バックランプのLED化をしたいのに交換のやり方が分からない。
特に慣れていない初心者にありがちなことで、この記事を見てる方の中にも現在同じく悩んでいる方もいるでしょう。
『なら車屋さんにお任せすればいいのでは?』と思う方もいますが…
お店に依頼しようにも費用や工賃がかかる為、費用を抑えたい方にはあまりおすすめとは言えません。
『ならどうすればいいのか』と思った時に、おすすめするのが正しいやり方を覚えて自分で交換すること。
やり方自体もハロゲン(白熱球)の交換同様難しくはないので、5分程度あれば初心者でも交換はできます。
特に費用や工賃を抑えたい方にはおすすめなので、もしこれから先自分で交換が出来るようになりたい。こんな方は記事を参考に覚えてみて下さい。
バックランプの交換方法
それではさっそく、バルブの交換方法に
ついて詳しく見ていきましょう。
今回はGDB(インプレッサ)を元にT20バルブの交換。
バルブは【HID屋】のバックランプを使いますが、他にもLEDが知りたい。そんな方は一緒に以下おすすめのLEDバルブを参考にしてみてください。
バックランプの位置を確認する
まずバックランプの位置確認から。
今回取り付けるGDBのバックランプはリア内側の丸。
レバーを引いてトランクを開ける
位置の確認が出来たらレバーを引いて
トランクを開けていきましょう。
レバーの位置は足元付近の赤丸部分。
手前のソケットを引き抜く
トランクを開けれたら、手前の
ソケットを引き抜いていきましょう。
バックランプのソケットの位置は正面から見て右側。赤丸の位置となります。
引き抜く手順としては以下の通り。
ソケットからバルブを引き抜く
ソケットを引き抜く事が出来たら、ソケット
からバルブを引き抜いていきましょう。
やり方は簡単で矢印方向に引き抜くだけ。
新しいLEDバルブを準備する
バルブを引き抜く事ができたら新しいバルブを準備しましょう。
今回使うのは【HID屋】バックランプ。
形状はT20タイプ。車種によってはT16・S25も
あるので交換する時は注意しましょう。
どう違うの?
違いは差込口の形状で見分けることができるよ。
※詳しい詳細は以下T20・T16の違いでまとめているので参考にしてみましょう。
逆の手順でLEDバルブを組み付ける
差込まで出来たら後は逆の手順で組み付けるだけです。
バルブを車体にはめ込む⇒時計回りに回して固定。
お疲れ様でした。
作業自体はここまでやって5分程度で終わります。
バルブの交換後に確認する事
最後に確認する内容です。
確認内容としては点灯確認を忘れずにすることです!
バルブの点灯確認
上記でも説明しましたが、必ずバルブの点灯確認をしましょう。
交換後の点灯確認は大事なことで、
夜間の走行にも大きく影響を与えます!
たとえば昼間に交換をしてそのまま点灯確認をしなかった場合…
仮に夜間に使う用事ができたとしても、
不備があった場合に点灯する事がありません。
そうなった場合は、原因の探求⇒原因不明で直すのに手間がかかると言った事になります。
また、球切れが原因だった場合に代用として
ショップに買いに行くこともできなくなります。
不点灯の場合に灯火の不備で止められる危険性あり
また、不点灯のまま公道走行する事で灯火の
不備で止められる危険性も出てきます。
バックランプは制動灯や尾灯のように長時間点灯させておくものではありませんが、条件を満たした時に点灯させることが決められている以上は不点灯の場合は整備不良に該当します。
道路交通法第62条(整備不良車両の運転の禁止)
車両等の使用者その他車両等の装置の整備について責任を有する者又は運転者は、その装置が道路運送車両法第三章 若しくはこれに基づく命令の規定(道路運送車両法 の規定が適用されない自衛隊の使用する自動車については、自衛隊法 (昭和二十九年法律第百六十五号)第百十四条第二項 の規定による防衛大臣の定め。以下同じ。)又は軌道法第十四条若しくはこれに基づく命令の規定に定めるところに適合しないため交通の危険を生じさせ、又は他人に迷惑を及ぼすおそれがある車両等(次条第一項において「整備不良車両」という。)を運転させ、又は運転してはならない。
とはいえ、正直後退時以外では確認のされようがないので、止められると言う事はほぼありません。
ですが、点灯しない事で車検には通らなくなるので必ず点灯するように治すことが大切です。
もし点灯しない場合は?
ちなみに交換したのに点灯しない場合は
逆の極性に取り付けている場合がほとんどです。
逆の極性に取り付けている場合がほとんど
まず点灯しない場合によくあるのが、プラスと
マイナスを逆の極性に取り付けている場合がほとんどです。
バルブには基本的にプラスとマイナスの極性があり、正しくつなげる事で点灯しています。
ですが、極性が逆になると電気が伝わら
ないので点灯しなくなってしまいます。
なので、その場合は極性を合わせてあげると問題なく点灯が出来ます。
点灯しない場合はほとんどがバルブ
また、もう一つはバルブの球切れがあります。
バルブの球切れについては中古のバルブを
購入した場合によくある事です。
基本的にLEDは寿命が長いのでそうそう壊れる事はありません。
ですがバルブは使い続ければいずれは使えなくなるもの。
中古品に関しては誰がどのくらいの期間使った
ものなのかわからず、寿命もまちまちです。
そこにたまたま購入したバルブがちょうど
寿命が来て球切れを起こすという訳です!
また、ごくまれに安すぎるバルブを購入して点灯しない場合もあります。
なので、出来る限りメーカー品や値段に見合ったものを選ぶと失敗のリスクは減らせます。
使い方次第で様々活用が効くので、作業に合わせて取り付けるとおすすめです。
このように、交換後の確認と一緒に点灯しない場合の対処法も覚えておくと瞬時に対応ができるようになります。
正しい交換方法を理解してこれからの作業に役立てよう!
以上、LEDバックランプの交換方法を解説しました。
今回の記事のおさらいです。
レバーを引いてトランクを開ける
手前のソケットを引き抜く
ソケットからバルブを引き抜く
新しいLEDバルブを準備する
逆の手順でLEDバルブを組み付ける
交換したのに点灯しない場合は中古のバルブを使うことが原因
初心者から始めるとどうしてもやり方が
わからないから作業が進まない。
こういった方が多いですが…
正しいやり方さえ理解しておけば10分
程度でLEDに交換ができるようになります。
実際慣れていない方でも手順通りにやれば簡単に出来るので、今回の記事を参考にぜひ自分でも挑戦してみましょう。
他にもバックランプの知識を知っておきたい人向け
この記事以外にもバックランプについて詳しく知っておきたい。そんな方は以下記事を参考にしてみてください。