
車のヘッドライトが両方点かないんだけど。点灯しないのは球切れだけじゃないって聞いたけど。原因は何?
以上のような、ヘッドライトが両方つかない原因についての質問にお答えします。
まずこの記事を書いた自分は
✅ヘッドライトが点かない2つの原因が知りたい
✅ヘッドライトが点かない場合の対処法が知りたい
✅防ぐための対策が知りたい
この記事では、夜間走行をする上で重要な車のヘッドライトが両方つかない原因について解説していきます。
症状を事前に理解しておけば、知識として覚えておく事も出来ますし、実際にトラブルが起きた場合でも自分でスムーズな対処ができるようになります!
また、記事の後半では対処方法や対策についても解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
ライトが点灯しない=球切れだけではないので、この機会に知識を深めておきましょう。

ちなみに、今回紹介する内容については以下の順番で確認していくとわかりやすいからおすすめです。
②車のヘッドライトの車検基準(5つ)とよくある3つの落ちるパターン ≫
③【ハロゲン・LED・HID】ヘッドランプならどれが最適か徹底比較 ≫
④車のヘッドライトが両方つかないのは何故?球以外で切れる2つの原因と対策👈いまここ
⑤オートバックスにヘッドランプ交換を依頼したら工賃や費用はいくら必要? ≫
⑥【初心者でも簡単】車のヘッドライトバルブ交換~取り付けまでの手順 ≫
球切れ以外でヘッドライトが両方点かない原因について
それでは早速ですが、ヘッドライトが両方
点かない原因について見ていきましょう。
原因については
・ヒューズ切れ
配線の断線
1つ目は配線の断線です。
断線は配線がちぎれかけていたり、
ちぎれているものを言います。
結果として、スイッチON⇒点灯しないとなる訳です!
こうなってしまった場合には、配線を新しく作る。もしくは断線部分をはんだ付けする。どちらかの方法を実践することで改善できます。
ヒューズ切れ
2つ目はヒューズ切れです。
ヒューズ切れは名前の通りヒューズが切れることです。
バルブに到達する経路で、過電流が流れた際に代わりにヒューズが切れます。

切れるとどうなるの?

電気が途中で遮断されるわけだから、スイッチOFFの状態と同じ状態になるね。
先ほども言った通り代わりに切れるので、
電気は流れなくなります。
こうなると、電球交換をしても電気は流れないのでスイッチONにしても点灯しません。
作業の順番としては、
②電球交換
といった順で作業をするといいでしょう。

理由として、原因を明確にしないまま電球を交換しても、またすぐに切れる恐れが出てくるからです。
原因がわかっていれば電球交換で済みますが…
原因が別の場合交換してもまた切れを繰り返していたらきりがなくなってしまいます。
例えば、ヘッドライトの電球が切れたので交換をすると仮定しましょう。
慣れている方なら電球を交換する前に
原因も一緒に探るかと思いますが…
気にしない方はそのまま電球を交換するでしょう。
その結果、切れた原因が電球以外にあったために電球を交換してもまたすぐに切れてしまいました。
いかがでしょう?
このように初めに元の原因を探らなかったために電球が無駄になってしまいました。
ハロゲン球なら数百円ですが、LEDとなると数万円するものもあります。
交換する球によっては痛い出費になりますよね…
始めに原因の元を治してから電球交換をしていれば、時間や電球が無駄にならなくて済んでいたはずです。
なので面倒ではありますが、まずは元の原因を探るところから始める事をおすすめします。
まとめると
・ヒューズが切れることで点灯しない
・球切れになる事で点灯しない
この3つです。
一般的にライトが点かない=球切れと解釈する人が多いですが、交換したからと言って必ずしも電球が原因とは言えません。
電球は配線に電気が流れてライトに
伝わる事で初めて点灯となります。
つまり、片方が切れて球切れになる事はあっても、両方が切れて球切れになる事はほぼありません。
その場合は、大本になっている配線自体か
途中のヒューズとなります。
このように原因をイメージしながらやると、
原因を特定しやすいです。
ヘッドランプが切れた時の対処法
続いてヘッドランプが切れた場合の対処法です。
もし、実際にヘッドランプが切れてしまった際には以下の対処法を試みてみましょう。
対処法1.電気がきているか確認する
まず1つ目として、電気がきているかどうかを確認しましょう。
赤〇のコネクターの金属部分にテスターを押し当て電気の流れを確認します。
反応すれば電気は来ている。
反応しなかった場合、球切れではなく途中の電気が遮断されている事が原因です。
対処法2.ヒューズの確認
2つ目はヒューズ切れです。
エンジンルームにもヒューズボックスがあり、
その中にヘッドライトのヒューズがあります。
あまり切れるものではありませんが、電気系のトラブルで切れる場合があります。
もしヒューズが原因で切れた場合なら、ヒューズを交換する事で対処ができます。
対処法3.電球交換
3つ目が電球交換ですね。
・ヒューズ切れでもない
この2つでもないとなれば残りは
電球切れとなります。
車種ごとに決められた形状の電球に
交換をする事で対処ができます。
バルブ切れを起さないために自分でできる対策
また、バルブ切れを起さないために、ヘッドランプにあった対策をすることが大切です。
たとえば、
・夜間の外出を控える
この2つを実践するだけでも大きく変わります。
定期的にメンテナンスをする
1つ目は定期的にメンテナンスをすることです。
1週間に1度もしくは1か月に1度でもいいので、点灯チェックや配線の断線・ヒューズの確認をしてみましょう。
自分で確認をすることで、今はどのような
状態になっているのかがわかるので、
点灯不良を見逃しにくくします!
夜間の外出を控える
2つ目は夜間の外出を控える事です。
球切れに限定したことになりますが、
ライトの使用量を防ぐことができます。
基本的にヘッドランプは夜間しか使うことがないので、夜間に外出することを控えれば自然と球切れの確率を減らすことができます。
このように自分に合った対策をすることで、
突然の点灯不良を防ぐ結果となります!
ヘッドランプが点かない時は原因を明確にすることが先決!
以上、ヘッドライトが点灯しない原因や対処方法を紹介しました。
今回の記事のおさらいです。
ヒューズ切れ
対処法2.ヒューズの確認
対処法3.電球交換
夜間の外出を控える
ヘッドライトが付かない=球切れではなく、原因を明確にしてから交換をする事でその後もトラブルなくカーライフを送る事ができます。
また今回の対処法はヘッドライト球以外にも電球全般に言える事なので、もしも突然切れた場合には寿命以外にも元の原因を考えるのもいいです!

次は、オートバックスに交換を依頼したら工賃や費用はいくらかかるのかについても確認してみよう。