
ギボシ端子ダブルってどんな商品なの?メリットやデメリットは?詳しく知りたいから詳細を教えてよ。
こういった疑問にお答えします。
この記事を読めば、ギボシ端子3307ダブルのメリット・デメリットがわかります。合わせて口コミも紹介しているので参考にしてみてください。
✅ギボシ端子3307について
✅ギボシ端子ダブルを選んだメリット・デメリット
✅ギボシ端子ダブルの口コミ
ギボシ端子の性能がわかれば、初心者でも理解しやすくなりますし、作業に活用するきっかけにもなります。
実際に私自身ももともと知識がなく、どんなパーツなのだろう?と疑問に思ったこともありました。
ですが、知識を付けた事で詳しくなりました。

よくある『整備士や豊富な知識がないとわからないんでしょ?』という事はないので安心してね。
なのでサクっと記事を読んで、自分でも知識として役立てていきましょう。
今回紹介するエーモンギボシ端子(3307)について
まず、ギボシ端子ダブル(3307)について簡単に。
エーモンギボシ端子ダブルとは?
電源を確保する際に電源側の
オスと繋げることで、
電気の伝達が複数できるパーツです。
一般的な使い方としては、
・電源を複数分岐する
端子を繋いでる間は繋げた電源で電気がながれ、
条件を満たした時のみ遮断する仕組みです。
ギボシ端子(3307)の性能
そんなギボシ端子3307の性能に
ついては以下の通りです。
・AV(S)0.5~2Sq
【使用可能電力】
・DC12V車200w以下
・DC24V車400w以下
0.5~2Sqは太線に対応した配線の太さを示します。
また使用可能電力については、
安全に使える電気の量ですね。
AV(S)0.5SqはDC12V車200w以下
AV(S)2Sqは、DC12V車400w以下
太さによってそれぞれ変わります。
エーモンギボシ端子(3305)を選んだ3つの理由
続いて、私がギボシ端子ダブル(3307)を
実際に選んだメリットを3つ紹介します。
メリット1:端子同士を繋いで電源の確保が複数できる
1つめは端子同士を繋いで電源の確保ができることです。
ギボシ端子ダブルは、端子とむき出しの銅線が
触れることで端子全体に電気が伝わります。
電源側のギボシ端子も同じ構造に
なっているため、
お互いを繋ぐことで全体に電気が分散され
電源の確保に繋がるというわけです。
しかもダブルなので、複数の分岐ができます。
メリット2:脱着が可能なのでいつでも電装品を取り外せる
2つ目は脱着が可能なのでいつでも電装品を取り外せるということです。
ギボシ端子は冒頭でも言ったように、
オスとメスをつなげるもの。
なので、電装品とギボシ端子を
組みあわせて繋げることで、
いつでも脱着が可能となります。
メリット3.太線の対応幅が広い
3つ目として、太線の対応幅が広いというのがあります。
サイズは0.5~2Sqと言う事で、太線であれば
一通りの配線に対応して繋げる事ができます。

でもそこまで太い配線って使う機会あるの?

たとえばバッ直から電源を取る場合なんかがそうだね。
バッ直電源はバッテリーから直接取る電源です。
12Vが流れる事から細線では容量が足りず、
太線を使う必要があります。
ですが、そのまま使うと分岐の際に
サイズがあわなくなるので、
つなげると過電流により配線が燃える原因の元です。
そんな時にギボシ端子が役立ちます。
0.5~2Sqまで対応しているので、範囲内であれば分岐して繋げることができます。
結果としてその後の安全性も保てます。
実際に使って感じたエーモン接続コネクター(3331)のデメリット3つ

メリットについてはわかったけど、逆にデメリットはないの?

もちろんいくつかあるから紹介していくね。
細線には対応していない
1つ目は細線には対応していない事です。
ギボシ端子は異形サイズでも接続できることから『どの太さでも大丈夫』と思われがちですが…
実際はサイズの限度が決められているので、
細すぎる物は対応できません!
特に今回紹介した接続コネクター3305は、
0.5Sq~2Sqまで対応となります。
そのため0.5Sqから配線が接続できますが…
画像を見るとわかる通り、0.2や0.3Sqなどの配線では配線が細すぎて使用できません!
慣れないうちは接触不良になりやすい
2つ目は接触不良になりやすい事です。
接触不良は取り付けが不十分で、ギボシ同士が接触せずに不良を起こしてしまう症状ですね。
私自身も経験がありますが、ギボシのかしめが
あまい事で接触不良になりやすくなります。

どんな状態でなるの?

たとえば
・銅線を挟み切れていない
・銅線が接触していない2つの状態だね。
実際の画像を参考にするとわかりますが、
間違った取り付けで不良が起こります。
・銅線が接触していない=電気が流れない
このようになる為、接触不良になるという訳です。
端子同士を繋げるときに力がいる
3つ目として端子同士を繋げるときに力がいる事です。
通常のギボシ端子であれば隙間に余裕が
あるのですんなり差し込めますが…
ダブルギボシ端子の場合、メス側の隙間が狭いためオスを差し込むときに力をこめる必要があります。
力をこめる必要がある=作業に時間がかかる。
結局エーモンギボシ端子ダブル(3307)ってどうなの?口コミと共にまとめてみました
最後になりますが、実際に使った人の
口コミも紹介していきます。
いい口コミ
悪い口コミ
2020年4月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入2021年8月16日に日本でレビュー済み
オス側差し込むのにペンチが必要なくらいメス側端子がやたらとキツく、
引っこ抜くときかしめた線が抜けることや0.5sqの細線だと千切れることもありました。
抜くときはスリーブずらして端子をこじ開け隙間大きくしてじゃないと端子が無駄になります。また、メス側スリーブの穴が1.25sqとちょうど合う太さでコーキング不要なくらい。
なので対応2sqまでですが2sqのケーブルだとスリーブ通らないかも。
同じ形状の商品でも10個入の3308の方は穴が太く1.25sqの線だとスカスカで防水処理必要で
スリーブ自体も硬かった。同形状のもので仕様が異なるの不便なのでやめて欲しい。ダイソーの400円の電工ペンチでも有ると無しでは作業性大違いなので
安物でもいいので電工ペンチ用意しておくことをおすすめします。

差し込むときに硬いって意見が多いけど、結局3307って使える物なの?

使い方次第だね。
差込口が硬いことから通常のギボシ端子の方がいいのでは?と思う方が多いと思いますが…
逆に考えれば、端子を差し込みさえすれば抜けにくくなるので、接触不良を防ぐ結果となります。
他にも、ダブルギボシ端子の特徴である複数分岐ができる点。
本来は端子1つにつき1つの分岐が限界ですが、
2つの電源が取れるともなれば重宝するパーツと言えます。
使い方次第でそのパーツでしか
得られない性能もあります。
なので、うまく活用して作業に役立てましょう。
記事のまとめ
以上、ギボシ端子(3307)を使った感想と
性能を紹介しました。
今回の記事を読むとわかる通り、
接続コネクター3307は
・脱着が可能でいつでも取り外せる
・太線の対応幅が広い
というメリットがあります。
その逆に、細線に対応していない。接触不良になりやすい。メス側の差込口が硬いというデメリットも少なからずありますが…
正しい使い方をすれば初心者でも扱いやすい事を考えれば、カスタムをする必需品と言えます。
なので、特にカスタムとして
複数の電装品を使う方は、
ギボシ端子3307を活用しましょう!
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