フォグランプをLED化した場合の車検問題と検査で落ちるパターン3選

バルブの車検
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フォグランプをLED化したいんだけど。どんな車検項目があるの?落ちるパターンって何?

このような悩みにお答えします。

一般的にフォグランプと言えば、悪天候時(雨・雪・霧)に点灯して視認性をあげる補助灯の事。

当然他の灯火類同様に車検項目がいくつかあり、基準をクリアする事で車検適合となります。

ただ、ここでふと気になるのは
LED化した場合の車検問題。

ハロゲンは何となくわかるものの、LEDに関してはまた変わってくるのでどんな基準に気をつければいいか分からない方もいることでしょう。

そこで今回の記事では、よくある落ちるパターンも含めてLEDフォグランプの車検問題について詳しく解説していきます。

LEDフォグランプでも車検には通るが…

まず、タイトルにあるLEDフォグランプについて。

フォグランプ事態が車検にも通るのはわかるんだけど、LED化した場合ってどうなのかな?

条件にもよるけどLEDでも車検には適合するよ。

理由は簡単で特にLEDはダメと
いう規定がないためです。

フォグランプはあくまで色や明るさなど一般的な
ことを基準としているだけなのでLEDでも問題ありません。

とはいえLEDだからといってどれでもいい訳ではありません。

・光量が足らないもの
・爆光すぎるもの
・赤色や青などのLEDバルブ

いずれかに当てはまるものはまず通らないと思ってください。

光量が足らない=対向車から認識されにくくなる

特にフォグランプは、視界の悪い日(雨や雪)に使う機会があるので、暗すぎて認識されなければ意味がありません。

爆光=迷惑がかかる

なら逆に明るければと爆光過ぎるのもダメです。明るすぎるものは対向車の目くらましになり危険です。

赤色や青などのバルブ=交通法で色は白色または淡黄色と決まっている

色の基準に白または淡黄色と決まりがあるので
赤色や青などの色は基本NGとなります。

なので実際に選ぶ際には白もしくは黄色を選びましょう。

ちなみにLEDフォグランプについては、別記事にておすすめもまとめているので参考にしてみてください。

【明るさupに期待】悪天候(雨・雪・霧)に効果的なLEDフォグランプ4選
悪天候(雨・雪・霧)に役立つフォグランプを探してるけど種類が多くてどれがいいかわからない。ハロゲン(白熱球)だと物足りないから黄色系のLEDバルブが欲しい。こんな方向けにおすすめするイエローバルブ(黄色LED)をまとめています。

それ以外にも注意したい!検査で落ちるパターン4選

続いてLEDフォグランプの検査で落ちる
パターンです。

落ちるパターンとしては

・レンズのひび割れ
・フォグランプの色
・交通を妨げる明るさ
・点灯しないフォグランプをつける

レンズのひび割れ

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1つ目はレンズのひび割れです。

意外と見落としがちですが、レンズの
ひび割れも車検に関係があります。

小さな日々程度(擦り傷並)ならいいですが、穴と分かるほど大きいものは基本的NGです。

理由として

・水の侵入で電気系統が漏電すること
・割れから光が漏れて認識しない

2つがあります。

なので面倒ではありますが、ひび割れには十分注意しましょう。

見つけた場合は接着剤など補習でもいいですが、それでもダメならレンズ自体を交換することもおすすめです。

新品ならディーラー取り寄せ。中古品なら
ヤフーオークションなどで購入可能です。

LEDフォグランプの色

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2つ目はフォグランプの色です。

LEDになるとハロゲンに比べて色の選択肢があるので、好きな色が選び放題!と思われがちですが…

フォグランプの色は白もしくは淡黄色で
あることが条件
なので、それ以外では通りません。

また、白や淡黄色であっても色が白に見えない物についてもNGになるので注意しましょう。

交通を妨げる明るさ

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3つ目は交通を妨げる明るさです。

交通を妨げる明るさ。つまりは爆光すぎる
ものが該当されますね。

よくあるものが爆光を謳っているフォグランプです。

明るさをうりにしているので、爆光すぎて
交通を妨げる結果になります。

この場合は、できる限りメーカー物や安すぎないものを選ぶようにすると防げます。

点灯しないフォグランプをつける

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4つ目は点灯しないフォグランプをつける事です。

レンズだけ取り付けている状態ですね。

球切れなどでフォグランプの基準をパスしたい方にありがちですが…

レンズがついている以上フォグランプありで検査されてしまうので、知らずに受けると指摘されて対象に入る場合があります。

結果として球切れ⇒点灯不良⇒検査不合格と
なります。

この場合の対策としてはフォグレンズを外して臨む。もしくは適合する球を入れる。ということが最適です。

まとめると

レンズのひび割れ
LEDフォグランプの色
交通を妨げる明るさ
点灯しないフォグランプをつける

いずれかでも当てはまると落ちやすくなるという事です。

車検に通すために出来ること

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最後に車検に通すためにできることを解説します。

と言っても難しいことでは無いので簡単に見ていきましょう。

フォグランプの基準を事前に理解する

1つ目はフォグランプの基準を事前に理解することです。

上記でも言ったように、フォグランプには色や明るさ・割れ具合など。いくつか基準があります。

それぞれの項目で見合った条件があるので、
詳しく理解しておきましょう。

ダメなパターンも調べてみる

2つ目はダメなパターンも調べてみることです。

実際に何がダメで車検に落ちたのかを知っておくことで、自分で受ける際の参考になります。

まずは車検項目を理解した上でダメなパターンもしり車検に望むようにしましょう。

車検項目を理解して1発合格を目指しましょう

以上、フォグランプをLED化した場合の車検問題と検査で落ちるパターン3選を解説しました。

今回の記事のおさらいです。

フォグランプをLED化した場合の車検問題
LEDフォグランプでも車検には通る
ただしLEDならなんでもいい訳では無い
検査で落ちるパターン3選
レンズのひび割れ
LEDフォグランプの色
交通を妨げる明るさ
点灯しないフォグランプをつける
車検に通すために出来ること
フォグランプの基準を事前に理解する
ダメなパターンも調べてみる

記事でもわかる通り、フォグランプをLEDに替えても
基準をクリアできれば車検に問題はありません。

ですので、これからLED化を検討している方は基準を元に自分の車に合ったフォグランプを選んでみましょう。

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