まず結論から言えば、エンジンOFFでハザードランプを
点灯するとバッテリー上がりになります。
一般的にはバッテリーが上がる
何故バッテリー上がりに繋がるのかは、常に
電気が流れていることが関係してきます。
常に電気が流れるということは、その分バッテリーに負荷がかかるということ。
バッテリーに負荷がかかることで、電気がどんどん消費されていきバッテリー上がりになるという訳です。
でも、エンジン始動中は点灯させてもバッテリーは上がらないよね?
エンジン始動中はオルタネーターで電気を生み出してるから、バッテリー自体には影響がないんだよね。
そのため、始動中にバッテリー上がりになることはありません。
逆にエンジンを切るとオルタネーターからの電気が供給されないので、バッテリーのみの消費となります。
その結果がバッテリー上がりです。
ただし、バッテリーの状態で個人差がある
ただしバッテリー上がりになるまでには個人差があるので、すぐに上がる訳ではありません。
目安は
・通常は5~10時間程度
バッテリー上がりが起きた時にできる対処法
続いてバッテリー上がりが起きた場合には、
以下の方法を実践することで対処ができます。
ブースターケーブルを使う
1つ目はブースターケーブルを使うこと。
ブースターケーブルは、お互いの車にプラスと
マイナスを繋げる事で電気の供給ができるもの。
救援車側から電気を分けてもらい、
バッテリー上がりから復活することが出来ます。
ブースターケーブルのつなぎ方については別記事でまとめているので参考にしてみましょう。
車のブースターケーブルの正しいつなぎ(使い)方と2つの注意点 ≫
ジャンプスターターを使う
2つ目はジャンプスターターを使う事。
ジャンプスターターは、ブースターケーブルとは違い救援車がいなくても電気の供給が出来ます。
理由は簡単で、あらかじめ充電して貯められた
電気をバッテリーに供給する為。
充電された電気が既にあるので、
救援車は特に必要がありません。
ジャンプスターターの使い方に関しては記事でまとめているので参考にしてみてください。
【初心者でも簡単】緊急時に便利なジャンプスターターの仕組みと使いかた! ≫
もしどちらも持ち合わせていない場合は?
とはいえ、必ずしも
・ジャンプスターター
2つを持ち合わせる事は少ない事でしょう。
ですが方法がない訳ではありません。
そんな方に以下で最適な解決方法を2つご紹介します。
自動車保険のロードサービスを活用
1つ目は自動車保険のロードサービスを活用することです。
自動車保険のロードサービス。つまりは自分が
加入している車の保険を使うことですね。
ロードサービスにはいくつかあるわけですが、そのうちの1つに大抵バッテリー上がりが含まれています。
多くの場合が無料で対応してくれるので、
おまかせするのも一つの手です。
ただし、気をつけて欲しいのが保険期間中
○回という条件付きの場合。
全ての保険会社がとは言えませんが、大抵は〇回まで無料で使える条件がついているので、何度も起こすことのないように気をつけましょう。
JAFロードサービスを活用
もし保険のロードサービスが使えない場合はどうすればいいの?
その時はJAFロードサービスを活用するとおすすめだね。
JAFロードサービスは日本自動車連盟の略称で、車のトラブルの際に依頼できるサービスです。
自動車保険のロードサービス同様にあらかじめ対処できるトラブルは決まっていますが…
依頼できる回数に限度がないため、トラブルが起きた際に気軽に依頼ができるのが特徴です。
ただし、その反面で会員でないと費用が2倍
以上高くなるので注意が必要です。
例えば今回のバッテリー上がり。
・13,130円
一見すれば気軽に呼べるからお得じゃんと思われがちですが…
非会員のまま依頼すると13130円請求が来ます。
逆に会員なら、年間の費用を支払う代わりに
無料で対応してくれます。
こう考えると、どうせ頼むなら事前にJAFに入会しておく方がお得と言えます。
ただ結局は
・JAFロードサービス
どちらをとってもメリット・デメリットがあるので、その時にお得になる方を選ぶといいでしょう。
それぞれのメリット・デメリットに関しては以下でまとめているので、気になる方は参考にしてみましょう。
自動車保険・JAFロードサービスの違い(メリットデメリット)と必要性 ≫
バッテリー上がりに気をつけてハザードランプを正しく使おう!
以上、エンジンOFFでハザードランプをつけたままにすると車はどうなるのかについて解説しました。
今回の記事のおさらいです。
・ただし、バッテリーの状態で個人差がある
・ジャンプスターターを使う
・JAFロードサービスを活用
ハザードランプは停車していることを後続車に知らせる便利な反面で、エンジンOFF時には電気の消費が激しくなります。
エンジン始動中であれば問題ありませんが、切ったまま使い続ける事でバッテリー上がりの原因になるので、使用する場合には十分注意しておきましょう!