貼り付けプッシュスイッチ3224×LEDを組み合わせた配線のつなぎ方と作動確認方法

エーモン・その他電装品作業
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今回ご紹介するのは、貼り付けプッシュスイッチ3224とLEDを組み合わせた電装品作動のやり方です。

電装品と言えば、一般的に電源に合わせて繋ぐ事で電気が流れると点灯。遮断されると消灯する仕組み。

ただし点灯はあくまで電源に合わせたもの。

たとえば

〇〇の時には点灯させて○○の時に消灯させる仕組みを作りたいな。

こんな場合には使えません。

仮に電源に合わせて点灯はできても、
逆に任意で切り替えて使う事はできません。

そこでおすすめしたいのが貼り付けプッシュスイッチ3224を組み合わせてつなぐことです。

本来であれば任意の切り替えはできませんが…

・スイッチ
・電装品(LED)

2つを組み合わせる事で任意の切り替えが可能となります。

この記事では、『任意で切り替えて電装品を作動させたい。』こんな方向けに作業の流れ(手順)をお伝えしていきます。

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貼り付けプッシュスイッチ×LEDを組み合わせた取り付けの流れ

それではさっそく、貼り付けプッシュスイッチ×LEDを組み合わせた取り付けの流れを見ていきましょう。

流れは

スイッチとLEDに接続コネクターを取り付ける
接続コネクター同士を繋げる
マイナス同士を繋げる
電源側へ配線を繋げる
電源を入れてみよう
スイッチを押して電装品の作動確認

スイッチとLEDに接続コネクターを取り付ける

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まずそのままでは取り付けができないので、スイッチとLEDに接続コネクターを取り付けていきましょう。

接続コネクター(3328)は赤丸のパーツで、
配線同士の連結をする事ができます。

対応サイズが0.2~0.5sqまで対応なので幅広く使う事ができます。

ちなみに、接続コネクターの取り付け方がよくわからない方は以下記事を参考にするとわかりやすいです。

【1分で出来る】接続コネクター(3328)を配線とつなげる簡単なやり方
接続コネクター(3328)をカスタムとして使う場合は配線とつなげる必要があります。この記事では手順を元に簡単につなげる流れをお伝えします。

接続コネクター同士を繋げる

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取り付ける事が出来たら接続コネクター
(3328)同士を繋げていきましょう。

接続コネクターは同じ向きでは繋げられないので…

繋げる場合は左右で異なる向きにすると連結ができます。

マイナス同士を繋げる

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ここではマイナスを繋げます。

配線のつなぎ方と作動確認】でも言ったように

繋げる方法は

・マイナスの配線を探して繋げる
・ボディアースに直接落とす

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マイナスの配線を探して繋げる場合は、オーディオ裏の数ある中から配線を見つけて繋げるやり方です。

逆にボディアースに直接落とすやり方は、クワ型端子などを使い車体のアースに繋げてマイナスを確保する方法です。

今回はボディアースに直接落とすやり方までは同じですが…

スイッチと電装品側でマイナスが2つあるので、
今回は【アースポイント増設ターミナル】を使います。

名前の通りアースを増やす場合におすすめな商品。大元のマイナスをアースに落すことで最大で8つまで分岐して使う事ができます。

アースポイント増設ターミナルの詳しい使い方に関しては以下でまとめているので参考にしてみてください。

最大8つまで分岐可能”アースポイント増設ターミナル2833のつなぎ方”
この記事は、アースポイント増設ターミナル2833の使い方がいまいちわからない人向けに、正しいつなぎ方と装着までの手順について解説しています。作業後の確認事項も同時に紹介するのでぜひ参考にしてみてください。

電源側へ配線を繋げる

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電装品のプラス、マイナスときて残りは電源のプラス。

黄色配線は電源なので

・常時電源
・ACC電源
・イルミ電源

いずれかに繋ぎましょう。

もし電源についてよくわからない方は、以下電源をまとめている記事を参考にしてみてください。

【カスタムに役立つ】車の電源5つ(常時・ACC・イルミ・IG)
電装品のカスタムをするにあたって必要不可欠な車の電源。その電源にはいくつか種類(常時・ACC・イルミ・IG電源)があり、条件を満たさないと電気が流れないものもあります。そのため、まずは基本となる電源について知っておく必要があります。

電源を入れてみよう

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一通り配線を繋げる事が出来たら後は作動確認です。

まずACCやイルミなど。電源が入ると
スイッチ内部のLEDがうっすらと点灯します。

スイッチONと勘違いしがちですが…

この状態ではまだスイッチはOFF状態です。

スイッチを押して電装品の作動確認

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逆にスイッチをONにすると中のLEDが
明るく点灯する仕組みです。

・スイッチOFF=うっすら点灯
・スイッチON=明るく点灯

明るさによって比較的わかりやすいので、
現在ONなのかOFFなのか認識しやすいです。

加えて連動したLEDも点灯すると
電装品の動作に問題ない事がわかります。

・スイッチONで点灯
・OFFで消灯

それぞれで正常に作動すれば完了となります。

貼り付けプッシュスイッチ3224はこんな時に使うのがおすすめ

このように、貼り付けプッシュスイッチは手順
通りに繋ぐ事でLEDの点灯まで役立てる事ができます。

ここからは加えてどんな時におすすめできるスイッチなのかお伝えします。

電装品を任意で作動させたい時に便利

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1つ目は電装品を任意で作動させたい時。

スイッチ系の定番でもある機能ですね。

一般的には一度繋げた電源に入れてしまえば

・エンジンを切る
・電源より下にする

いずれかの方法でないと電装品をOFFにする事はできません。

他にも自分のタイミングで電装品を
動かしたりなどのことも当然できません。

こうなると点灯したくない時にも反応してしまうので…

○○のタイミングで点灯/消灯させたいな。

こんな方にはおすすめできません。

そこで貼り付けプッシュスイッチの出番です。

LEDと貼り付けプッシュスイッチを組み合わせる
事によって任意でも切り替えが可能となります。

複数の電装品を動かしたい時にも使える

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また、複数の電装品を動かしたい時にも使えます。

スイッチと電装品だけではできませんが…

・電源分岐ターミナル
・アースポイント増設ターミナル

など。補助パーツと組み合わせる事で複数の電装品を動かすことができます。

貼り付けプッシュスイッチ3224を使って複数の電装品を動かしたい方は、以下でまとめている配線のつなぎ方を参考にしてみてください。

貼り付けプッシュスイッチ(3224)を使った電装品分岐配線方法と作動確認のやり方
どうやって分岐して配線を繋げればいいのだろう。やり方がいまいちわからない。こんな方向けに貼り付けプッシュスイッチ3224と電源分岐ターミナルやアースポイント増設ターミナルを使って電装品を複数分岐できる配線のつなぎ方や点灯方法をまとめています。今回の方法は任意で複数電装品を切り替えて使いたい方におすすめなので参考にしてみてください。

電装品の消し忘れ防止に役立つ

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もう一つは電装品の消し忘れ防止に役立つ事。

特に普段から忘れがちな人にありがちですが…

切り忘れる事によって電装品が点灯したままになる。→そのまま忘れて長い時間放置する。→バッテリーが上がるというトラブルになる危険があります。

もちろんLEDなどの電装品程度なら
すぐに上がる訳ではありませんが…

バッテリーの状態や放置期間によっては上がりやすくなります。

そこでおすすなのが内蔵のLEDが
ついている貼り付けプッシュスイッチです。

・消灯
・電源ON
・スイッチON

いずれかによって消灯や点灯でわかりやすく
なっているので消し忘れ防止にも役立ちます。

このように使い方次第で便利なパーツなので
作業に合わせて使い分けるのがおすすめです。

記事のまとめ

以上、貼り付けプッシュスイッチ×LEDを
組み合わせた取り付けの流れをお伝えしました。

貼り付けプッシュスイッチ×LEDを組み合わせた取り付けの流れ
スイッチとLEDに接続コネクターを取り付ける
接続コネクター同士を繋げる
マイナス同士を繋げる
電源側へ配線を繋げる
電源を入れてみよう
スイッチを押して電装品の作動確認

貼り付けプッシュスイッチ3224を使う事で任意で電装品の切り替えとして役立てる事ができるので、作業に応じて使い分けてみましょう。

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