エア抜きに使うタンクは自作できるって本当?ペットボトルで簡単に作れるって聞くけど。どうやって作るの?
このように思った事はありませんか?
一般的にエア抜きと言えば内部の気泡を取り除いて冷却水の流れをよくする作業。流れをよくする事でオーバーヒートになる事を防ぐ効果があります。
その際の作業には画像のようにリザーブチャージャーやじょうごなどのパーツを活用する事が一般的。
ですが必ずしも誰でも持っているわけではなく、ない場合には購入もしくは他のもので代用する必要があります。
ただ、『エア抜きの為だけに購入するぐらいなら他のもので代用して出費を抑えたい。』そんな方も中にはいる事でしょう。
そこでおすすめしたいのが今回の
ペットボトルを使ったペットボトルタンクです。
作り方も簡単でオイル交換の際などにも代用が
効くので、色々な作業に使ってみたい方に最適です。
もし興味があって『これから先の作業に役立てたい。』こんな方はまずは作り方を覚える事から確認してみましょう。
作業に必要なパーツ
作業に入る前に、簡単に必要な
パーツを見ていきましょう。
ペットボトル
1つ目はペットボトルです。
ペットボトルについては、プラスチックで
あればどれでも問題ありません。
とはいえ大きすぎても邪魔になるので、500mlほどに留めておくと持ち運びにも便利です。
ハサミ
2つ目はハサミです。
ペットボトルをカットするために使用します。
カットできれば大丈夫なので、
家庭用でも問題ありません。
ビニールテープ
3つ目はビニールテープです。
ビニールテープは巻くことができればどれでも大丈夫です。
ペットボトルタンクの作り方手順
それでは必要なものが準備出来たら
作成手順を見ていきましょう。
ペットボトルに切り込みを入れてカットしよう
まず、ペットボトルに切り込みを入れて
カットしていきましょう。
カットする比率は好みになりますが、
出来る限り長めがおすすめです。
やりづらい方はカッターで切り込みを入れるのもおすすめです。
キャップにビニールテープを巻く
カットが終わったらビニールテープをキャップ
周りに巻いていきましょう。
適度にテープを重ねて巻く
適度な重ね巻きで大丈夫ですが、
目安としては三重ほどです。
巻きすぎると後々ラジエーター口に収まり
きらなくなるので注意しましょう。
ペットボトルの口に穴をあける
ペットボトルの口に穴をあけていきましょう。
開ける穴のサイズは自分好みで開けましょう。
ゆっくり入れたい場合は小さい穴。一気に冷却水を入れたい場合は少し大きめの穴をあけます。
タンクにペットボトルをセットする
エア抜き用のペットボトルタンクが出来たら
実際に取り付けて合わせてみましょう。
通常ならラジエーター側にセットしますが、
インプレッサのように2か所あるタイプもあります。
こんな時ってどうすればいいの?
2つある場合は加圧タンク側(ラジエーターでない方)に取り付けるといいね。
セットする場合は加圧タンク側のキャップを外して取り付けます。
ラジエーターキャップの簡単な交換方法と緊急時にキャップを開ける方法 ≫
キャップを取り外すことが出来たら
画像のようにセットしましょう。
セットした際に隙間なくはめ込むことができれば完成です。
ここまで終われば作業は終了となります。
ちなみにラジエーター側にしかキャップがない場合は、同じようにラジエーターのキャップを開けて差し込みます。
自作のペットボトルタンクを常備してエア抜き作業に備えよう!
以上、クーラント(冷却水)のエア抜きに使う
ペットボトルタンクの作り方を解説しました。
今回の記事のおさらいです。
ハサミ
ビニールテープ
キャップにビニールテープを巻く
適度にテープを重ねて巻く
ペットボトルの口に穴をあける
タンクにペットボトルをセットする
今回の記事を読むとわかる通り、ペットボトルタンクは専用のパーツを用意しなくても、簡単にエア抜き作業をすることができるものです。
身近にあるもので簡単に作れるので、費用を抑えて
エア抜きをしたい方はぜひ参考にしてみてください。
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