防水トグルスイッチが使いやすいって聞いたけど本当?どのようなスイッチなの?実際にスイッチの仕組みや構造を教えてほしい
こういった疑問にお答えします。
まずこの記事を書いた自分は
✅防水トグルスイッチの構造や仕組み
✅防水トグルスイッチのおすすめな使い方
この記事では、防水トグルスイッチを使う上で知っておきたい。仕組みや構造について解説していきます。
スイッチの性能を事前に理解できれば、実際に使う際に自分のカスタムに合わせて使い分ける事ができます!
また、記事の途中ではおすすめな使い方も解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
そもそも防水トグルスイッチとは?仕組みや構造は?
防水トグルスイッチは防水仕様のスイッチ
そもそも防水トグルスイッチって何なのさ。
防水トグルスイッチは、電装品のON-OFFを任意でできるスイッチだね。
基本的に自動車やバイクなどに取りつけるもので、12Vや24V電源で使えるスイッチです。
ここまでは通常のトグルスイッチと
変わりありませんが…
大きな違いは防水仕様であることです。
コードの付け根まで防水保護が施されているので、雨に濡れやすい箇所でも使えます。
スイッチの仕組み
仕組みとしては、トグルと呼ばれる棒状の先端部分を上下に倒すことでON-OFFが可能となる仕組みです。
ONにすると電気回路に電気が流れ、
電装品を点灯させる事ができます。
電装品を消灯させたい時にはOFFに
する事で消灯できます。
トグルスイッチの基本構造
構造としては、つまみ状の操作レバーを上下一方向に倒すことで電気回路を切り替える構造をもっています。
①スイッチONで接点がつながる
構造としてスイッチをONに
倒す事で電源が入り、
①と②の接点が合わさり電気が流れます。
接点がつながると今度は電装品側へ
電気が流れ作動する仕組みです。
②OFFにすると接点は離れる
逆にOFFに倒す事で接点が離れるので、
電気が流れなくなります。
その際に連動させた電装品も
消灯状態になります。
例えば①②が電源側だとした場合、
①③は電装品と言う事になります。
電源側の電気が流れない訳ですから、
電装品にもそもそも電気は流れないですよね?
スイッチOFFで電装品が遮断されるのには
そういった理由がある訳です!
つまりは、
『自分のタイミングで電装品を動かしたい』
『普段は電装品を動かしたくない』
という時に役立つスイッチですね。
車で使える防水トグルスイッチで代表的なのはエーモン製の2897
ちなみに車用でよく使われるのは防水トグルスイッチ2897だね。
防水トグルスイッチ(2897)とは?
防水トグルスイッチ2897は、エーモンから出ている防水仕様のスイッチになります。
12V・24Vを限定として使えるもので、
車の作業に役立ちます。
防水トグルスイッチのスペック
防水トグルスイッチのスペックと
しては以下のものです。
・スイッチタイプ:ON-OFF
・使用可能電流:
DC12V車10A以下
DC24V車5A以下
・防水規格IPX4相当
・取り付け穴径:Φ12
・適合板厚:0.5〜2.0mm
・コードサイズ:1.25sq相当×約18cm
DC12V車は10A以下・DC24V車は5A以下
まで合わせて電装品と組み合わせる事ができます。
防水トグルスイッチのおすすめな使い方
最後になりますが、防水トグルスイッチの
おすすめな使い方を紹介します。
と言ってもスイッチの特徴を理解できれば、
どこが最適なのかは一目瞭然です。
防水トグルスイッチの特徴。それは防水仕様である事。
特に、雨に濡れやすいエンジンルームに取り付けるのが最適です。
コード付け根まで防水保護が施されいるので、
画像のように取り付けても安全ですね。
ただし、水没や大量の水がかかる箇所は危険だからなるべく避けて取り付けようね。
完全防水ってわけではないのね。
残念ながらね。でも、防水である事には変わりないから水がかかる程度なら問題ないよ。
完全防水ではないと言う事に注意して取り付ければ、使いやすいパーツと言えます。
このようにうまく活用して作業に
役立ててみましょう。
記事のまとめ
以上、防水トグルスイッチの基本構造と
仕組みを紹介しました。
今回の記事のおさらいです。
・接点が切り替わる事で点灯・消灯ができる
・配線の付け根まで防水仕様
・エンジンルームなど水のかかる箇所で使える
通常のトグルスイッチとは違い
車外でも使えるので、
これから使ってみたい方は是非
作業に役立ててみてください。