・テール/ストップランプの交換方法が知りたいんだけど。
・どうやって交換すればいいんだろ。
・手順があるなら今後のために知っておきたいな。
このような悩みを抱いたことはありませんか?
特に現在同じような問題で苦しんでいる方。
『なら車屋さんにお任せすればいいのでは?』と思う方もいますが…
依頼するとバルブ費用に加えて工賃や時間も制限されるので、自分の都合に合わせたい人には向きません。
かといっていざ作業をしようと車に向かっても、どれから手を付ければいいのかわからない事ってありますよね。
手順を先に知る事は余計な作業を省いて
問題を早急に解決させるため大切な事。
自分では『これだ!』と思っていても、間違った考えのままでは余計なパーツまで取り外して無駄な時間が過ぎるだけです。
実を言うと過去の私も同じ悩みを
抱えていたことがありました。
初心者の頃、ネットなどで検索してもよくわからず手さぐりに作業をして時間ばかりが無駄になっていた時期もあります。
ですが実際に、一から作業を教わりながらしていく中で正しいやり方を学び解決への運びとなりました。
今回はその経験を活かして
交換のやり方や交換後にやる事なども
含めて一緒に解説していきます。
記事を読むことで知識を得る事はもちろんですが、これから先のトラブル解決を自分でできるのようになるで参考にしてみてください。
交換前に初心者が知るべき事
それでは交換を…と言いたいところですが、まずは知るべき事から紹介します。
これから説明する事は、最初に知っておくことで交換までがスムーズに行えます。
バルブの形状を事前に知っておこう
1つ目はバルブの形状です。
テールランプ球と言っても
・S25バルブ
2つの種類があります。
T20バルブは差込口がコの字になっている事。
S25バルブは差込口が丸みを帯びている事。
それぞれ形状が違うので
覚えておきましょう。
バルブの点灯するタイミングを知る
2つ目はバルブの点灯するタイミングです。
最初にT20とS25バルブがあるって言ったけど、大事なことがもう一つあるんだよね。
どんな事?
点灯するタイミングによって電球を使い分ける事だね。
・ブレーキを踏んだ時に点灯
・スモール&ストップを1つの球で活用
どのタイミグで点灯するかによって選ぶ電球が変わります。
話を戻しますが、選ぶ電球にはシングル球とダブル球があり画像のものですね。
2つは何が違うの?
シングル球は単体で点灯する電球。ダブル球はテール・ストップ2つの電球を1つで点灯させるもの。
車によって使う電球のタイプは違うので、自分にはどちらかを先に明確にしておきましょう。
ちなみにだけど、見た目でシングルとダブル球見分ける方法ってないの?
たとえばだけど、
・点灯確認をしてみる・テールの形で確認してみる
2つの方法があります。
点灯確認をすればすぐわかりますが、もう一つの方法にテールの確認という選択肢があります。
どう確認するの?
以下画像のように、テール部分が1つに収められているものはダブル球だね。
逆に枠が複数ある場合。テールとストップランプが別体となるので、シングル球となります。
このように最初に知っておくことで、購入してから失敗するリスクを減らせます。
テールランプ交換のやり方
それでは実際にバルブの交換方法に
ついて詳しく見ていきましょう。
今回はGDB(インプレッサ)を元にT20バルブの交換をしますが、車種によってはバルブの形状が変る場合もあります。
なので、実際に交換する場合は形状に注意して交換しましょう!
STEP1:テールランプの位置を確認する
まずテールランプの位置確認から。
今回取り付けるGDBのテールランプはリア上側2箇所。
純正なら片方がシングル球。もう片方がダブル球となりますが…
当車は4灯化により両方ダブル球になっているので、使う場合は片側ダブル球×2(もう片方も2個)の合計4個用意します。
STEP2:レバーを引いてトランクを開ける
位置の確認が出来たら、レバーを引いて
トランクを開けていきましょう。
レバーの位置は足元付近の赤丸部分。
STEP3:ソケットを引き抜く
トランクを開けれたら、ソケットを
引き抜いていきましょう。
テールランプのソケットの位置は正面から見て上2箇所。赤丸の位置となります。
引き抜く手順としては以下の通り。
STEP4:ソケットからバルブを引き抜く
ソケットを引き抜く事が出来たら、ソケット
からバルブを引き抜いていきましょう。
やり方は簡単で矢印方向に引き抜くだけ。
STEP5:逆の手順で組み付けて完成
最後は交換用のバルブと差し替えて
逆の手順で組み付けて完成です。
お疲れ様でした。
・慣れていない人でも30分程度で終わります。
バルブの交換後に確認する事
最後に確認する内容です。
確認内容としては点灯確認を忘れずにすることです!
バルブの点灯確認
上記でも説明しましたが、必ずバルブの点灯確認をしましょう。
交換後の点灯確認は大事なことで、
夜間の走行にも大きく影響を与えます!
たとえば昼間に交換をしてそのまま点灯確認をしなかった場合…
仮に夜間に使う用事ができたとしても、
不備があった場合に点灯する事がありません。
そうなった場合は、原因の探求⇒原因不明で直すのに手間がかかると言った事になります。
また、球切れが原因だった場合に代用として
ショップに買いに行くこともできなくなります。
不点灯の場合に無灯火で止められる危険性あり
止められる危険性も出てきます。
することによって違反になること。
車両等は、夜間(日没時から日出時までの時間をいう。以下この条及び第63条の9第2項において同じ。)、道路にあるときは、政令で定めるところにより、前照灯、車幅灯、尾灯その他の灯火をつけなければならない。政令で定める場合においては、夜間以外の時間にあつても、同様とする。
【道路交通法第52条】
簡単に解説すると
夜間に走行をする場合は、前照灯・車幅灯・尾灯その他の灯火を点灯させましょうねという事。
※車幅灯=ポジションランプ
※尾灯=テールランプ
「テールランプくらい問題ないでしょ?」と思う方もいるかもしれませんが…
交通法にもあるように点灯は義務のため、
つけない事で違反になるという訳です。
もし点灯しない場合は?
ちなみに交換したのに点灯しない場合は
逆の極性に取り付けている場合がほとんどです。
逆の極性に取り付けている場合がほとんど
まず点灯しない場合によくあるのが、プラスと
マイナスを逆の極性に取り付けている場合がほとんどです。
バルブには基本的にプラスとマイナスの極性があり、正しくつなげる事で点灯しています。
ですが、極性が逆になると電気が伝わら
ないので点灯しなくなってしまいます。
なので、その場合は極性を合わせてあげると問題なく点灯が出来ます。
点灯しない場合はほとんどがバルブ
また、もう一つはバルブの球切れがあります。
バルブの球切れについては中古のバルブを
購入した場合によくある事です。
基本的にLEDは寿命が長いのでそうそう壊れる事はありません。
ですが、バルブは使い続ければいずれは使えなくなるもの。
中古品に関しては誰がどのくらいの期間使った
ものなのかわからず、寿命もまちまちです。
そこにたまたま購入したバルブがちょうど
寿命が来て球切れを起こすという訳です!
また、ごくまれに安すぎるバルブを購入して点灯しない場合もあります。
なので、出来る限りメーカー品や値段に見合ったものを選ぶと失敗のリスクは減らせます。
使い方次第で様々活用が効くので、作業に合わせて取り付けるとおすすめです。
このように、交換後の確認と一緒に点灯しない場合の対処法も覚えておくと瞬時に対応ができるようになります。
正しい知識を付けて安全に交換をしよう!
以上、車のテールランプを交換する方法を紹介しました。
今回の記事のおさらいです。
バルブの点灯するタイミングを知る
テールランプを外す
テールランプからソケットを外す
ソケットからバルブを引き抜く
交換したのに点灯しない場合は中古のバルブを使うことが原因
正しい知識を付けることで、初心者でも
DIYで簡単に交換ができます。
バルブの形状や手順など。コツをつかめば10分ほどで交換できるようになるので、今回の記事を参考に実践してみましょう。
合わせてLED化も検討中の方は、以下記事にておすすめのバルブをまとめているので交換する際の参考にしてみてください。