【初心者から学ぶ】オイルレベルゲージの簡単な見方やオイルの適正な量

オイル
この記事は約5分で読めます。

オイルレベルゲージについて聞きたいんだけど。
ゲージはどうやってみればいいの?
オイルの適正な量は?

このように悩んではいませんか?

実は過去の私も同じように悩んだことがあります。

一般的にオイルレベルゲージは、エンジン内部のオイル量を測定するゲージのことを言います。

また、オイルの汚れ具合によって交換目安としても見ることが出来るので使い方次第で便利です。

ただ、『正直な所このゲージってどうやって量を確認するの?』というのが現状。

いくら測定ができると言っても、見方が分からなければ確認のしようがありませんよね?

そこで今回の記事では、オイルレベルゲージの簡単な見方やオイルの適正な量を詳しく解説していきます。

記事を最後まで読むことで知識を得ることはもちろん。オイル点検をやろうとなった時に自分で確認ができるので参考にしてみてください。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

まずオイルレベルゲージについて

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: %E5%90%8D%E7%A7%B0%E6%9C%AA%E8%A8%AD%E5%AE%9A%E3%81%AE%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3-2022-10-02T084942.996-1.png

まず、オイルレベルゲージとはなんぞや?
という方向けに。

オイルレベルゲージは、エンジン内部のオイル量を測定するゲージのことを言います。

スティック状のゲージを抜き取り、
オイル量を測るというものです。

使い方次第ではオイルの補充だけでなく交換の目安としても役立てる事が出来ます。

例えばこんな時。

オイル交換をしてみたいけどどのタイミングがいいんだろ。わかりやすいように目視で判断できないかな。

一般的にオイル交換と言えば5000㎞~を目安として交換する物。ですが必ずしもその距離内で汚れる訳でなく、状況によってはそれ以上になる事も。

そんな時におすすめなのがレベルゲージで汚れ具合を見る事です。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: %E5%90%8D%E7%A7%B0%E6%9C%AA%E8%A8%AD%E5%AE%9A%E3%81%AE%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3-2024-03-24T120527.417-1.png

レベルゲージに付着したオイルの色で判断するとわかりやすいです。

オイルの元々の色にもよりますが、入れた当初は左側の色。ですが距離の経過と共に右側のように黒い色に変わっていきます。

黒すぎるとさすがに走りすぎですが、徐々に色が
変わってきた時に交換の目安として参考になります。

エンジンオイルの見方と適正なオイルの量

続いてエンジンオイルの見方と適正なオイルの量について。

エンジンオイルゲージの見方

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: L-2-1.png

まずエンジンオイルの見方です。

エンジンオイルの量を見る場合は、ゲージを
引き抜いた時の目盛りで確認します。

ゲージにはLとHがあり

・Lは少ないことを意味
・Hは多いことを意味

2つのパターンからオイル量を見ることが出来ます。

ちなみに画像のような場合なら○の位置で確認します。

適正なオイルの量

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: L-1.png

オイル量の見方についてはわかったけど、これってどのくらいが適量なの?

基本的にはLとHの中間くらいだね。

最低限中間くらいで、多くてもLより少し少ないくらいが量としてはいいでしょう。

逆にそれ以下では少なすぎるので補充
する目安にもなります。

なら、多く入れすぎた場合はどうなっちゃうの?

エンジントラブルの元になるね。

例えばパターンとして多いのが燃焼室に
オイルが侵入すること。

燃焼室に入ったエンジンオイルは混合気と
共に燃焼されマフラーから白煙が出ます。

他にも

・オイルを吹く
・燃費の悪化
・油圧低下・潤滑不良

など。症状により様々です。

なので、オイルは適正量を入れるように心がけましょう。

スポンサーリンク

オイルゲージが見にくい場合に確認するコツ

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: %E3%83%90%E3%83%83%E7%9B%B4%E4%BB%A5%E5%A4%96%E3%81%A7%E9%9B%BB%E6%BA%90%E3%82%92%E5%8F%96%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%AF%E3%81%84%E3%81%91%E3%81%AA%E3%81%84%E7%90%86%E7%94%B1%E3%81%A8%E3%81%AF%EF%BC%9F-5-1.png

最後になりますが、もしオイルゲージが見にくい場合に確認するコツについても見ていきましょう。

ウエスで一度拭いてから再度量を確認する

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: L-3-1.png

1つ目はウエスで一度拭いてから再度量を
確認することです。

オイルゲージは、基本的に1度目抜いた時は本来
より多くオイルが付着するのが一般的です。

そのため、そのままのオイル量で納得してしまうと、適正よりオイルが少なく計測されてしまいがちです。

少しの誤差なら問題ないですが、極端に少なかった場合はエンジンを壊すことにも繋がります。

なので、できる限り正確なオイル量を確認
できるようにしたいものです。

そこでウエスの出番です。

ゲージ先端のオイル汚れなどを一度ウエスで拭き取る⇒ゲージをパイプに戻す⇒再度ゲージを引き抜いてオイル量を確認することで正確な量を把握できます。

エンジンを一度かけ直してオイル量を安定させる

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: L-4-1.png

2つ目はエンジンを一度かけ直してオイル量を安定させることです。

主にエンジンオイル交換後にやることですね。

通常、オイル交換をしただけではオイルはエンジン内部全体に行き渡ることはありません。

ですが、エンジンをかけることによって内部を循環するので、オイル量が安定することになります。

その後はエンジンを切り、3〜5分ほど冷えるのを待つ⇒ゲージを引き抜く⇒オイル量を確認する。

という流れです。

オイルレベルゲージは、一見すると

・オイル量をみる
・汚れを確認

この2つだけに思われますが…

使い方次第でエンジン状況を把握する目安にもなるので、正しい味方や確認方法を理解してこれからに役立ててみましょう!

レベルゲージの見方や量を理解して作業に役立てよう!

以上、オイルレベルゲージの簡単な見方やオイルの適正な量を解説しました。

今回の記事のおさらいです。

オイルレベルゲージについて
エンジン内部のオイル量を測定するゲージのこと
エンジンオイルの見方
ゲージのLとHのメモリで見る
適正なオイルの量
LとHの中間
オイルゲージが見にくい場合に確認するコツ
ウエスで1度拭いてから再度確認
エンジンを一度かけ直してオイル量を安定させる

レベルゲージの扱い方をマスターする事でオイル交換の目安にもなるので、この機会にぜひ味方や量の測定方法を理解しておきましょう!

なお、当サイトではオイルレベルゲージの使い方の手順も解説しているので合わせて参考にしてみてください。

(Visited 1,612 times, 1 visits today)
タイトルとURLをコピーしました