LEDヘッドライトバルブの交換方法を解説しました。
今回の記事のおさらいです。
ボンネットを開ける
ヘッドランプの位置を確認する
バルブの取り外し①カプラーを外す
バルブの取り外し②ゴムカバーを外す
バルブの取り外し③爪を解除してバルブを抜く
バルブの取りつけ①新しいバルブに取り換える
バルブの取りつけ②逆の手順で組み付けて完了
交換したのに点灯しない場合は中古のバルブを使うことが原因
点灯しない場合はほとんどがバルブ
対処法は極性を合わせる事とバルブを新品にする
初心者から始めるとどうしてもやり方が
わからないから作業が進まない。
こういった方が多いですが…
正しいやり方さえ理解しておけば
10分程度でLEDに交換ができるようになります。
実際慣れていない方でも手順通りにやれば簡単に出来るので、今回の記事を参考にぜひ自分でも挑戦してみましょう。