【法人ETCカードとは】一般的なカードと違う所やどんな人におすすめなのかを解説

カード類
この記事は約6分で読めます。

・法人ETCカードについて聞きたいんだけど。
・一般的なETCカードとは何が違うの?
・使うことのメリット・デメリットって何?
・どんな人におすすめなカードなの?

このような疑問にお答えします。

まずETCカードと言えば真っ先に思い出されるのが高速道路を走行する上で便利なカード。

カードを車載器にさしておく事で、料金場で
毎回現金を使って払う手間を省けるというもの。

イメージとしては法人ETCカードも同じようなものですが…

それ以外にも異なる点がいくつか存在するため、違いについて知っておくと今後必要になった場合に役立ちます。

また、後半では得られるメリット・デメリット。

どんな人におすすめとなるカードなのか詳しくまとめているので参考にしてみてください。

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法人ETCカードについて

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改めて法人ETCカードについて。

法人ETCカードは主に個人事業主や
法人向けのカードです。

主に個人事業主や法人向けのカード

・個人事業主は個人で仕事をしている人
・法人は起業で会社を作った人

一般的には通常のETCカード同様に、車載器にセットすることで料金所で止まらずにレーンを通過することが出来ます。

種類は主に3パターン

そんなETCカードには主に3種類のカードが存在します。

・法人用ETCカード
・クレジット機能付き法人ETCカード
・ETCコーポレートカード

どれも法人専用で種類に応じてその
機能も大きく異なります。

法人ETCカードの種類については以下でまとめているので参考にしてみてください。

法人ETCカードの種類と選ぶ上で気になるメリット・デメリット
法人ETCカードには大きく分けると3種類に分けられ、自分に合ったものを選ぶ事でその人に応じたメリットを得ることが出来ます。また、どんな人におすすめできるのかもまとめているので参考にしてみてください。

 一般的なETCカードとの違い

続いて一般的なETCカードとの違いについて。

違いについては全部で3つあるので
順に確認していきましょう。

個人・法人で用途が違う

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1つ目は個人・法人で用途が違うことです。

まず、個人で使うETCカードは自分自身で
使うためにつくられたカード。

その逆に法人ETCカードは、

・個人事業主
・法人(会社)

が使うことを目的としたETCカードです。

クレジット機能の有無

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2つ目はクレジット機能の有無です。

・個人のETCカードはクレジットあり
・法人カードはクレジットがない

というように、個人や法人で有無が変わります。

※同じ法人でもクレジット機能付きの物も中にはあります。

法人ETCカードの方が審査が通りやすい

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3つ目は法人ETCカードの方が審査が通りやすい事です。

理由として法人ETCカードにはクレジット
機能がないためです。

本来であればクレジット機能付きのカードにETCがつくので年収などの審査があります。

これは、持ち主が買い物をした時にきちんと支払いができるのかを詳しく審査するため厳しくなる傾向にあります。

そのため状況によっては審査に通らないこともあります。

ですが、法人の場合にはクレジット機能自体がないので審査に通りやすくなるという訳です。

このように簡単ではありますが、以上のような違いがあります。

法人ETCカードを持つことのメリット・デメリット

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ここからは法人ETCカードを持つことのメリット・デメリットについて。

もしカードを持とうと考えた場合
どうなるのか以下で詳しく見てみましょう。

メリット

・ポイントが貯まる
・ETC割引がお得
・業務の効率化に貢献

まずメリットとしてはポイントが貯まる事や
割引がお得な事・業務の効率化などに貢献ができます。

ポイントが貯まる事

ETCマイレージサービスと呼ばれるポイントが貯まるプログラムがあり、ETCカードに応じて使う事でポイントが貯まります。

※ポイントに関してはETCカードの利用金額に応じて変わります。

ETC割引がお得

ETC割引は、休日割引・深夜割引・平日朝夕割引など休日や時間帯によってカードを使うと得られるサービスです。

たとえば深夜割引を例とすると…

深夜割引は曜日に関係なく0~4時までが該当する項目。

時間内で高速道路を通過すると通行料金が30%割引になります。

他にも休日は30%。平日朝夕割引は50%など状況に応じて割引が変ります。

業務の効率化に貢献】

カード利用で支払いがいらないので、従業員がその都度料金を立て替える必要がありません。

またその際の利用分は会社に請求されるので、
明細がまとめやすく経費を計上する際に便利です。

デメリット

・初期費用が高くなりがち
・事務手数料が8%かかる
・カードの種類によっては使えない車もある

逆にデメリットに関しては初期費用や事務手数料が高い事やカードの種類によっては使えない車もある事が挙げられます。

初期費用が高くなりがち】

一般的なETCカードであれば無料で作る事が出来ますが…

法人ECカードの場合は、組合へ入る事になるので出資金の納金により初期費用が高くなりがちです。

事務手数料が8%かかる

カードによっては4~5%が一般的ですが…

高いものだと事務手数料が8%かかるものもあります。

【カードの種類によっては使えない車もある】

ETCカードは一般的にどの車でも使えるイメージですが…

種類によっては使えない車もあるので注意が必要です。

たとえば登録車両以外の車。

法人ETCカードの中には1車両につき1枚発行されるタイプがあります。

その場合だと登録されている車ではETCカードが使えるものの、別の車に入れ替えてしまうと登録されていない事で使用が不可能となります。

法人ETCカードはこんな方におすすめです

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このように法人ETCカードにはメリット・デメリットがある事がわかりますが…

この事を踏まえて、どんな人におすすめ
できるのか最後にお伝えします。

法人ETCカードがおすすめな人

法人ETCカードがおすすめな人としては

・個人事業主
・法人として会社を作ったばかりの人

主に2パターンの人が当てはまります。

もちろん一般的なETCカードでも審査受からないわけではありませんが…

個人事業主や法人として会社を作ったばかりの人の中でも、信用度の低いうちは落ちる可能性の方が高くなります。

そのため一般的なETCカードよりも審査を通過しやすい【法人ETCカード】の方がおすすめと言えます。

ただしこんな人にはおすすめできない

逆に会社に属している方は法人よりも
一般的なETCカードの方がおすすめです。

基本はクレジット機能付きなので、

・普段はクレジットカードとして
・高速走行時はETCカード

として2つのパターンで使い分けることが出来ます。

そのため一般的なETCカード=会社に属した人。法人ETCカード=個人事業主や法人として会社を作ったばかりの人におすすめと言うように覚えておくといいでしょう。

記事のまとめ

以上、一般的なETCカードと違う所やどんな
人におすすめなのかについて解説しました。

今回の記事のおすすめです。

法人ETCカードについて
主に個人事業主や法人向けのカード
種類は主に3パターン
①法人用ETCカード
②クレジット機能付き法人ETCカード
③ETCコーポレートカード
一般的なETCカードとの違い
個人・法人で用途が違う
クレジット機能の有無
法人ETCカードの方が審査が通りやすい
法人ETCカードを持つことのメリット・デメリット
メリット
・ポイントが貯まる
・ETC割引がお得
・業務の効率化に貢献

デメリット
・初期費用が高くなりがち
・事務手数料が8%かかる
・カードの種類によっては使えない車もある

法人ETCカードがおすすめな人
・個人事業主
・法人として会社を作ったばかりの人
ただしこんな人にはおすすめできない
会社に属している方

記事でもわかるように法人ETCカードは
個人事業主や法人向けのカードです。

その種類には①法人用ETCカード②クレジット機能付き法人ETCカード③ETCコーポレートカードの3つがあり、種類によって使い分ける事でカードに合った効果を得られます。

法人用ETCカード=審査に通りやすいだけではないので、これからもし法人用ETCカードを検討している方は参考にしてみてください。

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