・ウインカーの交換方法が知りたいんだけど。
・どうやって交換すればいいんだろ。
・手順があるなら今後のために知っておきたいな。
このような悩みを抱いたことはありませんか?
特に現在同じような問題で苦しんでいる方。
『なら車屋さんにお任せすればいいのでは?』と思う方もいますが…
依頼するとバルブ費用に加えて工賃や時間も制限されるので、自分の都合に合わせたい人には向きません。
かといっていざ作業をしようと車に向かっても、どれから手を付ければいいのかわからない事ってありますよね。
手順を先に知る事は余計な作業を省いて
問題を早急に解決させるため大切な事。
自分では『これだ!』と思っていても、間違った考えのままでは余計なパーツまで取り外して無駄な時間が過ぎるだけです。
実を言うと過去の私も同じ悩みを
抱えていたことがありました。
初心者の頃、ネットなどで検索してもよくわからず手さぐりに作業をして時間ばかりが無駄になっていた時期もあります。
ですが実際に、一から作業を教わりながらしていく中で正しいやり方を学び解決への運びとなりました。
今回はその経験を活かして
交換のやり方や交換後にやる事なども
含めて一緒に解説していきます。
記事を読むことで知識を得る事はもちろんですが、これから先のトラブル解決を自分でできるのようになるで参考にしてみてください。
ウインカー交換(フロント編)
それではさっそく、バルブの交換方法に
ついて詳しく見ていきましょう。
今回はヴィッツ(NPC130)を元にT20バルブの交換をしますが、車種によってはバルブの形状が変る場合もあります。
なので、実際に交換する場合は形状に注意して交換しましょう!
レバーを引いてボンネットを開ける
まずそのままでは交換ができないので、先に赤丸のレバーを引いてボンネットを開ける事から始めましょう。
ボンネットを開けるレバーは、赤丸のように
ダッシューボード又は足元にある事が多いです。
ウインカーの位置を探す
ボンネットを開けたらウインカーの位置を探します。
ヴィッツの場合は矢印の位置。
外す箇所は赤〇部分。
もしわからない場合は、ウインカーを
点灯するとすぐにわかります。
バルブを外す
位置を確認出来たらバルブを外していきましょう。
バルブを外す場合は、反時計回りに回すだけです。
反時計回りに回すことでソケットが外れます。
ソケットからバルブを外す場合は手前に引き抜くだけです。
交換用のバルブと取り換える
バルブを引き抜く事が出来たら、交換用の物と取り換えます。
今回は純正⇒ハロゲンバルブに交換となります。
形状はT20タイプ。車種によってはS25も
あるので交換する時は注意しましょう。
どう違うの?
違いは差込口の形状で見分けることができるよ。
S25バルブはUの字になっているのが特徴。取り付ける場合は一度奥まで差し込み、時計周りに回す。
T20バルブはコの字になっているのが特徴。取り付ける場合は差し込むだけ。
見た目がそもそも違うので見分け方は簡単です。
ちなみに、今回はハロゲン⇒ハロゲンなので、純正交換用のバルブを使います。
逆の手順で組み付けて装着
差込まで出来たら後は逆の手順で組み付けるだけです。
バルブを車体にはめ込む⇒時計回りに回して固定。
なおT20バルブのはめ込み方については、以下を参考にしてみてください。
点灯確認
一連の流れが終わったらあとは点灯確認です。
確認方法はウインカーレバーでもいいですが、
簡単なのはハザードスイッチを押すことです。
ウインカーの右と左両方一緒に見れます。
問題なく点灯できればフロント側の作業はこれで終了となります。
・慣れていない人でも10分程度で終わります。
ウインカー(リア)の交換の方法
フロントが終わったら次はリア側の交換です。
リアウインカーの位置を確認
リアのウインカーの確認です。
ボディ側とトランク側の2か所ありますが、ヴィッツ(NPC130)の場合は矢印の位置です。
内張りのカバーを外す
位置がわかったらトランクを開けましょう。
車種によっては、テールレンズを取り外す必要があるのでラチェットハンドルが必要になりますが、ヴィッツの場合は外す必要はありません。
トランクを開けた際に、横にあるカバーを
外すとリアのウインカーが見えます。
バルブを外す
バルブを外す場合は、反時計回りに回すだけです。
反時計回りに回すことでソケットが外れます。
ソケットからバルブを外す場合は手前に引き抜くだけです。
交換用のバルブと取り換える
バルブを引き抜く事が出来たら、交換用の物と取り換えます。
今回は純正⇒ハロゲンバルブに交換となります。
形状はT20タイプ。車種によってはS25も
あるので交換する時は注意しましょう。
後の説明内容はフロントの時と同じなので省略します。
逆の手順で組み付けて装着
差込まで出来たら後は逆の手順で組み付けるだけです。
バルブを車体にはめ込む⇒時計回りに回して固定。
点灯確認
一連の流れが終わったらあとは点灯確認です。
確認方法はフロント同様ウインカーレバーでもいいですが、簡単なのはハザードスイッチを押すことです。
ウインカーの右と左両方一緒に見れます。
問題なく点灯できればフロント側の作業はこれで終了となります。
・慣れていない人でも10分程度で終わります。
前後で合わせれば
5~6分程度。慣れていない場合は20分程度で終わります。
交換後に確認する事。もし点灯しない場合の対処方法
最後に確認する内容です。
バルブの点灯確認
上記でも説明しましたが、必ずバルブの点灯確認をしましょう。
交換後の点灯確認は大事なことで、
昼間や夜間時に大きく影響を与えます!
たとえば昼間に交換をしてそのまま点灯確認をしなかった場合…
仮に夜間に使う用事ができたとしても、
不備があっても認識できません。
そうなった場合は、原因の探求⇒原因不明で直すのに手間がかかると言った事になります。
また、球切れが原因だった場合に代用として
ショップに買いに行くこともできなくなります。
このように何かしら不備が起こる可能性もあるので、必ずバルブの点灯確認はしておきましょう。
もし点灯しない場合の対処方法
ちなみに交換したのに点灯しない場合は
バルブの球切れがほとんどです。
バルブの球切れについては中古のバルブを
購入した場合によくある事です。
バルブは使い続ければいずれは使えなくなるもの。
中古品に関しては誰がどのくらいの期間使った
ものなのかわからず、寿命もまちまちです。
そこにたまたま購入したバルブがちょうど
寿命が来て球切れを起こすという訳です!
また、ごくまれに安すぎるバルブを購入して点灯しない場合もあります。
なので、出来る限りメーカー品や値段に見合ったものを選ぶと失敗のリスクは減らせます。
記事のまとめ
以上、ウインカーの交換方法から取り付けまでの手順を解説しました。
今回の記事のおさらいです。
ウインカーの位置を探す
バルブを外す
交換用のバルブと取り換える
逆の手順で組み付けて装着
点灯確認
内張りのカバーを外す
バルブを外す
交換用のバルブと取り換える
逆の手順で組み付けて装着
点灯確認
交換したのに点灯しない場合は中古のバルブを使うことが原因
ウインカー=交換方法がわからず、初心者の方にとっては難しいかもしれません。
しかし、今回のように正しい知識をつける事で、自分で交換ができるようになります。
なので、これから先自分で交換をしてみてたい。
そんな方はぜひ参考にしてみてください。
LEDに交換したい場合について
交換に関して今回はハロゲン球の
交換でしたが…
・ハロゲンからLEDに交換したい
・どんなLEDバルブがあるのかわからない
・安全なバルブが知りたい
そんな方は以下のポイントを参考に選んでみましょう。
まず車検に適合する物を選ぶことが重要です。
ウインカーと言えど車検項目に含まれるので、
どれでもいいという訳ではありません。
赤や青など。他の灯火と被りやすい物は基本NGです。
最低限オレンジ系の色である事。昼間に100mの距離から確認できるものが目安となります。
また、ウインカーの場合に気を付けないと
いけないのがLED化した場合のハイフラです。
ハイフラ=高速点滅。
コンピューター内で誤認識する事で、
片方のウインカーは点灯しなくなります。
ちなみにどのウインカーがいいとかあるの?
実際に使った中でよかったのはfclの抵抗内蔵LEDウインカー だね。
車検基準をクリアしているのはもちろんですが、そのまま取り付けてもハイフラにならないのがいいですね!
半来ならLED化=ハイフラで高速点滅を直す
のに見合った対策をする必要があります。
ですが、fclの抵抗内蔵LEDウインカーなら
形状が合えば追加の対策が必要ありません。