
クーラントって種類があるけど。どれがいいの?詳しく知りたいから詳細を教えてよ。
こういった疑問にお答えします。
✅選ぶポイントが知りたい
✅おすすめのクーラントが知りたい
この記事では、車に乗る上で知っておきたい。おすすめのクーラントについてご紹介します。
どんなクーラントがいいのかを事前に知っておけば、知識として覚えておく事も出来ますし、実際に作業で役立てる事ができます。
クーラント(冷却水)=エア抜きの際に必要不可欠となるので、この際に自分に合ったクーラントを見つけてみましょう。

ちなみにエア抜きの必要性って何?という方は先に以下記事を参考にしてみましょう。
クーラントの選び方
クーラントは冷却水やLLCなど呼び方は様々ですが、基本性能はどれも同じでエンジンから出た熱を奪って冷却する事。
もちろん交換時期ごとに定期的に
交換をした場合です。
時期ごとに交換をする事でオーバーヒートを防ぎます。
ただ、クーラントと言っても限度がある為、
・一般走行前提なのか。
用途によって冷却できる効果は変わります。
なので、自分にあったクーラントを選ぶためには
ポイントを抑えて選ぶ必要があります。
そこで、以下でまず選ぶポイント、
その次におすすめのクーラント。
という順で話を進めていきます。
クーラントの選び方1.性能の違い
まず1つ目は性能の違いです。
クーラントと一括りに言っても、
種類によって性能に違いがあります。
たとえば、
・スーパーロングライフクーラント(ピンク)は7年16万キロ。
・ウルトラeクーラント(青色)は11年20万キロ
というように、クーラントによって性能に差があります。
クーラントの選び方2.用途の違い
2つ目は用途の違いがあります。
クーラントの基本性能は、
エンジン内部の熱を奪って冷却する事。
一般的な走行であれば通常のクーラントで事足りますが、レースとなるとそうもいきません…
ではそんな時はどうすればいいのか?
答えは簡単で、レース向けのクーラントを選べばいいだけです。
レース向けなら高負荷にも耐えられる
成分が含まれるので、
このように、自分の用途に合ったものや性能の違いについて理解して選ぶ事で、自分にあったクーラントに出会う事が出来ます!
おすすめのクーラント
それでは以下おすすめのクーラントを
見ていきましょう!
ラクラククーラント
【一般的なクーラント交換におすすめ】
ラクラククーラントはー40℃まで対応の一般走行で使用可能なクーラントです。
一応色ごとにメーカーで分けられていて、
・ピンク=トヨタ、ダイハツ系
・青=ホンダ、三菱、スバル、日産となっています。
夏~冬のオールジャンル対応なので、
街乗り前提の方は是非おすすめです!

ちなみに、色ごとに分ける理由が知りたい方は以下記事を参考にしてみてくださいね。



スーパーグレードクーラント
【クーラントを長く使いたい方におすすめ】
一般的なクーラントに比べて長寿命な仕様になっています。
たとえば、
・スーパーグレードクーラントの場合は4年もしくは10万キロです。


WAKOS ワコーズ ヒートブロック
【レースでの使用におすすめ】
放熱・防錆・消泡の各成分の組み合わせにより、強力で安定した冷却性能が得られるクーラントです。
・100%原液で使用しないと効果は半減
2つのデメリットはありますが、
レースを前提とした人にはおすすめです!

WAKOS ワコーズ ヒートブロックプラス
【レースから一般走行まで】
レース向け『ヒートブロック』の思想を受け継ぐ、ストリート向けのクーラントになります。
特殊放熱成分『サーモスムーザー』により、熱量の多いエンジン周りから効果的に熱を奪う事でラジエーターからスムーズに放出します。
こちらはヒートブロックと違い冬期でも使用可能ですが…

ケミテックレーシングクーラント PG55 TA
【競技前提の方におすすめ】
PG55 TA(TIME ATTACK)は、モータースポーツなどの競技を前提に作られたクーラントです。
本来ならエチレングリコールやプロピレングリコールといった、
代わりに高レベルでろ過された純水と独自開発の添加剤により、安心した走行を可能としています。
街乗りでは使わないけど、サーキット前提で
使う方におすすめです(^^)/
※プロピレングリコール=熱吸収性を上げるもの

HKS SUPER COOLANT(スーパークーラント)プロ
【プロ仕様のレーシングクーラント】
冷却性能に特化したレーシングクーラントになります。
もし使用する場合には、サーキットなどの
競技専用で使用する事をおすすめです!

記事のまとめ
以上、おすすめのクーラントをご紹介しました。
今回の記事のおさらいです。
クーラントの選び方2.用途の違い
本来はエンジンを冷却する効果のあるクーラント。
冷却性能はもちろんの事、種類によってはサーキットやラリーなど。様々な競技でも使用可能です!
ぜひこの機会に、あなただけの車の状態にあったクーラントを選択してみてください。