・エレメントも交換が必要って聞いたけど本当?
・オイルエレメントの交換時期っていつ?
・どの距離までなら無交換で走行できる?
このような悩みはありませんか?
過去私もエレメントについて何となく仕組みは知っていたものの、交換については後回しにしていました。
※エレメントの仕組みや必要性から知りたい方は、先に以下を参考に。
ですが実際に調べていくと目安となる交換時期があり、交換を怠ることでエンジンにダメージを与える結果となります。
そのため早めに交換を推奨する訳ですが…
いきなり交換時期と言われてもよく分かりませんよね?
そこで今回の記事では、交換時期やどの距離まで走行して大丈夫なのか。順を追って解説していきます。
記事を最後まで読むことで知識を得ることはもちろん。
これから先自分で交換をする際の目安となるので参考にしてみてください。
交換のタイミングはオイル交換2回に1回
まずオイルエレメントとは、
オイルのフィルター。
つまり、エンジンオイルでため込んだ異物をフィルターでろ過して取り除く役割をしています。
オイルがエンジン内部を循環する際に、カーボンスラッジや金属粉などの不純物がどうしても混入してしまいます。
不純物がそのままエンジン内部に侵入してしまうと、
そうならない為に、混入した異物をろ過して取り除くエレメントがある訳ですね!
ですがエレメントにも限界があるので、
長時間使用すると効果が薄れていってしまいます…
そうならないようにエレメントの
交換をするわけです。
その交換時期がオイル交換2回毎に1回の交換という訳です!
オイル交換2回に交換1回だと走りすぎな気もするけど実際はどうなの?
ただし、ここで疑問に思うのが『ほんとに2回毎に1回で大丈夫なの?』ではないでしょうか?
オイル交換2回毎にエレメント交換1回。
数値にすればオイル交換1回の目安が5000㎞。
2回であれば10000㎞程となります。
走りすぎな気もするけどどうなの?
オイル事態すぐに汚れる訳じゃないから、距離的にはちょうどいいんだよね。
実際、10000㎞前後で交換する事もあるぐらいなので、エレメントの交換が2回に1回でも問題はありません。
ちなみに1万km前後ならこのくらいの黒さです。
新油と比べれば黒くはなっているものの、
ドロドロとした個体にはなっていません。
この程度までであれば、エレメントは無交換でも走行はできます。
ただしそれ以上は2万km。3万kmと距離が増えるたびに、スラッジ(汚れ)で目つまりを起こしやすくなりエンジンを壊す結果となります。
つまり、無交換状態で走行するなら1万キロ程度までに抑えておきましょうって事だね。
また、たまに早い交換なほどエンジン保護として
最適という方もいますが…
結局汚れてなければオイルが無駄になってしまうのでおすすめな方法とは言えません。
なので、交換の目安としては2回に1回の交換でも問題ないといえるでしょう!
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ただし、交換時期が早まる例外もある!
このように交換目安はオイル交換2回につき1回となっていますが、その中にはもちろん例外もあります。
さっきは2回に1回のペースで交換で大丈夫って言ったんだけど、例外の場合もあるんだよね。
それってどんな時?
サーキットなどのエンジンに負担がかかる場合だね。
本来であれば走行距離に比例してうまい具合に汚れが出るので交換となります。
ですが、サーキットのような常に全開で走行を前提とする場合…
エンジンに高負荷がかかるので、距離に反比例して汚れ具合も大きく変わります!
特にオイルが循環しているエンジン内部では、
オイル性能が低下することでダメージは日々蓄積されます。
オイルが汚れる=エレメントも同じく汚れる。
ですので全開走行を前提とするサーキットでは、一回のオイル交換で毎回エレメントも交換するようにするといいでしょう!
ちなみに低下する理由として5つの作用が
関係してくるわけですが…
詳しくは【何故車のオイル交換は必要?意外と知らないオイル内に含まれる5つの役割】を参考にしてみてください。
記事のまとめ
以上、オイルエレメントの交換時期を
紹介しました。
今回の記事のおさらいです。
なので正しい手順や方法を理解して
交換時期で交換を心がけましょう!
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