ロッカスイッチ3215の配線方法が知りたいんだけど。どうやって繋げるの?LED(電装品)と組み合わせる場合はどうやって光らせればいいの?
以上のような疑問にお答えします。
✅電装品と組みあわせた光らせ方が知りたい
✅自分でも使いこなせるようになりたい
当記事では、カスタムする上で知っておきたい。ロッカスイッチ3215の配線方法の手順についてご紹介します。
どうやってロッカスイッチ3215を繋げればいいのかを事前に知っておけば、知識として覚えておく事も出来ますし、実際の作業でスイッチとして役立てることもできます。
また、記事の後半ではLED(電装品)と組みあわせて光らせた方の例も紹介しています。
パーツ詳細を知る事は解決への第一歩です。
まずはどんな手順でつなげるのかを明確にした上で、実際に自分でも実践してみましょう。
ロッカスイッチ3215本体のおさらい
まず初めに、ロッカスイッチ3215についてよく分からないという方向けに簡単におさらいをしましょう。
ロッカスイッチ3215の仕組み
まずロッカスイッチ3215の仕組みですが、
基本は3214と同じようにON/OFFさせるスイッチ。
ボタンを押すとスイッチが入り電源が流れてONになる。もう一度ボタンを押すと、電気が遮断されてスイッチがOFFになるという仕組みです。
加えてLEDが追加されているので、連動して
LEDが点灯・消灯する仕組みとなっています。
ロッカスイッチ3215の3つの端子の極性について
ロッカスイッチ3215の3つの端子の極性については…
②電装品のプラスに繋ぐ
③マイナス(ボディアース)に繋ぐ
上記3つとなります。
基本の3つが理解出来ていないと
常時点灯になったり。
そもそも点灯しないトラブルが起きるので、
事前にどこに繋ぐのかを把握しておきましょう。
ロッカスイッチ3215とLEDを繋げる配線方法の手順
それでは実際に、電装品と組み合わせて配線する手順を見てみましょう。
今回は最低限のパーツを使うので、実際に作業によって役立てたい場合は以下でまとめたパーツを参考に選んでみましょう。
【エーモン】ロッカスイッチ3215の取り付けに役立つ補助パーツ12選 ≫
電源側の配線を繋げる
まず初めは電源側の配線を繋げる
ことから始めましょう。
片方をロッカスイッチ側へ。もう片方は
電源側に繋げます。
ロッカスイッチ側へはかしめた平型端子の
メス(187型)を差し込む。
【エーモン】平型端子のかしめ方と接触不良を起こさない為の3つの注意点 ≫
電源側へはその時にあったパーツを使って
配線どうしを繋ぎましょう。
ちなみに今回は、確認用として【LED電源ボックス】を活用しているので電源は常時電源となります。
電装品用の配線を繋げる
電源側が繋げたら合わせて電装品用の
配線を繋げていきましょう
電装品用の配線は電源用のすぐ下。
つまり真ん中の端子ですね。
真ん中は電装品のプラスに繋ぐので、もう片方はマイナスへと繋ぎましょう。
残りはマイナス(ボディアース)へ繋げる
残った3つ目の端子はそのままマイナス
(ボディアース)に繋げましょう。
端子側は同じく平型端子のメス
(187型)を差し込む。
もう片方はクワ型端子などでアースへ。
この時、電装品と合わせてマイナスが2つ以上になって取るのが面倒な人は、【アース用端子】と組み合わせて使うと簡単にマイナスの確保ができます。
アース用端子ってなんぞや?という方は以下記事を参考にしてみましょう。
【初心者必見】エーモンアース用端子1140の基本と作業で役立つ場面 ≫
取り付け後は実際に点灯確認をしてみよう!
ここまでが取り付けまでの簡単な手順です。
取り付けが終わったら、最後に点灯確認もしてみましょう。
スイッチONの状態
まずスイッチONの状態。
ONになるとスイッチを通じで電装品に電気が流れるので…
・電装品が点灯もしくは作動
2つが反応すれば成功です。
スイッチOFFの状態
逆にスイッチOFFの状態では
・電装品共に消灯状態になります。
この時、スイッチのLEDが消えないもしくはそもそも点灯しない場合は配線に問題があります。
・そもそも点灯しない=電源配線と電装品用の配線を間違っているいずれかの可能性が高いです。
そのため、必ず繋げる配線を確認しながら取り付けるようにしましょう。
合わせておすすめ!ロッカスイッチ3215にできる活用法
最後は便利な活用法について。
あくまで使用例なので参考程度に覚えておきましょう。
手元にセットして電装品を任意で操作
まずは手元にセットして電装品を任意で
操作させることです。
ロッカスイッチ3215の基本は任意でON/OFFさせることなので、手元に埋め込んでおけばいつでも操作ができるようになります。
特に
・このタイミングでは消灯させておきたい
こんな場面では任意で操作できるスイッチは便利です。
スイッチのLEDを利用して夜間の消し忘れ防止に
また、スイッチのLEDを利用して夜間の
消し忘れ防止にするのもいいですね。
特に常時電源に繋げる場合。
通常のスイッチならON/OFF機能だけでLEDが連動して光ることはありません。
そのため夜間に消し忘れて気づかないと、常に電気を消費する常時電源ではバッテリー上がりの原因を作ってしまいます。
1日程度なら問題ないですが、それから何日も乗らない場合には可能性として有り得ることになります。
そんな時に役立つのがロッカスイッチに
埋め込まれたLEDです。
スイッチ(3215)に連動して点灯・消灯を繰り返すので、夜間でも消し忘れることがなくなります。
使い方次第でこのように便利なパーツなので、上手く組み合わせて作業に役立ててみましょう。
ロッカスイッチ3215の使い方を覚えてカスタムに活用してみましょう
以上、ロッカスイッチ3215+電装品(LED)を使った配線方法と光らせ方例をご紹介しました。
今回の記事のおさらいです。
・基本はON/OFFさせるスイッチ。
・加えてLEDが追加されているので連動してLEDが点灯・消灯する仕組み
【ロッカスイッチ3215の3つの端子の極性について】
①電源(常時・ACC・イルミ・IG)いずれか
②電装品のプラスに繋ぐ
③マイナス(ボディアース)に繋ぐ
電装品用の配線を繋げる
残りはマイナス(ボディアース)へ繋げる
スイッチOFFの状態は消灯なら正常
・スイッチのLEDを利用して夜間の消し忘れ防止に
記事でもわかる通り、ロッカスイッチ3215は埋め込まれたLEDがON/OFFに連動して点灯・消灯できるパーツ。
カスタムに活用する事で任意で電装品を操作できることはもちろんのこと、消し忘れ防止にも役立つので上手く組み合わせて使い分けてみましょう。