ウインカーが切れたから交換をしたいのにやり方がよく分からない。
このような悩みはありませんか?
特に慣れていない初心者にありがちなことで、この記事を見てる方の中にも現在同じく悩んでいる方もいるでしょう。
『なら車屋さんにお任せすればいいのでは?』と思う方もいますが…
お店に依頼しようにも費用や工賃がかかる為、費用を抑えたい方にはあまりおすすめとは言えません。
『ならどうすればいいのか』と思った時に、おすすめするのが正しいやり方を覚えて自分で交換すること。
やり方自体も難しくはないので、10分程度あれば初心者でも交換はできます。
特に費用や工賃を抑えたい方にはおすすめなので、もしこれから先自分で交換が出来るようになりたい。こんな方は記事を参考に覚えてみて下さい。
ウインカーの取り付け手順(フロント編)
それではさっそくウインカー交換のやり方を見ていきましょう。
ウインカーは
・リア
2箇所あるので順を追って解説していきます。
まずはフロントから。
STEP1:ウインカーの位置を確認する
今回取り付けるインプレッサのウインカーは赤丸の位置。
バルブはT20を使って交換をしますが、車種に
よってはバルブの形状が変る場合もあります。
なので、実際に交換する場合は形状に注意して交換しましょう!
STEP2:レバーを引いてボンネットを開ける
確認が出来たらレバーを引いてボンネットを開けていきましょう。
インプレッサの場合は運転席足元付近に
あるので、レバーを引くだけです。
レバーを引いた後はボンネットが半開きになるので、ひっかきを押しながらボンネットを開けて固定します。
STEP3:レンズからウインカーを取り出す
ボンネットを開けれたら、運転席側の
ウインカーを取り出していきましょう。
位置はヘッドライトバルブ横の赤〇位置。
隙間から手を入れて反時計回りに回すことで外れます。
STEP4:ソケットからバルブを引き抜く
レンズから外せたら、ソケットから
バルブを引き抜いていきましょう。
やり方は簡単でバルブをつかんだまま外側に引っ張るだけ。
STEP5:逆の手順ではめ込む
取り外しが出来たら逆の手順ではめ込むだけ。
後は同じように助手席側も取り外しから取り付けまでやってフロントは完了です。
ウインカーの取り付け手順(リア編)
次はリア側のウインカー交換です。
リアもT20バルブなので同じように交換していきましょう。
STEP1:リアウインカーの位置確認
リアウインカーは矢印の位置。
後ろから見て外側がウインカーとなります。
STEP2:レバーを引いてトランクを開ける
位置の確認が出来たら、レバーを引いて
トランクを開けていきましょう。
レバーの位置は足元付近の赤丸部分。
STEP3:リアウインカーのソケットを引き抜く
位置が把握出来たらリアウインカーの
ソケットを引き抜いていきましょう。
ウインカーの位置は正面から見て右下。
引き抜く手順としては以下の通り。
STEP4:ソケットからバルブを引き抜く
ソケットが外れたらハロゲン球を引き抜きましょう。
引き抜く場合は外側に引っ張るだけ。
片手をソケット。もう片手をバルブをつかんだ
状態で引っ張る事で簡単に抜けます。
STEP5:逆の手順で取り付けて完成
最後は逆の手順で組み付けて完了となります。
後は反対側も同じように取り外しから組付けまで。
すべてが終われば一連の作業は終了です。
お疲れ様でした。
・慣れていない人でも40分程度で終わります。
バルブの交換後に確認する事
最後に確認する内容です。
確認内容としては点灯確認を忘れずにすることです!
バルブの点灯確認
上記でも説明しましたが、必ずバルブの点灯確認をしましょう。
交換後の点灯確認は大事なことで、
夜間の走行にも大きく影響を与えます!
たとえば昼間に交換をしてそのまま点灯確認をしなかった場合…
仮に夜間に使う用事ができたとしても、
不備があった場合に点灯する事がありません。
そうなった場合は、原因の探求⇒原因不明で直すのに手間がかかると言った事になります。
また、球切れが原因だった場合に代用として
ショップに買いに行くこともできなくなります。
不点灯や球切れの場合に整備不良で止められる危険性あり
ちなみに不点灯や球切れの場合はそのまま
走行すると整備不良になります。
整備不良の内容は以下の通りです。
車両等の使用者その他車両等の装置の整備について責任を有する者又は運転者は、その装置が道路運送車両法第三章 若しくはこれに基づく命令の規定(道路運送車両法 の規定が適用されない自衛隊の使用する自動車については、自衛隊法 (昭和二十九年法律第百六十五号)第百十四条第二項 の規定による防衛大臣の定め。以下同じ。)又は軌道法第十四条若しくはこれに基づく命令の規定に定めるところに適合しないため交通の危険を生じさせ、又は他人に迷惑を及ぼすおそれがある車両等(次条第一項において「整備不良車両」という。)を運転させ、又は運転してはならない。
道路交通法第62条(整備不良車両の運転の禁止)
簡単にまとめると、公道を走行する場合は
車検に適合した状態でしましょうね。という事。
車検に適合しない=公道走行すると整備不良で捕まる(切符を切られる)。
道路交通法で決められている以上、公道走行する場合には適合した状態で運転する事が重要です。
もし点灯しない場合は?
ちなみに交換したのに点灯しない場合は
逆の極性に取り付けている場合がほとんどです。
逆の極性に取り付けている場合がほとんど
まず点灯しない場合によくあるのが、プラスと
マイナスを逆の極性に取り付けている場合がほとんどです。
バルブには基本的にプラスとマイナスの極性があり、正しくつなげる事で点灯しています。
ですが、極性が逆になると電気が伝わら
ないので点灯しなくなってしまいます。
なので、その場合は極性を合わせてあげると問題なく点灯が出来ます。
点灯しない場合はほとんどがバルブ
また、もう一つはバルブの球切れがあります。
バルブの球切れについては中古のバルブを
購入した場合によくある事です。
基本的にLEDは寿命が長いのでそうそう壊れる事はありません。
ですが、バルブは使い続ければいずれは使えなくなるもの。
中古品に関しては誰がどのくらいの期間使った
ものなのかわからず、寿命もまちまちです。
そこにたまたま購入したバルブがちょうど
寿命が来て球切れを起こすという訳です!
また、ごくまれに安すぎるバルブを購入して点灯しない場合もあります。
なので、出来る限りメーカー品や値段に見合ったものを選ぶと失敗のリスクは減らせます。
使い方次第で様々活用が効くので、作業に合わせて取り付けるとおすすめです。
このように、交換後の確認と一緒に点灯しない場合の対処法も覚えておくと瞬時に対応ができるようになります。
正しい知識を付けて安全に交換をしよう!
以上、車のウインカーを交換する方法を紹介しました。
今回の記事のおさらいです。
STEP2:レバーを引いてボンネットを開ける
STEP3:レンズからウインカーを取り出す
STEP4:ソケットからバルブを引き抜く
STEP5:逆の手順ではめ込む
STEP2:レバーを引いてトランクを開ける
STEP3:リアウインカーのソケットを引き抜く
STEP4:ソケットからバルブを引き抜く
STEP5:逆の手順で取り付けて完成
不点灯や球切れの場合に整備不良で止められる危険性あり
点灯しない場合はほとんどがバルブ
初心者から始めるとどうしてもやり方が
わからないから作業が進まない。
こういった方が多いですが…
正しいやり方さえ理解しておけば
10分程度で交換ができるようになります。
実際慣れていない方でも手順通りにやれば簡単に出来るので、今回の記事を参考にぜひ自分でも挑戦してみましょう。