電工ペンチが使えるようになりたいんだけど。どんな手順で使うといいの?正しい使い方を教えてほしい。
以上のような疑問にお答えします。
まず、この記事を書いた自分は
✅被覆を剥く方法が知りたい
✅端子をかしめる方法が知りたい
✅配線をカットする方法が知りたい
✅圧着する方法が知りたい
✅自分で使いこなせるようになりたい
この記事では、車をカスタム上で知っておきたい。電工ペンチ(かしめ・圧着・配線カット・被覆剥き)の使い方手順についてご紹介します。
電工ペンチの使い方を事前に知っておけば、知識を深める事にも役立ちますし、作業で必要になった場合に正しく使い分ける事ができます!
特に、電工ペンチはかしめ作業で使う事が多いので、
この機会に正しいやり方を学んでおきましょう。
ちなみに、今回紹介した電工ペンチについては以下の順番で確認していくとわかりやすいからおすすめだよ。
①電工ペンチに備わる4つの基本性能と作業に役立つ(使える)5つの端子 ≫
②電工ペンチ(かしめ・圧着・配線カット・被覆剥き)の使い方~作業の流れ👈いまここ
⓷【実体験】電工ペンチで端子をかしめる必要性と他の工具でダメな理由 ≫
④【エーモン】電工ペンチのおすすめ4選!選ぶ基準や作業に役立つものを厳選 ≫
それではさっそく機能ごとに作業の方法を見ていきましょう。
被膜を剥く方法
まず、被覆を剥く方法から。
被覆の位置を確認する
初めに被覆の位置を確認しましょう。
被覆を剥く場合は赤で囲った所。sq(スケア)と記載されたものが剥く箇所ですね。
配線をセットする
右側のsq表記は配線コードの位置になるので、
サイズに合わせて配線をセットしましょう。
配線が0.5sqだった場合は0.5の穴に通せばいい訳です!
被覆を剥く
セットが出来たら後は被覆を剥くだけです。
セットした状態で下に引っ張るだけで簡単に抜けます。
ここまでやって
・初心者でも3~4分ほどで終わります。
端子をかしめる方法
次は端子をかしめる方法です。
配線の被膜を剥く
まずワイヤーストリッパー部分を使い、
ギボシ端子をつける配線の被覆をはずします。
左側のAWG表記は配線コードの
規格の種類で、
右側のsq表記は配線コードの
サイズを表します。
つまり配線が0.5sqだった場合は
0.5の穴に通せばいい訳です!
配線コードを穴で挟んで被覆だけ引っこ抜く
被膜を剥くことが出来たら、内部の芯線
(電気が通る道)をよじってまとめておきます。
こうする事で端子をはめ込む際に
スムーズに取り付けができます。
端子をかしめる
端子にはめ込む事が出来たら、
画像のようにセットしましょう!
奥のツメは被膜を剥いた配線の上から。
かしめる事で接触不良を防止する
事ができます!
きれいに固定するコツは、初めに軽く圧着し1ランク下の穴でもう1度圧着することです。
スリーブをかぶせて完成
最後かしめ後に上からスリーブをかぶせます。
その後配線を引っ張っても
抜けないようなら大丈夫です。
これなら初心者でも簡単にできる
のではないでしょうか?
ここまでやって
・初心者でも15分ほどで終わります。
もちろん慣れてくれば5分ほどで
出来るようになりますが、
初めのうちは正しい手順を実践して
覚えていけばいいです。
カッター部分で配線をカットする方法
カッター部分で配線をカットする方法に
ついては以下のようにしましょう。
カット部分を確認する
まずカット部分を確認しましょう。
カットは矢印の位置で出来ます。
カット部分に配線をセット
位置を確認出来たらカット部分に配線をセットしましょう。
配線を準備して電工ペンチでカットする
セットが出来たら後はカットするだけです。
セットした状態でグリップ部に力を
込めれば簡単に配線カットができます。
ここまでやって1分程度で作業は完了します。
端子を圧着する方法
最後は圧着の方法です。
被覆の位置を確認
初めに被覆の位置を確認しましょう。
被覆を剥く場合は赤で囲った所。sq(スケア)と記載されたものが剥く箇所ですね。
配線をセットする
右側のsq表記は配線コードの位置になるので、
サイズに合わせて配線をセットしましょう。
配線が0.5sqだった場合は0.5の穴に通せばいい訳です!
被覆を剥く
セットが出来たら後は被覆を剥くだけです。
セットした状態で下に引っ張るだけで簡単に抜けます。
配線をよじって圧着端子を圧着する
被覆を剥く事が出来たら、圧着端子を
セットして圧着しましょう。
圧着箇所は0.5-1.25になります。
両側を圧着して完了
最後に反対側も圧着して作業は完了となります。
今回は1本づつですが、使い方次第では
複数繋げることもできます。
ここまでやって
・初心者でも10分ほどで終わります。
このように機能によって正しい使い方があるので、
うまく活用して作業に役立ててみましょう!
正しい使い方を理解してこれからのカスタムに役立てよう!
以上、電工ペンチ(かしめ・圧着・配線カット・被覆剥き)の使い方~作業の流れを解説しました。
今回の記事のおさらいです。
配線をセットする
被覆を剥く
配線コードを穴で挟んで被覆だけ引っこ抜く
端子をかしめる
スリーブをかぶせて完成
カット部分に配線をセット
配線を準備して電工ペンチでカットする
配線をセットする
被覆を剥く
配線をよじって圧着端子を圧着する
両側を圧着して完了
正しい手順と方法がわかれば初心者でも簡単なので、今のうちに内容を覚えてぜひこれからのカスタムに役立ててみましょう。
なお、当サイトでは他にも、電工ペンチで端子をかしめる必要性についても解説しているので合わせて参考にしてみてください。
【実体験】電工ペンチで端子をかしめる必要性と他の工具でダメな理由 ≫