・ヘッドランプの交換方法が知りたいんだけど。
・どうやって交換すればいいんだろ。
・手順があるなら今後のために知っておきたいな。
このような悩みを抱いたことはありませんか?
特に現在同じような問題で苦しんでいる方。
『なら車屋さんにお任せすればいいのでは?』と思う方もいますが…
依頼するとバルブ費用に加えて工賃や時間も制限されるので、自分の都合に合わせたい人には向きません。
かといっていざ作業をしようと車に向かっても、どれから手を付ければいいのかわからない事ってありますよね。
手順を先に知る事は余計な作業を省いて
問題を早急に解決させるため大切な事。
自分では『これだ!』と思っていても、間違った考えのままでは余計なパーツまで取り外して無駄な時間が過ぎるだけです。
実を言うと過去の私も同じ悩みを
抱えていたことがありました。
初心者の頃、ネットなどで検索してもよくわからず手さぐりに作業をして時間ばかりが無駄になっていた時期もあります。
ですが実際に、一から作業を教わりながらしていく中で正しいやり方を学び解決への運びとなりました。
今回はその経験を活かして
交換のやり方や交換後にやる事なども
含めて一緒に解説していきます。
記事を読むことで知識を得る事はもちろんですが、これから先のトラブル解決を自分でできるのようになるで参考にしてみてください。
ヘッドライトバルブの交換方法
それではさっそく、バルブの交換方法に
ついて詳しく見ていきましょう。
今回はヴィッツ(NPC130)を元にH4バルブの交換をしますが、車種によってはバルブの形状が変る場合もあります。
なので、実際に交換する場合は形状に注意して交換しましょう!
レバーを引いてボンネットを開ける
まずそのままでは交換ができないので、先にレバーを引いてボンネットを開ける事から始めましょう。
ボンネットを開けるレバーは、赤丸のように
ダッシューボード又は足元にある事が多いです。
ヘッドライトバルブの位置を探す
ボンネットを開けたらヘッドライトバルブの位置を探します。
ヴィッツの場合は矢印の位置。
外す箇所は赤〇部分。
もしわからない場合は、ヘッドライトを
点灯するとすぐにわかります。
コネクター⇒カバーの順で外す
コネクター⇒カバーの順で外します。
先にカバーを外すとコネクターが引っかかるので、必ずコネクターを先に抜きましょう。
抜き方については手前に引っ張るだけです。
バルブの留めがねをずらす
カバーまで外せたらバルブの留めがねを
ずらしていきましょう。
留め金は手前に引きながら上に
あげるイメージです。
硬くて動かない場合は、マイナスドライバーなどを隙間に引っ掛けるとずらしやすいです。
バルブを取り外して交換する
後はバルブを引き抜くだけです。
留め金に引っ掛けてあるだけなので、
手前に引けばスポッと抜けます。
抜いた後は新しいバルブと取り換えるだけ。
バルブの爪に合わせてはめ込んだ後、
逆の手順で組み付けていきます。
ちなみに、今回はハロゲンに交換なので純正交換タイプを使います。
交換後は点灯確認
組付けまで終わったら最後に点灯確認をしましょう。
スモールスイッチをヘッドライトの
位置に合わせて点灯させます。
一回回すとポジションランプ⇒2回回すとヘッドライト点灯になります。
問題なく点灯できれば作業は
これで終了となります。
お疲れ様でした。
・慣れていない人でも10分程度で終わります。
バルブの交換後に確認する事
最後に確認する内容です。
確認内容としては点灯確認を忘れずにすることです!
バルブの点灯確認
上記でも説明しましたが、必ずバルブの点灯確認をしましょう。
交換後の点灯確認は大事なことで、
夜間の走行にも大きく影響を与えます!
たとえば昼間に交換をしてそのまま点灯確認をしなかった場合…
仮に夜間に使う用事ができたとしても、
不備があった場合に点灯する事がありません。
そうなった場合は、原因の探求⇒原因不明で直すのに手間がかかると言った事になります。
また、球切れが原因だった場合に代用として
ショップに買いに行くこともできなくなります。
不点灯で走行すると灯火の不備で止められる危険性あり
また、不点灯のまま走行する事で灯火の
不備で止められる危険性も出てきます。
実際に道路交通法に52条に以下の記載があります。
車両等は、夜間(日没時から日出時までの時間をいう。以下この条及び第六十三条の九第二項において同じ)、道路にあるときは、政令で定めるところにより、前照灯、車幅灯、尾灯その他の灯火をつけなければならない。
上記からもわかる通り、夜間は点灯が条件であることがわかります。
ちなみに罰則とかってあるの?
灯火類の不備に該当するから、車の種類によって罰金が発生するね。
たとえば普通車なら
・罰金は6000円
というように種類によって罰金や罰則が発生するので、たかだか前照灯程度で…
とは思わずに、必ず安全のために点灯する事を確認しましょう。
もし点灯しない場合は?
ちなみに交換したのに点灯しない場合は
逆の極性に取り付けている場合がほとんどです。
逆の極性に取り付けている場合がほとんど
まず点灯しない場合によくあるのが、プラスと
マイナスを逆の極性に取り付けている場合がほとんどです。
バルブには基本的にプラスとマイナスの極性があり、正しくつなげる事で点灯しています。
ですが、極性が逆になると電気が伝わら
ないので点灯しなくなってしまいます。
なので、その場合は極性を合わせてあげると問題なく点灯が出来ます。
点灯しない場合はほとんどがバルブ
また、もう一つはバルブの球切れがあります。
バルブの球切れについては中古のバルブを
購入した場合によくある事です。
ハロゲン球は、一般的にフィラメントに電流を流した電気抵抗により、電球内部の金属の線(矢印の繊条(せんじょう))に電気を流す事で点灯します。
ハロゲン球はその点灯方法によりバルブを
明るくすることができます。
ですが、バルブは使い続ければいずれは使えなくなるもの。
中古品に関しては誰がどのくらいの期間使った
ものなのかわからず、寿命もまちまちです。
そこにたまたま購入したバルブがちょうど
寿命が来て球切れを起こすという訳です!
また、ごくまれに安すぎるバルブを購入して点灯しない場合もあります。
なので、出来る限りメーカー品や値段に見合ったものを選ぶと失敗のリスクは減らせます。
このように、交換後の確認と一緒に点灯しない場合の対処法も覚えておくと瞬時に対応ができるようになります。
正しい交換方法を理解してこれからの作業に役立てよう!
以上、ヘッドライトバルブの交換方法から取り付けまでの手順を解説しました。
今回の記事のおさらいです。
ヘッドライトバルブの位置を探す
コネクター⇒カバーの順で外す
バルブの留めがねをずらす
バルブを取り外して交換する
交換後は点灯確認
交換したのに点灯しない場合は中古のバルブを使うことが原因
点灯しない場合はほとんどがバルブ
・対処法は極性を合わせる事とバルブを新品にする
ヘッドライトバルブ=交換方法がわからず、初心者の方にとっては難しいかもしれません。
しかし、今回のように正しい知識をつける事で、自分で交換ができるようになります。
なので、これから先自分で交換をしてみてたい。
そんな方はぜひ参考にしてみてください。
LEDに交換したい人向け
なお交換に関して今回はハロゲン球の
交換でしたが…
・ハロゲンからLEDに交換したい
・どんなLEDバルブがあるのかわからない
・安全なバルブが知りたい
そんな方は、日本ライティング 【ハイスペックモデル】がおすすめです。
日本ライティングは自動車用のLEDヘッドライトを製造販売するメーカーです。
車検に適合するものも多く、明るさや耐久性も高いのが特徴です。
中でもハイスペックモデルは、
・標準モデルより1400㏐明るい
・4000k~6500kで夜間も安心
その分値段は高めですが、安心して使うなら日本ライティング 【ハイスペックモデル】がおすすめです。