
テールランプが元で違反になる項目がいくつかあるって聞いたんだけど。どんな内容があるの?防ぐ為に知っておきたいから詳細を教えて欲しい。
以上のような疑問にお応えします。
✅違反をしない為の対処法が知りたい
✅違反で捕まりたくない
何が違反なのかわからなければ普段通りの行動をする事で、知らず知らずに違反行為に該当してしまいます。
知らないうちに違反で捕まる=減点や切符(反則金含む)を切られる危険も。
当記事では、車を運転する上で知っておきたい。テールランプが元で違反対象になる4つの項目を詳しく解説します。
この記事で解説している事を実践できれば、違反内容を特定するだけでなく自分でも対処ができるようになります。
違反内容を知る事は対策への第一歩。
まずはどんな事が違反になるのかを明確にした上で、対処方法や防ぐ対策をしてみましょう。
テールランプが元で違反対象になる項目

今回はテールランプが元で違反対象になる項目が知りたいんだけど。どんな内容があるの?

球切れや点灯しなかったりなど。全部で4つの項目があるね。
詳しくは以下で順を追って解説していくので、順番に見ていきましょう。
テールランプを点灯しないまま走行
まず1つ目はテールランプを点灯しない
まま走行する事です。
テールランプを点灯しないという事は、
夜間を暗い状態で走行すること。
たとえ自分は良くても、相手にとっては認識がしづらく事故の原因にもなるので危険です。
また、道路交通法にも記載があるので
違反の対象となります。

違反した場合の罰則の有無については、次の記事でまとめているので参考にしてみてください。
夜間にテールランプ(尾灯)を点灯しない状態で運転すると違反になる? ≫

ライトの片目が切れた状態の走行
2つ目はライトの片目が切れた状態の走行。
点灯しないのとは逆に切れた状態でも
違反の対象になります。

片方点いてるなら別に良くない?

点灯しないよりはマシだけど、それでも明るさは半減するからもしもの時に危険なんだよね。
特に視界の悪い悪天候時の場合。片方はくっきり見えるのに対して、もう片方はうっすらとしか見えない。
見える方は問題ないですが…
見えにくい方の場合、うっすらとしか見えない事で後続車が気づくのが遅れて追突事故の原因を作ることにもなりかねません。
そのため、危険を知らせる名目として違反行為となります。
ちなみに違反としては【整備不良車両の運転の禁止】に該当。

整備不良の詳しい詳細や罰則が知りたい方は次の記事を参考にしてみてください。
テールランプ(尾灯)の片方が切れた状態で車を運転すると違反? ≫

テールランプの色
3つ目はテールランプの色です。
テールランプの色も道路交通法により決まりがあり、不適切な色にして走行した場合【整備不良】として見なされます。
また、そもそもの話。車検にも通らなく
なるので不適切な色はおすすめできません。

テールランプの色の詳細や罰則についてさらに詳しく知りたい方は、次の記事を参考にしてみましょう。
テールランプ(尾灯)の色が【赤以外】で運転を続けると違反になる? ≫

テールとストップランプの光量が同じ
4つ目はテールとストップランプの光量が同じことです。
テールとストップランプの光量が同じと言う事は、ブレーキを踏んでも明るさが変化しないので違いがわかりにくくなります。
結果として、後続車のブレーキが間に合わずに追突の危機になる事にもなりかねません。
そのため、危険を知らせる名目として違反行為となります。
テール・ストップランプの光量に差がない状態で運転すると違反になる? ≫

違反しない為にできる対処法
ここまでがテールランプが元で違反行為になる内容です。
中には「こんな事で?」という内容もありましたが、交通法に決まりがある以上守らないと違反となってしまいます。
ただ、違反になるのはあくまで守らなかった場合。逆に正しい行動が出来れば防ぐ事も出来ます。
そこでここからは、上記で解説した違反行為を防ぐ対処方法について解説して行きます。
それでは、順を追って見ていきましょう。
夜間のテールランプを点灯する
1つ目のテールランプを点灯しないまま走行について。
対処としては夜間のライト類と同時にテールランプの点灯を心掛ける事です。
特に、道路交通法では日没時から日出時までの夜間と決まりがあるので…
季節にもよりますが
・冬なら16時過ぎから6時など。
時間帯に応じて調整した点灯させるといいでしょう。
片目切れを治した上で走行
2つ目のテールランプ片目切れの走行。
片目切れも同様に違反となるので、
切れた箇所を治す事で対処ができます。
ただおすすめとしては切れた箇所だけでなく、
両方交換する方がいいでしょう。

どうして切れた箇所だけでなく両方なの?

もう片方もいつ切れるか分からないからね。
確かに切れた箇所を直すだけでも解決は
出来ますが、ポジション球はあくまで消耗品。
もう片方もいつ切れるか分からないので、
出来れば両側交換しておくと良いでしょう。
テールランプ球の簡単な交換手順と初心者がスムーズに作業する為のコツ ≫

テールランプの色は適正なものに変える
3つ目のテールランプの色問題。
テールランプの色は基本的に白色と決まりがあります。
そのため
・青など。
見た目でも違うと分かる色にすることはおすすめ出来ません。
もし、違反をしたくない場合は赤色のバルブに
取り換えて走行をしましょう。

合わせて、別記事でおすすめのテールランプもまとめているので参考にしてみてください。


テール・ストップランプの光量に差をつける
4つ目はテール・ストップランプの光量差の問題。
光量に差がないことで違反になる訳ですから、ブレーキ時に倍の明るさになるように調整すればいい訳です。
自分で探すのが面倒な方やよくわからないという方は、メーカー品や車検対応品で選ぶといいでしょう。
たとえばVALENTI(ヴァレンティ)やfcl(エフシーエル)など。
車に合わせて使い分けるといいでしょう。
このようにいくつか違反項目はありますが、順を追って一つづつ解決していけば違反をせずに運転を続けることが出来ます。
内容によっては後回しにしたい気持ちも分かりますが…
違反である以上捕まれば罰則の対象になるので、防ぐためにも正しい対処を心掛けましょう。
記事のまとめ
以上、テールランプが元で違反対象になる4つの項目についてご紹介しました。
今回の記事のおさらいです。
・ライトの片目が切れた状態の走行
・テールランプの色
・テール・ストップランプの光量差がない
・ライトの片目切れを治した上で走行
・ポジションランプの色は適正なものに変える
・テール・ストップランプの光量差は5倍以上にする
記事でもわかる通り、テールランプが元で
違反になる項目は上記4つがあります。
項目を見ていると「たかだかそんなことで?」と思う方もいるかもしれませんが…
道路交通法で決められている以上は違反になってしまうので、運転をする以上は違反の対象にならないように心がけをしましょう。

テールランプ以外にも違反項目が知りたい方は、参考として次の記事を確認してみましょう。
【知らないと損】車のポジションランプが元で違反対象になる4つの項目 ≫
【実は交通違反?】フォグランプが元で違反切符を切られる5つの項目 ≫