
・テールランプ球の交換をしてみたいけどどうやるんだろ?
・DIYで作業するとどのくらい時間がかかるんだろ
・自分でも知識を付けたいから詳細を教えてほしい
そんな悩みにお応えします。
今回の記事を読む事で、テールランプ球の交換方法や作業時間について理解が深まり、読んだその日からでも実践できますよ。
私自身は今は退職しましたが、
・趣味として
合計すると10年以上は車に関する仕事に携わってきました。
その中でテールランプについては、
整備士になる過程で学びました。
なので、今回の内容は実体験から得た内容と言えます。
ただ最初に言っておきますが、よく勘違いされがちな『整備士じゃないとわからないんでしょ?』という訳ではありません。
内容自体はそこまで難しくはないので、
今回の記事を読むと理解できます。
なので、皆さんもこの機会に知識として
役立ててこれからに生かしましょう!
交換前に初心者が知るべき事
それでは交換を…と言いたいところですが、まずは知るべき事から紹介します。
これから説明する事は、最初に知っておくことで交換までがスムーズに行えます。
バルブの形状を事前に知っておこう
1つ目はバルブの形状です。
テールランプ球と言っても
・S25バルブ
2つの種類があります。
T20バルブは差込口がコの字になっている事。
S25バルブは差込口が丸みを帯びている事。
それぞれ形状が違うので
覚えておきましょう。
バルブの点灯するタイミングを知る
2つ目はバルブの点灯するタイミングです。

最初にT20とS25バルブがあるって言ったけど、大事なことがもう一つあるんだよね。

どんな事?

点灯するタイミングによって電球を使い分ける事だね。
・ブレーキを踏んだ時に点灯
・スモール&ストップを1つの球で活用
どのタイミグで点灯するかによって選ぶ電球が変わります。
※まず、テール・ストップランプって何ぞや?という方は先に【テール・ストップランプの違い】について読んでおくとわかりやすいです。

話を戻しますが、選ぶ電球にはシングル球とダブル球があり画像のものですね。

2つは何が違うの?。

シングル球は単体で点灯する電球。ダブル球はテール・ストップ2つの電球を1つで点灯させるもの。
車によって使う電球のタイプは違うので、自分にはどちらかを先に明確にしておきましょう。

ちなみにだけど、見た目でシングルとダブル球見分ける方法ってないの?

たとえばだけど、
・点灯確認をしてみる
・テールの形で確認してみる
2つの方法があります。
点灯確認をすればすぐわかりますが、もう一つの方法にテールの確認という選択肢があります。

どう確認するの?

以下画像のように、テール部分が1つに収められているものはダブル球だね。
逆に枠が複数ある場合。テールとストップランプが別体となるので、シングル球となります。
このように最初に知っておくことで、購入してから失敗するリスクを減らせます。
交換に向けて準備する物
続いて交換に向けて準備するものです。
交換に必要なパーツは
・ラチェットハンドル&ソケット
最低限2つです。
交換用のバルブ
交換に必要なバルブです。
今回は純正交換となるのでハロゲン球を使用しますが、
・明るいバルブが欲しい
こんな方はLEDに交換がおすすめです!
LED球について別記事でおすすめを
紹介しているので、
合わせて参考にしてみてください。

ラチェットハンドル&ソケット
テールランプを固定しているボルトを
外す際に必要となります。
ラチェットハンドルについて別記事でおすすめを紹介しているので、合わせて参考にしてみてください。

テール&ストップ球の交換方法(取り外し編)
それではテール&ストップ球の交換方法について見ていきましょう。
今回は
・取り付け編
2つのパターンで紹介します。
テールランプを固定してるボルトを外す
まず、ラチェットハンドルにソケットを差し込み固定しているボルトを2本外しましょう。
ソケットは10ミリサイズを使用します。
テールランプを外す
続いてテールランプを外します。
ボルト2本を外したらカバーを手前に引くだけです。
カバー自体は爪で固定されているだけなので、隙間にマイナスドライバーなどを差し込めば簡単に外れます。
テールランプからソケットを外す
テールランプを外すことが出来たら、
本体からソケットを抜きます。
ソケットは自分から見て反時計回りに回します。
反時計回りに回す→手前に引き抜く。
順に作業する事で簡単に抜けます。
ソケットからバルブを引き抜く
ソケットを外すことが出来たらバルブを抜きます。
今回のバルブがT20なので、バルブをつかんだまま引き抜くだけです。
テール&ブレーキ球の交換方法(取り付け編)
取り外すことが出来たら取り付け編に移行しましょう。
新品バルブと入れ替える
取り付け編では新しいバルブを用意します。
今回は純正交換なので、
右のT20ダブル球を使います。
ダブル球は初めにも言ったように、
テール&ストップを1つで担うタイプ。
シングル球は今回使えないので注意が必要です。

と言っても、実際に別の車になった場合はわからないからその都度確認しようね。
新品バルブをソケットに差し込む
新品のバルブが用意出来たら、
ソケットに差し込んでいきましょう。

T20バルブは形状に合わせて差し込むだけだから取り付けは簡単だね。
ただしバルブには極性があるので、
間違った向きでは点灯しません。
たとえるなら乾電池のプラスマイナスを
逆にして差し込むのと同じです。
乾電池にも極性があり、プラスマイナスを正しく合わせることで画像のようにLEDが点灯する仕組みです。
逆にプラスマイナスを反対にすると点灯する事がありません!
バルブ球も考え方は同じです。
向きが正しければ点灯。間違いなら点灯しない。
このようになるので、もし取り付け後に
やり直しになるのが嫌な方は、
面倒ではありますがその都度確認をするといいでしょう。
テールランプにソケットをセットする
ソケットに差し込む事が出来たら、
本体にセットするだけです。
外す際は時計回りでしたが、差し込む場合は反時計回りにセットします。
爪と穴を合わせてテールランプを装着する
ボディ側への装着ですが、
・上側は爪を合わせる
2つの事を実行しましょう。
ボルト留めをして固定する
最後にボルト留めをして完全に固定しましょう。
固定する場合は、ラチェットハンドルを
反時計回りに回します。
交換後に点灯確認をしてみよう
交換まで終わった後は点灯確認をしてみましょう。
今回はダブル球の装着なので、テールランプとブレーキランプ2つを確認します。
無事に点灯を確認出来たら作業は終了となります。
初心者が作業でかかる時間とスムーズに作業するコツ
ここまで作業をして気になるのが、作業でかかる時間ではないでしょうか?
特に初心者の方にとって、

自分でやってみたいけどどのくらいかかるんだろ?
と疑問に思うこともあるでしょう。
そこで以下では合わせて時間についても紹介します。
初心者が作業でかかる時間
先に結果を言えば初心者なら30分ほどです。
理由として作業に慣れていない
のもそうですが…
バルブ球の取り外しから交換までを
考えると時間は多少かかるものです。
逆に、手順と必要なものを準備して実践すればスムーズに作業ができます。
スムーズに作業するコツ
実際に私が交換するとすれば片側5分。
もう片側5分の計10分もあれば交換ができます。
スムーズに作業するコツとしては
・自分のテールの作業手順を事前に理解する
2つを実践できれば作業はスムーズに終わり、時間の短縮にもなります。

正しい知識を付けて
正しい知識を付けて安全に交換をしよう!
以上、車のテールランプをDIYで交換する方法を紹介しました。
今回の記事を読むとわかる通り、
・手順を知れば作業はスムーズにできます。
正しい知識を付けることで、初心者でも
DIYで簡単に交換ができます。
バルブの形状や手順など。コツをつかめば10分ほどで交換できるようになるので、
今回の記事を参考に実践してみましょう。