ウインカー(方向指示器)の灯火を【橙以外】で点灯させると違反?

ウインカー
この記事は約6分で読めます。

今回はウインカーの色問題についてお伝えしていきます。

一般的にウインカー(方向指示器)というのは右左折時に
点灯(点滅)させることを目的とした灯火類ですが…

その照らす色に問題があり、交換する色はどれでもいい訳ではありません。

仮に適当な色に交換すれば走行中に
違反で捕まる危険性もあります。

違反=反則金や違反点数を引かれる場合も。

そのため下手にバルブの色を変えるのはもちろんですが、違反項目や反則金・減点数についても知っておく必要があります。

この記事でわかる事
✅色問題の違反項目
✅反則金や違反点数について
違反する事の危険性
✅違反しない為に出来る事
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ウインカー(方向指示器)を橙色以外にすると整備不良

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まず結論から言えば【整備不良違反】に該当します。

名前の通り整備不良が元で違反になる内容。

違反になる理由として色に条件があるため。

というのも、ウインカーは色に条件があり、点灯させる場合は橙(オレンジ)系の色にする必要があります。

以下ウインカー(方向指示器)の色に関する内容

方向指示器の灯光の色は、橙色であること。

第45条(方向指示器)より

灯火の色は橙色であること。つまりは橙色(オレンジ色)以外の色にすることは車検に通らなくなりますよという意味。

そのため、合わない色にした状態で走行させる
事は違反行為(整備不良)になります。

続いて整備不良の内容は以下道路交通法第62条に記載。

車両等の使用者その他車両等の装置の整備について責任を有する者又は運転者は、その装置が道路運送車両法第三章 若しくはこれに基づく命令の規定(道路運送車両法 の規定が適用されない自衛隊の使用する自動車については、自衛隊法 (昭和二十九年法律第百六十五号)第百十四条第二項 の規定による防衛大臣の定め。以下同じ。)又は軌道法第十四条若しくはこれに基づく命令の規定に定めるところに適合しないため交通の危険を生じさせ、又は他人に迷惑を及ぼすおそれがある車両等(次条第一項において「整備不良車両」という。)を運転させ、又は運転してはならない。

道路交通法第62条(整備不良車両の運転の禁止)

内容としては整備不良の中の【尾燈等】に該当されます。

簡単に言えば、車検に適合しない色で走行した
場合は整備不良になりますよ。と言う事。

そのため、ウインカー(方向指示器)を点灯させる場合には色問題に注意しましょう。

整備不良(尾灯等)に関しては他にも違反項目があるので、詳しく知りたい方は以下を参考にしてみてください。

バルブ(灯火)が元で整備不良(尾灯等)に該当する12の項目
この記事では、整備不良(尾灯等)に該当する項目についてまとめています。どんな事が違反になるのか?種類は?詳しく知りたい方は参考にしてみてください。

整備不良の罰則

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ここからは整備不良として
捕まった際の罰則についてです。

違反=反則金や違反点数も関係して
くるので、以下で確認してみましょう。

反則金

大型車の反則金9000円
普通車の反則金7000円
二輪車の反則金6000円
小型特殊車の反則金5000円

まず反則金については、最小で5000円。
最大で9000円とかかります。

中でも一般の方は普通車に該当されるので、
7000円の反則金がかかります。

違反点数

また、その際の違反点数については
1点の減点とされます。

まとめると

・反則金は5000円〜9000円
・違反点数は1点の減点

違反点数は一律に1点の減点ですが、反則金については車のサイズによって金額が変わるので覚えておきましょう。

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ウインカーの色問題を無視した場合の危険性

ここからは、ウインカーの色問題を無視した場合の危険性について。

もしここまで読んでまだ軽く考えている方は、実際に起きた場合の危険性についても確認してみましょう。

確認事項は以下2つ

・整備不良の減点が元で免停になる危険性
反則金の支払いを無視した事で逮捕される危険

整備不良の減点が元で免停になる危険性

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1つ目は免停になる危険性です。

通常であれば減点は1点なので
そこまで支障はありませんが…

点数の持ち点が残り1点だった場合。1点からの減点になるため持ち点が0になります。

 
 

0になると点数が無くなるため初心者講習もしくは免停となります。

今回は免停がメインなため、初心者講習に関しては省きます。

免停は○○日まで車に乗れませんと
言うもので点数によって日数が増えます。

この間は車を運転することが出来ないので、車を仕事として使っている場合は支障が出ることは間違いありません。

反則金の支払いを無視した事で逮捕される危険性

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2つ目は反則金の支払いを無視した事で逮捕される危険性です。

主に反則金の支払いをしなかった人の場合ですね。

よく

・反則金は払わなくても大丈夫
・無視していれば支払いの書類が来なくなる

こう考える方が中にはいる事でしょう。

ですが払わなくても大丈夫なんてことはもちろんなく、通知書を無視し続けた場合逮捕されるケースとなります。

流れとしては

①反則金未納通知書最終通知が送られる②無視する③刑事訴訟手続(裁判の手続き)

裁判の手続きになると警察署への出頭が命じられ、その後に検察に書類送検されて起訴・不起訴の判断が下されるという結末になります。

こうなると前科がついてしまう為、今後の生活
例えば再就職などでも影響を及ぼすことになります。

違反をしないためにできること

ここまでが違反内容や罰則の
有無についてです。

間違った使い方をする以上は違反で罰則の対象になるので、安全に使う為には正しい方法を実践する事です。

これから先違反をしたくないという方は、
以下内容を実践してみましょう。

正しい使い道を理解する

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まず正しい使い道を理解すること
から始めましょう。

ウインカー(方向指示器)は右左折時に点灯を目的とさせるもので、色は必ず橙色(オレンジ色)にする事。

そのため、他の色で走行する事は違反になるので必ず橙(オレンジ)系のウインカーを選びましょう。

ウインカーについて、『どんなのを選ぶといいのだろう?』と悩んでいる方は次でおすすめを紹介しているので、選ぶ際の参考にしてみてください。

ポン付けでもハイフラにならない”抵抗内蔵ウインカーのおすすめ4選”
ウインカーを探してるけど種類が多くてどれがいいかわからない。性能アップの為に明るいものが欲しい。こんな方向けにおすすめするLEDウインカー(抵抗内臓タイプ)をまとめています。T20・S25どちらも紹介しているので参考にしてみてください。

運転する場合は必ず橙色に交換した状態で走行する

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また、現在他の色を付けている場合は橙色に
直した状態で運転することが大切です。

最初から橙色に取り換えておけば、後々整備
不良で摘発されることはありません。

交換方法についても知りたい方は、次の記事でまとめているので参考にしてみましょう。

【簡単10分】前後ウインカーバルブ(電球)を自分で交換するやり方
交換のやり方がわからず難しいと感じる方もいますが、正しい手順を知っておく事で自分でも前後ウインカーバルブ(電球)は簡単(10分ほど)に交換する事ができます。特にバルブは消耗品という事で突然切れる場合もあるので、もしもの為に覚えておくとおすすめです。

簡単ではありますが、このように違反をしない為に出来ることもあるので今後の為に覚えておくと良いでしょう。

記事のまとめ

以上、ウインカーを【橙色以外の色】にする行為の違反の有無について解説しました。

今回の記事のおさらいです。

ウインカーを橙色以外にした運転
橙色以外で走行は整備不良に該当
道路交通法に記載がある
整備不良の罰則
反則金
大型車の反則金 9000円
普通車の反則金 7000円
二輪車の反則金 6000円
小型特殊の反則金 5000円
違反点数
違反点数は1点
違反をしないためにできること
正しい使い道を理解する
運転する場合は必ず橙系の色にする

記事でもわかる通り、ウインカーを橙色以外に
する走行は【整備不良】に該当します。

一見すると「たかだかそんなことで?」と思う方もいるかもしれませんが…

道路交通法で決められている以上は違反になってしまうので、運転をする以上は違反の対象にならないように心がけをしましょう。

他にもウインカーの違反に関する記事をまとめているので参考にしてみてください。

【知らないと危険】ウインカー(方向指示器)が元で違反になる4つの項目
ウインカーには道路交通法により決められた条件があり、間違った知識のまま実践することで違反行為に該当してしまいます。どんな違反に該当するのか?この記事では、4つにまとめてお伝えします。
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