今回お伝えするのはトグルスイッチとLEDを組み合わせた光らせ方です。
トグルスイッチは一般的にスイッチの
切り替えによって電装品を作動できるパーツ。
本来であれば自分のタイミングで点灯や消灯はできませんが…
トグルスイッチを活用する事で任意での切り替えができます。
中でもONーONタイプは、2つの電装品を切り替えて使うことができるのでカスタムに応じて使い分けたい方におすすめです。
この記事では、『ONーONタイプの光らせ方の手順が知りたい。』こんな方向けに順を追ってお伝えしていきます。
トグルスイッチ用の配線を3つ作る
トグルスイッチ用の配線を
作る事から始めましょう。
使うものは
トグルスイッチに合わせて平型端子や
配線を準備しましょう。
必要なものはプラス配線が3本。平型端子×3。
平型端子を配線にかしめる
準備が出来たら平型端子を配線にかしめていきましょう。
配線の被覆を剥いた状態で平型端子を
セットしてかしめるだけ。
実際の詳しいかしめのやり方については以下記事でまとめているので参考にしてみてください。
スイッチに合わせて配線を繋げる
かしめた平型端子をトグルスイッチに
つないでいきましょう。
トグルスイッチ3極の場合は両端が電装品のプラスになっていて、真ん中が電源のプラスとなります。
電装品のプラス自体はどちらにつなげても同じですが…
電源だけ真ん中なので注意しましょう。
電装品と配線をつなげる
スイッチ側の接続が出来たら電装品と
配線をつなげていきましょう。
今回は①と③を作動させるのでLEDを2つ使います。
繋げる場合は
・③とLED2のプラス
・1と2のマイナスをそれぞれアースに落とします
実際につなげてみるとこんな感じに。
①のLEDはそのままつないでいますが…
③に関しては配線の太さが変わるので、
対応できるように接続コネクター3328を使います。
マイナスに関しては今回は分岐が出来るアースポイント増設ターミナルを活用しています。
電装品(LED)の作動確認をする
あとは繋げたLEDの確認となります。
まずスイッチを上に倒すと③の
電装品と接点が繋がりLEDが点灯します。
逆に下方向に倒すと①の電装品と
接点が繋がりLEDが点灯します。
まとめると
・下方向に倒すと①が点灯
逆に①・③どちらも消灯状態にしたい
場合はトグルを中間に合わせるだけです。
このようにどちらに切り替えるかによって作動が異なるので、作業に応じて使い分けるといいでしょう。
ONーONの仕組みを理解して作業に役立てよう
以上、トグルスイッチとLEDを組み合わ
せた光らせ方をお伝えしました。
今回のやり方を覚えることで、作業に合わせて使い分けることができるので参考にしてみてください。
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