・車の灯火類について聞きたいんだけど
・どんな灯火類があるの?
・使用目的や点灯方法は?
このような悩みはありませんか?
一般的に車には灯火類と言われるものが装着されています。ようは点灯や点滅をするライト類の事ですね。
条件に合わせて点灯や点滅をして、車の運転時の補助的効果を持つことを目的としています。
ただ車を持っていない方やこれから免許を…という方にとってはどんな灯火類があるのかいまいち分かりませんよね。
かく言う私も過去同じように思ったことがあります。
当時は知識も少なく、灯火類=何となくついてる程度の認識でした。
ですが、実際に調べるようになってから使用目的や条件に合わせた点灯方法など詳しく学びました。
この記事では、『車で使われる灯火類について詳しく知っておきたい』そんな方向けに解説していきます。
記事を読むことで知識を得ることはもちろん。これから先、状況に応じて使い分けができるようになるので参考にしてみてください。
車で使われる灯火類の種類
ヘッドライト
1つ目はヘッドライトです。
ヘッドライトは車の全面左右に取り付けられた灯火類。
正式名称は前照灯(ぜんしょうとう)と呼ばれ、夜間を安全に走行するために取り付けられたものです。昼間であれば目視でも確認ができるので点灯する事なく走行できますが、夜間は暗くそのままでは走行が困難になります。
そんな時に役立つのがヘッドライトです。
夜間に点灯をする事で夜道を照らして走行を補助します。
ちなみにヘッドライトはさらに細かくするとロービーム・ハイビームに分けられるわけですが、今回は省略するので詳しくは以下を参考にしてみてください。
ヘッドライトのロービーム・ハイビームの違いと”2つの点灯タイミング”
名前は何となく似ているものの、ロービームとハイビームには違いがあります。この記事ではどういった違いがあるのか。それぞれどんなタイミングで点灯するのか。詳しく知りたい方は参考にしてみてください。
ポジションランプ
2つ目はポジションランプです。
ポジションランプはヘッドライト同様に車の全面左右に取り付けられた灯火類。
スモールランプと呼ばれる事もありますが、
意味は同じなのでどちらで覚えても大丈夫です。
正式名称は車幅灯(しゃはばとう)と呼ばれ、夜間に自車の位置や車幅を知らせる目的で取り付けられたものです。あくまで車幅を知らせる事が目的なのでヘッドライトのような明るさは期待できませんが、点灯させることで周囲にも認識させるので追突などの事故を防ぎます。
テール/ブレーキライト(ランプ)
テール/ブレーキライト(ランプ)は車の後方に取り付けられたもの。
正式名称はテールライトが尾灯(びとう)。ブレーキライトが制動灯(せいどうとう)と呼ばれます。使用目的としては尾灯(びとう)が後続車や歩行者に存在を認識させる事。制動灯(せいどうとう)は点灯させる事で後続車に減速する事を知らせる目的があります。一見すると同じように思えますが、
目的は違ってくるので注意しましょう。
ウインカー
ウインカーは車の前後左右に取り付けられたもの。
正式名称は方向指示器(ほうこうしじき)と呼ばれ、曲がりたい方向にウインカーを点ける事で対向車や後続車に曲がる事を知らせる目的があります。ウインカーには他にも左右で点灯させる
ハザードランプ(非常点滅表示灯)もありますが…
今回は省略するので詳しく知りたい方は以下記事を参考にしてみてください。
【ハザードランプとは】ウインカーとの違いや場面ごとの3つの使い方を解説
この記事ではハザードランプについて解説しています。また、ウインカーとの違いや使い方についてもまとめているので参考にしてみてください。特に使い方に関しては、これから先車の運転を続ける上で役立つ知識となります。
ナンバー灯
ナンバー灯は車両後部のナンバー上に取り付けられた灯火類。
他にもライセンスランプとも呼ばれることが
ありますが、覚えやすい方で大丈夫です。
正式名称は番号灯(ばんごうとう)で、夜間にナンバーを照らすことを目的としています。目的はあくまで周囲を照らす事でなく、夜間でもナンバーを認識しやすくさせる物なので明るければいいという訳ではありません。
フォグランプ
フォグランプは車両のフロント左右に取り付けられた灯火類の事。
正式名称は前部霧灯(ぜんぶむとう)と呼ばれ、雨・霧・雪など。視界状況が悪い場合に点灯させる補助等の目的があります。数ある灯火の中では常に点灯させるものでもないので、状況に応じて使い分けるのがおすすめです。
またフォグランプにはバックフォグもありますが、今回は省略するので詳しく知りたい方は以下を参考にしてみてください。
【今更聞けない】フォグランプ・バックフォグの違いとそれぞれの活用法
フォグランプ・バックフォグは何が違うのかを事前に知っておけば、知識として覚えておく事も出来ますし、場面によって正しく使い分ける事ができるようになります。また、記事の後半ではそれぞれの活用法についても解説しているので参考にしてみてください。
バックランプ
バックランプは車両後方に取り付けられたもの。車によっては1個の場合もありますが、一般的には2箇所取り付けられています。
正式名称は後退灯(こうたいとう)と呼ばれ、バックする際に点灯する事で後退しやすくする目的があります。それぞれの点灯方法
灯火類の目的についてはわかったんだけど、点灯する場合ってどうやればいいのかな。
それに関しては灯火類によってやり方が変ってくるから以下で順に解説していくね。
ヘッドライトの点灯方法
ヘッドライトを点灯する場合は、スイッチ
レバーを赤丸の位置に回して点灯させます。
キー又はプッシュボタンを所定の位置に(ACC以上)⇒スイッチを2回ひねりマークの位置に合わせる。⇒メーター上にマークが点灯されている事を確認。⇒ライトの点灯。
順番通りにする事でヘッドライトの点灯となります。
実際の流れは別記事にてまとめてあるので参考にしてみてください。
車のヘッドライトの球切れ点検を1人で行う方法と実際のやり方手順
ヘッドライトの球切れ点検=2人1組でやるイメージですが…点検の流れを理解することで自分でも簡単にやることが出来ます。球切れは知らずに走行を続けると違反にもなるので、この機会にやり方を覚えてリスクを減らしましょう。
この記事の詳細はこちら
ポジションランプの点灯方法
ポジションランプを点灯する場合は、スイッチ
レバーを赤丸の位置に回して点灯させます。
ヘッドライトは2回ひねって点灯させますが、
ポジションランプの場合は1回なので注意が必要です。
キー又はプッシュボタンを所定の位置に(ACC以上)⇒スイッチを1回ひねりマークの位置に合わせる。⇒メーター上にマークが点灯されている事を確認。⇒ライトの点灯。
順番通りにする事でポジションランプの点灯となります。
実際の流れは別記事にてまとめてあるので参考にしてみてください。
ポジションランプの球切れ点検を1人で行う方法と実際のやり方【簡単1分】
ポジションランプの球切れ点検=2人1組でやるイメージですが…点検の流れを理解することで自分でも簡単にやることが出来ます。球切れは知らずに走行を続けると違反にもなるので、この機会にやり方を覚えてリスクを減らしましょう。
記事の詳細はこちら
テール/ストップランプの点灯方法
テールランプを点灯する場合は、スイッチレバーを赤丸の位置に回して点灯させます。
ヘッドライトは2回ひねって点灯させますが、
テールランプの場合は1回なので注意が必要です。
ストップランプを点灯する場合は、
ブレーキを踏むことで点灯となります。
①テールの点灯方法
キー又はプッシュボタンを所定の位置に(ACC以上)⇒スイッチを1回ひねりマークの位置に合わせる。⇒メーター上にマークが点灯されている事を確認。⇒テールライトの点灯。
②ストップの点灯方法
ストップ(ブレーキ)を点灯させる場合は、エンジン始動の有無にかかわらずブレーキペダルを踏むだけです。
順番通りにする事でテール/ストップの点灯となります。
実際の流れは別記事にてまとめてあるので参考にしてみてください。
【1人で実践できる】テール・ストップランプの球切れ点検の方法とやり方
テールストップランプの球切れ点検=2人1組でやるイメージですが…点検の流れを理解することで自分でも簡単にやることが出来ます。球切れは知らずに走行を続けると違反にもなるので、この機会にやり方を覚えてリスクを減らしましょう。
この記事の詳細はこちら
ウインカーの点灯方法
ウインカーを点灯させる場合は、スイッチレバーを所定の位置に倒して点灯させます。
キー又はプッシュボタンを所定の位置に(ACC以上)⇒スイッチを所定の位置に合わせる。⇒ウインカーの点灯。
順番通りにやる事でウインカーの点灯となります。
実際の流れは別記事にてまとめてあるので参考にしてみてください。
【自分1人で出来る】ウインカー球切れ点検の方法と実際に車を使ったやり方
ウインカーの球切れ点検=2人1組でやるイメージですが…点検の流れを理解することで自分でも簡単にやることが出来ます。球切れは知らずに走行を続けると違反にもなるので、この機会にやり方を覚えてリスクを減らしましょう。
この記事の詳細はこちら
ナンバー灯の点灯方法
ナンバー灯を点灯する場合は、スイッチ
レバーを赤丸の位置に回して点灯させます。
ヘッドライトは2回ひねって点灯させますが、
ナンバー灯の場合は1回なので注意が必要です。
キー又はプッシュボタンを所定の位置に(ACC以上)⇒スイッチを1回ひねりマークの位置に合わせる。⇒メーター上にマークが点灯されている事を確認。⇒ナンバー灯の点灯。
順番通りにやる事でナンバー灯の点灯となります。
実際の流れは別記事にてまとめてあるので参考にしてみてください。
ナンバー(番号)灯の球切れ点検を【1人で行う方法】と実際のやり方
ナンバー灯の球切れ点検=2人1組でやるイメージですが…点検の流れを理解することで自分でも簡単にやることが出来ます。球切れは知らずに走行を続けると違反にもなるので、この機会にやり方を覚えてリスクを減らしましょう。
この記事の詳細はこちら
フォグランプの点灯方法
フォグランプを点灯させる場合は、専用のスイッチをONにして点灯させます。
キー又はプッシュボタンを所定の位置に(ACC以上)⇒フォグのスイッチをONにする⇒メーター上にマークが点灯されている事を確認。⇒フォグランプの点灯。
順番通りにやる事でフォグランプの点灯となります。
バックランプの点灯方法
バックランプを点灯させる場合は、
ギアをR(リバース)に入れて点灯させます。
キー又はプッシュボタンを所定の位置に(ACC以上)⇒R(リバース)ギアに入れる⇒バックランプの点灯。
順番通りにやる事でバックランプの点灯となります。
実際の流れは別記事にてまとめてあるので参考にしてみてください。
バックランプの球切れ点検を1人で行う方法と実車を使った実際のやり方
バックランプの球切れ点検=2人1組でやるイメージですが…点検の流れを理解することで自分でも簡単にやることが出来ます。球切れは知らずに走行を続けると違反にもなるので、この機会にやり方を覚えてリスクを減らしましょう。
この記事の詳細はこちら
使用目的や点灯方法を知りこれからに活かそう
以上、車で使われる灯火類(7種類のライト)の使用目的や気になる点灯方法を解説しました。
今回の記事のおさらいです。
ヘッドライト
正式名称は前照灯(ぜんしょうとう)と呼ばれ、夜間を安全に走行するために取り付けられたもの
ポジションランプ
正式名称は車幅灯(しゃはばとう)と呼ばれ、夜間に自車の位置や車幅を知らせる目的で取り付けられたもの
テール/ブレーキライト(ランプ)
正式名称はテールライトが尾灯(びとう)。ブレーキライトが制動灯(せいどうとう)と呼ばれます。使用目的としては尾灯(びとう)が後続車や歩行者に存在を認識させる事。制動灯(せいどうとう)は点灯させる事で後続車に減速する事を知らせる目的
ウインカー
正式名称は方向指示器(ほうこうしじき)と呼ばれ、曲がりたい方向にウインカーを点ける事で対向車や後続車に曲がる事を知らせる目的
ナンバー灯
正式名称は番号灯(ばんごうとう)で、夜間にナンバーを照らすことを目的
フォグランプ
正式名称は前部霧灯(ぜんぶむとう)と呼ばれ、雨・霧・雪など。視界状況が悪い場合に点灯させる補助等の目的
バックランプ
正式名称は後退灯(こうたいとう)と呼ばれ、バックする際に点灯する事で後退しやすくする目的
記事でもわかるように、灯火類には
それぞれに合わせた点灯方法や目的があります。
条件に合わせて点灯させることで今後の走行時において安全性を確保できるので、この機会に覚えて役立ててみてください。
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