
オイル同様にエレメントも交換が必要って聞いたけど本当?オイルエレメントの交換時期っていつ?自分でも知っておきたいので詳細を教えてほしい
そんな悩みにお応えします。
まずこの記事を書いた自分は
✅オイルエレメントの交換時期が知りたい
✅交換時期が早まる事例が知りたい
この記事では、車に乗る上で知っておきたい。オイルエレメントの交換時期について解説しています。
正しい交換時期を事前に理解しておけば、どのくらいまで交換をしないまま走行を続けられるのか?エレメントが元でトラブルを起こす前に対処をするきっかけにもなります!
また、記事の後半では交換する場合は単品なのか。オイルとセット交換なのかも合わせて解説しているのでぜひ最後までご覧ください。

ちなみに、今回紹介する内容については以下の順番で確認していくとわかりやすいからおすすめです。
②オイルエレメントの交換時期はいつ?どの距離までなら無交換で走行できる?👈いまここ
交換のタイミングはオイル交換2回に1回
まずオイルエレメントとは、
オイルのフィルター。
つまり、エンジンオイルでため込んだ異物をフィルターでろ過して取り除く役割をしています。
オイルがエンジン内部を循環する際に、カーボンスラッジや金属粉などの不純物がどうしても混入してしまいます。
不純物がそのままエンジン内部に
侵入してしまうと、
そうならない為に、混入した異物をろ過して取り除くエレメントがある訳ですね!
ですがエレメントにも限界があるので、
長時間使用すると効果が薄れていってしまいます…
そうならないようにエレメントの
交換をするわけです。
オイル交換2回に交換1回だと走りすぎな気もするけど実際はどうなの?
ただし、ここで疑問に思うのが『ほんとに2回毎に1回で大丈夫なの?』ではないでしょうか?
オイル交換2回毎にエレメント交換1回。
数値にすればオイル交換1回の目安が5000㎞。
2回であれば10000㎞程となります。

走りすぎな気もするけどどうなの?

オイル事態すぐに汚れる訳じゃないから、距離的にはちょうどいいんだよね。
実際、10000㎞前後で交換する事もあるぐらいなので、エレメントの交換が2回に1回でも問題はありません。
ちなみに1万km前後ならこのくらいの黒さです。
新油と比べれば黒くはなっているものの、
ドロドロとした個体にはなっていません。
この程度までであれば、エレメントは無交換でも走行はできます。
それ以上は2万km。3万kmと距離が増えるたびに、スラッジ(汚れ)で目つまりを起こしやすくなりエンジンを壊す結果となります。

つまり、無交換状態で走行するなら1万キロ程度までに抑えておきましょうって事だね。
また、たまに早い交換なほどエンジン保護として
最適という方もいますが…
結局汚れてなければオイルが無駄になってしまうのでおすすめな方法とは言えません。
なので、交換の目安としては2回に1回の交換でも問題ないといえるでしょう!
ただし、交換時期が早まる例外もある!
このように交換目安はオイル交換2回に
つき1回となっていますが、
その中にはもちろん例外もあります。

さっきは2回に1回のペースで交換で大丈夫って言ったんだけど、例外の場合もあるんだよね。

それってどんな時?

サーキットなどのエンジンに負担がかかる場合だね。
本来であれば走行距離に比例してうまい具合に汚れが出るので交換となります。
ですが、サーキットのような常に全開で走行を前提とする場合…
エンジンに高負荷がかかるので、距離に反比例して汚れ具合も大きく変わります!
特にオイルが循環しているエンジン内部では、
オイル性能が低下することでダメージは日々蓄積されます。
オイルが汚れる=エレメントも同じく汚れる。
ですので全開走行を前提とするサーキットでは、一回のオイル交換で毎回エレメントも交換するようにするといいでしょう!
ちなみに低下する理由として5つの作用が
関係してくるわけですが…
詳しくは【何故車のオイル交換は必要?意外と知らないオイル内に含まれる5つの役割】を参考にしてみてください。

交換する場合は単品でもできる?それともセット交換?
最後に交換する場合についてみていきましょう。

というと?

エレメントは単品で交換可能か。それともオイルとセット交換になるのかだね。

できるような気もするけど、どうなんだろ。

エレメントがどうやって取り付けられてるのかを理解すればわかるよ。
画像はエレメントを取り外した状態ですが、
本来は赤〇に挟まった状態で取り付けられています。
取り付けられた状態ではもちろん
オイルは漏れません。
ですが、取り外した場合中間の
穴からオイルが漏れます。
オイルが漏れればその分でオイルが減るので、
結果としてオイルの補充も必要となります。
ただ、補充しただけでは汚れたオイルも
混ざりあってしまいます。
と言う事で結論は単品での交換はできる。
ただし、汚れが全部取り切れるわけではないので、交換する場合にはオイル交換とセットが望ましいです!
記事のまとめ
以上、オイルエレメントの交換時期を
紹介しました。
今回の記事のおさらいです。
オイルエレメントは、交換をしないことで性能低下やエンジンブローの原因にもなります。
なので正しい手順や方法を理解して
交換時期で交換を心がけましょう!

なお、当サイトではオイル・エレメント交換の手順も解説しているので参考にしてみてください。
エンジンオイル交換を自分(DIY)でやる方法とその後の処理方法! ≫
【初心者でも簡単】オイルエレメント交換のやり方とその後の処理方法 ≫