・バックランプの交換方法が知りたいんだけど。
・どうやって交換すればいいんだろ。
・手順があるなら今後のために知っておきたいな。
このような悩みを抱いたことはありませんか?
特に現在同じような問題で苦しんでいる方。
『なら車屋さんにお任せすればいいのでは?』と思う方もいますが…
依頼するとバルブ費用に加えて工賃や時間も制限されるので、自分の都合に合わせたい人には向きません。
かといっていざ作業をしようと車に向かっても、どれから手を付ければいいのかわからない事ってありますよね。
手順を先に知る事は余計な作業を省いて
問題を早急に解決させるため大切な事。
自分では『これだ!』と思っていても、間違った考えのままでは余計なパーツまで取り外して無駄な時間が過ぎるだけです。
実を言うと過去の私も同じ悩みを
抱えていたことがありました。
初心者の頃、ネットなどで検索してもよくわからず手さぐりに作業をして時間ばかりが無駄になっていた時期もあります。
ですが実際に、一から作業を教わりながらしていく中で正しいやり方を学び解決への運びとなりました。
今回はその経験を活かして
交換のやり方や交換後にやる事なども
含めて一緒に解説していきます。
記事を読むことで知識を得る事はもちろんですが、これから先のトラブル解決を自分でできるのようになるで参考にしてみてください。
バックランプの交換方法
それではさっそく、バルブの交換方法に
ついて詳しく見ていきましょう。
今回はGDB(インプレッサ)を元にT20バルブの交換をしますが、車種によってはバルブの形状が変る場合もあります。
なので、実際に交換する場合は形状に注意して交換しましょう!
STEP1:バックランプの位置を確認する
まずバックランプの位置確認から。
今回取り付けるGDBのバックランプはリア内側の丸。
STEP2:レバーを引いてトランクを開ける
位置の確認が出来たら、レバーを引いて
トランクを開けていきましょう。
レバーの位置は足元付近の赤丸部分。
STEP3:手前のソケットを引き抜く
トランクを開けれたら、手前の
ソケットを引き抜いていきましょう。
バックランプのソケットの位置は正面から見て右側。赤丸の位置となります。
引き抜く手順としては以下の通り。
STEP4:ソケットからバルブを引き抜く
ソケットを引き抜く事が出来たら、ソケット
からバルブを引き抜いていきましょう。
やり方は簡単で矢印方向に引き抜くだけ。
STEP5:逆の手順で組み付けて完成
最後は交換用のバルブと差し替えて
逆の手順で組み付けて完成です。
お疲れ様でした。
・慣れていない人でも10分程度で終わります。
バルブの交換後に確認する事
最後に確認する内容です。
確認内容としては点灯確認を忘れずにすることです!
バルブの点灯確認
上記でも説明しましたが、必ずバルブの点灯確認をしましょう。
交換後の点灯確認は大事なことで、
夜間の走行にも大きく影響を与えます!
たとえば昼間に交換をしてそのまま点灯確認をしなかった場合…
仮に夜間に使う用事ができたとしても、
不備があった場合に点灯する事がありません。
そうなった場合は、原因の探求⇒原因不明で直すのに手間がかかると言った事になります。
また、球切れが原因だった場合に代用として
ショップに買いに行くこともできなくなります。
不点灯の場合に灯火の不備で止められる危険性あり
また、不点灯のまま公道走行する事で灯火の
不備で止められる危険性も出てきます。
バックランプは、制動灯や尾灯のように長時間点灯させておくものではありませんが、条件を満たした時に点灯させることが決められている以上、不点灯の場合は整備不良に該当します。
道路交通法第62条(整備不良車両の運転の禁止)
車両等の使用者その他車両等の装置の整備について責任を有する者又は運転者は、その装置が道路運送車両法第三章 若しくはこれに基づく命令の規定(道路運送車両法 の規定が適用されない自衛隊の使用する自動車については、自衛隊法 (昭和二十九年法律第百六十五号)第百十四条第二項 の規定による防衛大臣の定め。以下同じ。)又は軌道法第十四条若しくはこれに基づく命令の規定に定めるところに適合しないため交通の危険を生じさせ、又は他人に迷惑を及ぼすおそれがある車両等(次条第一項において「整備不良車両」という。)を運転させ、又は運転してはならない。
とはいえ、正直後退時以外では確認のされようがないので、止められると言う事はほぼありません。
ですが、点灯しない事で車検には通らなくなるので、必ず点灯するように治すことが大切です。
もし点灯しない場合は?
ちなみに交換したのに点灯しない場合は
逆の極性に取り付けている場合がほとんどです。
逆の極性に取り付けている場合がほとんど
まず点灯しない場合によくあるのが、プラスと
マイナスを逆の極性に取り付けている場合がほとんどです。
バルブには基本的にプラスとマイナスの極性があり、正しくつなげる事で点灯しています。
ですが、極性が逆になると電気が伝わら
ないので点灯しなくなってしまいます。
なので、その場合は極性を合わせてあげると問題なく点灯が出来ます。
点灯しない場合はほとんどがバルブ
また、もう一つはバルブの球切れがあります。
バルブの球切れについては中古のバルブを
購入した場合によくある事です。
基本的にLEDは寿命が長いのでそうそう壊れる事はありません。
ですが、バルブは使い続ければいずれは使えなくなるもの。
中古品に関しては誰がどのくらいの期間使った
ものなのかわからず、寿命もまちまちです。
そこにたまたま購入したバルブがちょうど
寿命が来て球切れを起こすという訳です!
また、ごくまれに安すぎるバルブを購入して点灯しない場合もあります。
なので、出来る限りメーカー品や値段に見合ったものを選ぶと失敗のリスクは減らせます。
使い方次第で様々活用が効くので、作業に合わせて取り付けるとおすすめです。
このように、交換後の確認と一緒に点灯しない場合の対処法も覚えておくと瞬時に対応ができるようになります。
正しい交換方法を理解してこれからの作業に役立てよう!
以上、バックランプの交換方法から取り付けまでの手順を解説しました。
今回の記事のおさらいです。
STEP2:レバーを引いてトランクを開ける
STEP3:手前のソケットを引き抜く
STEP4:ソケットからバルブを引き抜く
STEP5:逆の手順で組み付けて完成
交換したのに点灯しない場合は中古のバルブを使うことが原因
バックランプ=交換方法がわからず、初心者の方にとっては難しいかもしれません。
しかし、今回のように正しい知識をつける事で、自分で交換ができるようになります。
なので、これから先自分で交換をしてみてたい。
そんな方はぜひ参考にしてみてください。
合わせてLED化も検討中の方は、以下記事にておすすめのバルブをまとめているので交換する際の参考にしてみてください。