今回ご紹介するのは、ACC電源の点灯
タイミングと使える電装品の種類について。
一般的にACC電源というのは数あるプラス電源のうちの一つで、特定の電源が入った時に反応します。
特定の電源が入る事で電装品の電源
として役立てる事ができますが…
そもそもACC電源についてよく分からないと、使う以前にどのタイミングで反応するのかすら分かりませんよね。
そこでこの記事では、『ACC電源について詳しく知っておきたい。』こんな方向けに順を追ってお伝えしていきます。
ACC電源はACCの位置で反応する電源
それでは早速ACC電源について
確認していきますが…
まずACC電源は正式名称【アクセサリー電源】と
呼び特定の位置で電気が流れる電源です。
よくIG電源と同じに思われがちですが、異なる電源なので注意しましょう。
２つの電源の違いについては以下でまとめているので合わせて参考にしてみてください。
電源が入るタイミングは鍵タイプとプッシュスタートで異なる
続いて電源が入るタイミングについて。
電源が入るタイミングは
プッシュスタート
いずれかで異なります。
鍵タイプはキーをACCに回した時に流れる電源
ACC電源の場合は、それ以上キーを回しても消える
ことがないのでそのまま使うこともできます。
逆にエンジンをOFF（切る）に
すれば電気が遮断されます。
プッシュスイッチはボタンを一回押した時に流れる電源
プッシュボタンは、キータイプと違い
ボタンを押す事で電気が流れます。
種類には、【ＡＣＣ】【ＡＣＣ ＯＮ】
【ＳＴＡＲＴ】の3つがあります。
ブレーキを踏まない状態でスイッチをONにする事で電気が流れます。ACC電源をOFFにする場合は再度ボタンを押します。
他の電源との違いは電源の入るタイミング
ここからは他の電源との違いについて。
電源には
・ACC電源
・IG電源
・イルミ電源
などがありそれぞれ異なります。
一般的にACC電源はACCの位置で反応するが…
今回のACC電源は上記でも説明したようにACCで反応する電源。
| 鍵タイプの場合 | キータイプの車は【LOCK】【ACC】【ON】【ＳＴＡＲＴ】の4つの種類があり、ＡＣＣ電源は【ACC】の位置にキーを回した際に流れます。 |
| プッシュスタートタイプの場合 | プッシュボタンは、キータイプと違い、ボタンを押す事で電気が流れます。 種類には、【ＡＣＣ】【ＡＣＣ ＯＮ】【ＳＴＡＲＴ】の3つがあります。 プッシュスタート車の場合は、プッシュボタンを1度押した際に流れる電源です。 ブレーキを踏まない状態でスイッチをONにする事で電気が流れます。 |
鍵タイプやプッシュスタートタイプで多少の違いはありますが、条件に合わせる事でACC電源が入ります。
他の電源は条件が異なる
そのほかには
・IG電源
・イルミ電源などがあります。
ACC電源同様に条件が異なります。
たとえば常時電源なら常に電気が流れる。イルミならスモールスイッチのONにより反応するなど様々です。
電源について詳しく知りたい方は以下記事でまとめているので参考にしてみてください。
ACC電源で使える電装品の種類
最後になりますが
ACC電源で使える電装品って何があるんだろ？
こんな方向けに簡単に電装品を紹介します。
ETC車載機
まず1つ目はETC車載機です。
ETC車載機は高速道路の通行料金をその場で
支払う事なくゲートを通行できるというものです。
搭載した車載機と料金所のゲートが無線でつながるので、車を停止させる事なく走行ができるます。
ETC車載機の場合は繋げる配線が
・ACC電源
・マイナス
３種類の電源を繋げて使います。
ドライブレコーダー
ドライブレコーダーは、車を運転している
映像やその時の音声を記録できる装置。
主に事故を起こした際の証拠として
役に立つものです。
どちらも電源としては、ACC電源と
常時電源2つをつなぐ事で作動します。
もちろんLEDなどの電装品にも使えるので、
ACC電源のみという使い方もできます。
・ACC電源＆常時電源＝切り替えスイッチの役割
ACCで電源が入るのはなんとなくわかるけど、切り替えスイッチってのがよくわからないんだけど。
簡単に言えばスイッチの役割をイメージするとわかりやすいかな。
スイッチと言えばONにすると点灯。
OFFにすると消灯が一般的です。
常時電源・ACC電源の組み合わせも同じで、電源をACCに合わせることで点灯。エンジンOFFで消灯となります。
つまり、組み合わせ次第ではACC電源でしか使えない方法も使えるようになると言う事です。
そのためACC電源について知っておくと、電源を確保した際にこれからの作業に役立てることができます。
電源の探し方や取り方については以下記事でまとめているので参考にしてみてください。
正しい知識を付けてACC電源をうまく活用しよう！
以上、ACC電源の点灯タイミングと使える
電装品の種類を紹介しました。
今回の記事のおさらいです。
・プッシュボタンを1度押した時に流れる電源
・ドライブレコーダー
記事でもわかる通りACC電源というのは数あるプラス電源のうちの一つで、特定の電源が入った時に反応する電源です。
| 鍵タイプの場合 | キータイプの車は【LOCK】【ACC】【ON】【ＳＴＡＲＴ】の4つの種類があり、ＡＣＣ電源は【ACC】の位置にキーを回した際に流れます。 |
| プッシュスタートタイプの場合 | プッシュボタンは、キータイプと違い、ボタンを押す事で電気が流れます。 種類には、【ＡＣＣ】【ＡＣＣ ＯＮ】【ＳＴＡＲＴ】の3つがあります。 プッシュスタート車の場合は、プッシュボタンを1度押した際に流れる電源です。 ブレーキを踏まない状態でスイッチをONにする事で電気が流れます。 |
鍵タイプとプッシュスタートタイプで多少は異なりますが、条件によってACC電源に電気を入れる事ができます。
他の電源との違いについては電源が入るタイミングが異なる事。ACC電源のように決められた条件に合わせる事で電気が流れる仕組みを作ります。
今回の電源は他とは違い特定の位置にならないと電気が流れないので、電装品をカスタムする際によく使われる電源としても人気です。
使い方次第で便利な電源なので、まずは基本を理解して自分なりに組み合わせて見ましょう。