接続コネクターってどうやって取り付けるんだろ?簡単に出来るって聞くけど本当かな。自分でも実践したいから詳細を教えてよ
こういった疑問にお答えします。
まずこの記事を書いた自分は
✅ 使用する接続コネクターについて
✅ 接続コネクターの使い方
✅作業後に確認する内容
✅3つの接続コネクターの活用法
この記事では、エーモン接続コネクターを使う上で知っておきたい3328・3330・3331の接続手順について解説していきます。
接続の手順を事前に理解しておけば、実際に作業で使う場合に正しい使い方をマスターすることができるようになります!
また、記事の後半では3つの接続コネクターの活用法も解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
ちなみに、今回紹介する内容については以下の順番で確認していくとわかりやすいからおすすめです。
①【初心者向け】エーモン接続コネクターの基本構造と3種類の使い方! ≫
②接続コネクターは本当に使えるのか?ギボシ端子と比較して性能を検証 ≫
③【実例あり】エーモン接続コネクター(3種類)の接続方法と使用例!👈いまここ
④【選ぶのが面倒な人向け】エーモン接続コネクターおすすめBEST3 ≫
今回使用する接続コネクターは3種類
それではまず、今回接続に使用する
接続コネクターを簡単に紹介します。
エーモン接続コネクター(3328)
1つ目はエーモン接続コネクター(3328)です。
エーモン接続コネクター(3328)は、
0.2~0.5sqまで対応のコネクターになります。
プライヤーもしくはペンチで挟み込む事で、
簡単に配線の接続ができます。
接続コネクター(3330)
2つ目はエーモン接続コネクター(3330)です。
エーモン接続コネクター(3330)は、
0.5~0.75sqまで対応のコネクターになります。
プライヤーもしくはペンチで挟み込む事で、
簡単に配線の接続ができます。
接続コネクター(3331)
3つ目はエーモン接続コネクター(3331)です。
エーモン接続コネクター(3331)は、
0.5~0.75sqまで対応のコネクターになります。
プライヤーもしくはペンチで挟み込む事で、
簡単に配線の接続ができます。
後から調整しない方にはおすすめです。
接続コネクターのつなげかた(3328編)
それでは接続コネクターの配線方法へと移ります。
接続コネクターには
・接続コネクター(3330)
・接続コネクター(3331)
3つの種類があるのでそれぞれ説明していきます。
まずは接続コネクター3328から。
エーモン接続コネクター(3328)は、0.2~0.5sqまで対応のコネクターになります。
プライヤーもしくはペンチで挟み込む事で、
簡単に配線の接続ができます。
配線コードと接続コネクターを準備する
まず画像赤丸(コネクター上部の穴)
に配線を通しましょう。
この時、配線の先端は芯線が出ていない事。
つまり被膜を被った状態ですね。
芯線が出ていると、接触不良などの影響が出るのでニッパーや電工ペンチを使用し、事前にカットしましょう。
配線を奥にあたるまで差し込む
コネクター上部の穴に配線を通すことが
できたら、画像のように配線を奥まで差し込みます。
プライヤーではさみこむ
奥まで配線コードを差し込むことができたら、
ペンチもしくはプライヤーで挟み込みましょう。
これってどのくらいまで挟み込めばいいの?
下のロックにかかるまでだね。
実際にロックまで完了すれば配線が刃に食い込むので、
銅線に触れて電気が伝わるという訳です。
その後は、もう一方の配線も同様に作れば
接続コネクターの取り付けは完了です。
コネクター同士を差し込む
配線を差し込むことができたら、
最後にコネクター同士をつなげましょう。
つなげ方についてですが、画像のようにどちらか一方を上下回転させて差し込みます。
奥まで差し込み『カチッ』と音がしたら
ロックされた状態になります。
接続コネクターのつなげかた(3330編)
エーモン接続コネクター(3330)は、
0.5~0.75sqまで対応のコネクターになります。
プライヤーもしくはペンチで挟み込む事で、
簡単に配線の接続ができます。
配線コードと接続コネクターを準備する
まず画像赤丸(コネクター上部の穴)に配線を通しましょう。
この時、配線の先端は芯線が出ていない事。つまり被膜を被った状態ですね。
芯線が出ていると、接触不良などの影響が出るのでニッパーや電工ペンチを使用し、事前にカットしましょう。
配線を奥にあたるまで差し込む
コネクター上部の穴に配線を通すことができたら、画像のように配線を奥まで差し込みます。
この時使用する配線は太線の0.5sq~となります。
0.2sqとかの細線じゃダメなの?
接続コネクター3330は太線に特化したコネクターだから、細線を使うと接触不良の原因になるんだよね。
また、細線を無理やり使う事で途中で
すっぽ抜ける危険があります。
そのため3330に使う場合は必ず0.5sq~の配線を使いましょう。
プライヤーではさみこむ
奥まで配線コードを差し込むことができたら、ペンチもしくはプライヤーで挟み込みましょう。
実際にロックまで完了すれば配線が刃に食い込むので、
銅線に触れて電気が伝わるという訳です。
その後は、もう一方の配線も同様に作れば
接続コネクターの取り付けは完了です。
コネクター同士を差し込む
配線を差し込むことができたら、
最後にコネクター同士をつなげましょう。
つなげ方についてですが、画像のように
向きを合わせて差し込みます。
奥まで差し込み『カチッ』と音がしたら
ロックされた状態になります。
接続コネクターの使い方(3331編)
エーモン接続コネクター(3331)は、
0.5~0.75sqまで対応のコネクターになります。
プライヤーもしくはペンチで挟み込む事で、
簡単に配線の接続ができます。
配線コードと接続コネクターを準備する
まず画像赤丸(コネクター上部の穴)に配線を通しましょう。
この時、配線の先端は芯線が出ていない事。
つまり被膜を被った状態ですね。
芯線が出ていると、接触不良などの影響が出るのでニッパーや電工ペンチを使用し、
事前にカットしましょう。
配線を奥にあたるまで差し込む
コネクター上部の穴に配線を通すことができたら、画像のように配線を奥まで差し込みます。
この時使用する配線は太線の0.5sq~となります。
接続コネクター3331は3330同様に太線に特化したコネクターなので、使う配線は必ず太線にしましょう。
細線を無理やり使う事で途中ですっぽ抜ける危険があります。
プライヤーではさみこむ
奥まで配線コードを差し込むことができたら、ペンチもしくはプライヤーで挟み込みましょう。
実際にロックまで完了すれば配線が刃に食い込むので、
銅線に触れて電気が伝わるという訳です。
その後は、もう一方の配線も同様に作れば
接続コネクターの取り付けは完了です。
配線を差し込むことができたら、最後にコネクター
同士をつなげましょう。といいたいところですが…
接続コネクター3331は一体型なので、
配線さえつなげればその場で完了となります。
以上が3つの接続コネクターの使い方になります。
・不慣れな方でも5分程度となります。
使い方も簡単なので、手順に慣れてしまえば
すぐに作業に役立てることができます!
なので、この機会にぜひ覚えてみましょう。
作業後に確認すべき事について
合わせて作業後に確認すべき事についても見ておきましょう。
どんな事を確認するの?
抜けの確認や電装品の作動状況・配線のサイズだね。
接続コネクター抜けの確認
1つ目は抜けの確認です。
作業が終わったからと言ってそれで終わりとはいきません。
何故なら配線が抜ける可能性がある為です。
パッと見はつなげられていると思えても、引っ張った時に抜けるなんてこともよくある事です。
これが電気の流れていない箇所なら問題ないですが…
車体の金属部分は全体がアース(マイナス)になっているので、プラスに繋いだギボシ端子が触れた場合はショートする危険があります。
プラスとマイナスが触れる⇒ショート⇒電装品が壊れるоrヒューズが飛ぶと言う事になります。
なので、最悪の事態を防ぐためにも端子抜けの確認はしておきましょう。
電装品の作動状況の確認
2つ目は電装品の作動状況の確認です。
接続コネクターで配線をつなげたら終わりという訳にはいきません。
つなぎ方次第では、電気の伝達がされずに電装品が作動しないという場合も出てきます。
その場で確認すればもしかして接続コネクターが関係してるのかも?と思えますが、後回しにした場合…
・あれ?電装品作動してなくね?
・初期不良?
・アース不良かな?
など。原因がわからず電装品の不良と勘違いして再度同じものを購入してしまうなんてことも。
なので、失敗のリスクを少しでも減らす為にも
電装品の作動状況の確認を忘れずに行いましょう。
接続コネクターごとの配線のサイズ
3つ目は接続コネクターごとの配線のサイズです。
接続コネクターと一括りにいっても
・接続コネクター3330
・接続コネクター3331
3つがある訳で、コネクターの種類によって対応する配線のサイズが異なります。
接続コネクター3328=0.2sq~0.5sq
接続コネクター3330・接続コネクター3331=0.5sq~0.75sq
というように使い方によって変わるので、実際に使う場合にはコネクターにも合ったものを使い分けましょう!
種類ごとに使えるコネクターの使用例
取り付け方法は理解できたんだけど、実際使おうと思ったらどんな場面で活用できるの?
出せばきりがなくなるから、代表的な例をそれぞれ紹介するね。
接続コネクター3328は細線の電装品と組み合わせる
1つ目として接続コネクター3328は細線の電装品と組み合わせると便利です。
上記でも言っているように、3328は0.2~0.5Sqまでの変換ができる物。細線の電装品から太線の電源側につなげるのに役立ちます。
特にドライブレコーダーやETC車載機などの配線。本来なら太さが合わない為、無理やり取り付けると過電流で配線が燃える危険性が高まります。
また、そもそもとしてギボシ端子が接続できないというのがあります。理由は簡単で、配線が細すぎて引っ張ると抜ける為です。
抜けやすい=接触不良の原因にもなります。
ですが、電源側はギボシ端子になっているので繋げる必要があります。そんな時に最適なのが3328です。
細線側に接続コネクター3328。もう反対側に太線をつなぐ事で、
ギボシ端子との接続ができます。
接続コネクター3330は太線同士の変換に
接続コネクター3330は太線同士の変換に役立ちます。特に、0.5~0.75Sqの配線を使うものに便利です。
0.75Sqってあんまり聞かないけど、使う機会なんてあるの?
たとえばヒューズ電源を使う場合とかね。
ヒューズ電源は既存のヒューズと差し替えることで、簡単に電源の確保ができる物。
取り付け自体は簡単ではありますが…配線のサイズが0.75Sqとなるので、配線の変換が必要となります。
そこで接続コネクター3330の出番です。
ヒューズ電源と組み合わせる事で配線同士を変換しても不具合が起こりません。
接続コネクター3331は脱着したくない箇所に
接続コネクター3331は他と違い脱着できませんが、その特徴を生かして脱着させたくない箇所に役立ちます。
たとえば燃料ポンプなんかがおすすめだね。
燃料ポンプはタンク内に貯められた燃料を送るためのもので、電気が流れることで作動します。
本来は交換する必要がありませんが、経年劣化により配線がちぎれる場合があります。
そんな時に3331を使えば抜けにくくなります。
このように一部ですが種類によって使い分けることができるので、自分に合った方法で使い分けてみましょう。
使い方や手順を理解して作業に役立てよう!
以上、エーモン接続コネクター(3種類)の
接続方法と使用例を紹介しました。
今回の記事のおさらいです。
配線を奥にあたるまで差し込む
プライヤーではさみこむ
コネクター同士を差し込む
配線を奥にあたるまで差し込む
プライヤーではさみこむ
コネクター同士を差し込む
配線を奥にあたるまで差し込む
プライヤーではさみこむ
電装品の作動状況の確認
接続コネクターごとの配線のサイズ
接続コネクター3330は太線同士の変換に
接続コネクター3331は脱着したくない箇所に
3つは接続方法は同じですが、種類によって
使う用途が異なります。
なので、今回紹介した接続方法や使用例を参考に、自分に合った接続コネクターを活用してみましょう。
なお、当サイトでは他にもおすすめの接続コネクターも解説しているので合わせて参考にしてみてください。
【選ぶのが面倒な人向け】エーモン接続コネクターおすすめBEST3 ≫