ウインカー(方向指示器)の灯火を【橙以外】で点灯させると違反?

バルブ系の違反
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車を運転していると、ふとウインカーを橙以外の色(青・ピンク・赤など)にして走行している車をたまに見かけます。

一般的なイメージとしては、
ウインカーの色=橙ですが…

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他の色ともなると「これってありなの?」と
疑問に思う時ってありますよね?

そこでこの記事では、色問題の違反の有無やもし違反になった場合罰則はあるのか。

詳しく解説していきます。

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ウインカー(方向指示器)を橙色以外にする行為

車を運転していると、ウインカー(方向指示器)を【橙色以外の色】にして走行している車をたまに見かけます。

橙色なら分かりますが、他の色ともなると「これってありなの?」と疑問に思う時ってありますよね?

今回は、そんな疑問を解決すべく
詳しく解説していきます。

橙色以外で走行は整備不良に該当

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まず結論から言えば【整備不良】に
該当するので違反行為となります。

理由として色に条件があるため。

というのも、ウインカーは色に条件があり、点灯させる場合は橙(オレンジ)系の色にする必要があります。

以下ウインカー(方向指示器)の色に関する内容

方向指示器の灯光の色は、橙色であること。

第45条(方向指示器)より

灯火の色は橙色であること。つまりは橙色(オレンジ色)以外の色にすることは車検に通らなくなりますよという意味。

そのため、合わない色にした状態で走行させる
事は違反行為(整備不良)になります。

整備不良の内容は道路交通法第62条に記載がある

ちなみに、該当した場合の整備不良の内容は以下の通りです。

車両等の使用者その他車両等の装置の整備について責任を有する者又は運転者は、その装置が道路運送車両法第三章 若しくはこれに基づく命令の規定(道路運送車両法 の規定が適用されない自衛隊の使用する自動車については、自衛隊法 (昭和二十九年法律第百六十五号)第百十四条第二項 の規定による防衛大臣の定め。以下同じ。)又は軌道法第十四条若しくはこれに基づく命令の規定に定めるところに適合しないため交通の危険を生じさせ、又は他人に迷惑を及ぼすおそれがある車両等(次条第一項において「整備不良車両」という。)を運転させ、又は運転してはならない。

道路交通法第62条(整備不良車両の運転の禁止)

内容としては整備不良の中の【尾燈等】に該当されます。

簡単に言えば、車検に適合しない色で走行した
場合は整備不良になりますよ。と言う事。

そのため、ウインカー(方向指示器)を点灯させる場合には色問題に注意しましょう。

整備不良(尾灯等)に関しては他にも違反項目があるので、詳しく知りたい方は以下を参考にしてみてください。

バルブ(灯火)が元で整備不良(尾灯等)に該当する12の項目
この記事では、整備不良(尾灯等)に該当する項目についてまとめています。どんな事が違反になるのか?種類は?詳しく知りたい方は参考にしてみてください。

整備不良の罰則

続いて気になるのは整備不良として
捕まった際の罰則についてです。

違反=反則金や違反点数も関係して
くるので、以下で確認してみましょう。

反則金

大型車の反則金9000円
普通車の反則金7000円
二輪車の反則金6000円
小型特殊車の反則金5000円

まず反則金については、最小で5000円。
最大で9000円とかかります。

中でも一般の方は普通車に該当されるので、
7000円の反則金がかかります。

違反点数

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また、その際の違反点数については
1点の減点とされます。

まとめると

・反則金は5000円〜9000円
・違反点数は1点の減点

違反点数は一律に1点の減点ですが、反則金については車のサイズによって金額が変わるので覚えておきましょう。

違反をしないためにできること

ここまでが違反内容や罰則の
有無についてです。

間違った使い方をする以上は違反で罰則の対象になるので、安全に使う為には正しい方法を実践する事です。

これから先違反をしたくないという方は、
以下内容を実践してみましょう。

正しい使い道を理解する

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まず正しい使い道を理解すること
から始めましょう。

ウインカー(方向指示器)は右左折時に点灯を目的とさせるもので、色は必ず橙色(オレンジ色)にする事。

そのため、他の色で走行する事は違反になるので必ず橙(オレンジ)系のウインカーを選びましょう。

ウインカーについて、『どんなのを選ぶといいのだろう?』と悩んでいる方は次でおすすめを紹介しているので、選ぶ際の参考にしてみてください。

【ハイフラ防止抵抗内蔵】T20LEDウインカーバルブおすすめ4選
この記事は、車にあったLEDウインカーがよくわからない人向けに、おすすめのハイフラ防止抵抗内蔵ウインカーバルブのおすすめ4選について解説しています。選ぶポイントも同時に紹介するのでぜひ参考にしてみてください。

運転する場合は必ず橙色に交換した状態で走行する

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また、現在他の色を付けている場合は橙色に
直した状態で運転することが大切です。

最初から橙色に取り換えておけば、後々整備
不良で摘発されることはありません。

交換方法についても知りたい方は、次の記事でまとめているので参考にしてみましょう。

車のウインカーバルブの取り外しから簡単に自分で交換するまでの手順
この記事では、ウインカーを交換する上で知っておきたい。ウインカーバルブ(フロント・リア)の取り外しから簡単な交換までの手順について解説していきます。 ウインカーの交換手順を事前に理解しておけば、知識を深める事にもつながりますし、自分で交換する際に失敗するリスクを減らす事ができます! また、記事の前半では交換後に点灯しなかった場合の対処法も解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

簡単ではありますが、このように違反をしない為に出来ることもあるので今後の為に覚えておくと良いでしょう。

記事のまとめ

以上、ウインカーを【橙色以外の色】にする行為の違反の有無について解説しました。

今回の記事のおさらいです。

ウインカーを橙色以外にした運転
橙色以外で走行は整備不良に該当
道路交通法に記載がある
整備不良の罰則
反則金
大型車の反則金 9000円
普通車の反則金 7000円
二輪車の反則金 6000円
小型特殊の反則金 5000円
違反点数
違反点数は1点
違反をしないためにできること
正しい使い道を理解する
運転する場合は必ず橙系の色にする

記事でもわかる通り、ウインカーを橙色以外に
する走行は【整備不良】に該当します。

一見すると「たかだかそんなことで?」と思う方もいるかもしれませんが…

道路交通法で決められている以上は違反になってしまうので、運転をする以上は違反の対象にならないように心がけをしましょう。

他にもウインカーの違反に関する記事をまとめているので参考にしてみてください。

ウインカー(方向指示器)が元で違反になる3つの項目と防ぐ対処方法
当記事では、ウインカーが元で違反対象になる3つの項目を詳しく解説します。 この記事で解説している事を実践できれば、違反内容を特定するだけでなく自分でも対処ができるようになります。 違反内容を知る事は対策への第一歩。 まずはどんな事が違反になるのかを明確にした上で、対処方法や防ぐ対策をしてみましょう。
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