車のエンジンがかからないのには原因があるって聞くけど、どうなのかわからない。実際にどんな原因があるの?自分でも知っておきたいので詳細を教えてほしい
こういった疑問にお答えします。
まずこの記事を書いた自分は
✅エンジンがかからない7つの原因
✅対処法や対策
この記事では、車に乗る上で知っておきたい。エンジンが掛からない【7つの原因】について解説しています。
原因を事前に理解しておけば、実際に症状が起きた場合に正しい対処方法を導き出すことができます!
また、記事の後半では防ぐ対策も合わせて解説しているのでぜひ最後までご覧ください。
エンジンがかからないのは7つの原因が関係している?
まず初めに、考えられる原因から見ていきましょう。
率直に申し上げますと可能性として
以下の7つの事が挙げられます。
1.バッテリー上がり
1つ目の原因として挙げられるのがバッテリー上がりです。
バッテリー上がりの原因には
様々ありますが、
・バッテリーの寿命
・冷間時のバッテリー上がり
大きく分けるとこの3つがあります。
電装品(電気)の使い過ぎ
電装品の使い過ぎは、夜間走行での
スモールランプ。
ヘッドランプ、テールランプの長時間点灯で
電気を多く消費します。
また、夏場にも電気の使い過ぎによる
バッテリー上がりが起きやすいです。
バッテリーの寿命
また、バッテリーの寿命が尽きる事で
バッテリー上がりを起こす事もあります。
というのも、車のバッテリーは交換しなくても
問題ないという訳でなく、
3年~5年程と決まった寿命があります。
電気は車を使用するたびに常に
消費する事になるので、
走行距離と共にバッテリーの
寿命が短くなります。
寿命が短くなったバッテリーから電気を
補充する事で負荷に耐えきれなくなり
バッテリーが上がります。
冷間時のバッテリー上がり
冷間時のバッテリー上がりでは、
寒い冬などに特に起こりやすいです。
この原因は、バッテリー内にある液温が
関係してきます。
2.セルモーターの故障
2つ目に挙げられるのがセルモーターの故障です。
セルモーターは、エンジンをスタートさせるための電動機(モーター)の役割をしています。
そのため、故障した場合エンジンが
かからなくなります。
オルタネーター(ダイナモ)の故障
3つ目はオルタネーターの故障です。
オルタネーターは発電機の役割をしているので、故障した場合電気をたをめておくことができません。
そのため、バッテリーの寿命がつきれば
エンジンが止まりかからなくなってしまいます。
プラグの失火
4つ目はプラグの失火が挙げられます。
プラグは、霧状にした燃料(ガソリン)に
火花を飛ばし発火させる役割があります。
そのため、失火すると火花が飛ばないのでエンジンがかからなくなってしまいます。
原因については以下で詳しく解説しているので、
合わせて読んでみてください。
燃料切れ
5つ目は燃料切れが挙げられます。
普段から燃料計を確認すれば、この原因は
ほとんどありませんが、
ガス欠を起こす事でエンジンが
掛からなくなります。
フューズ切れ
6つ目はヒューズ切れが挙げられます。
エンジンに関係のあるヒューズが
切れる事が原因で起こります。
燃料ポンプの故障
7つ目は燃料ポンプの故障が挙げられます。
燃料ポンプは、燃料タンク内(ガソリンを入れる入れ物)に
入っている燃料をエンジンに供給する役割があります。
燃料ポンプが故障すると供給ができなくなるので、エンジンがかからなくなってしまいます。
7つの原因がおこった際に実践できる対処方法!
もし、7つのいずれかの原因でエンジンが
掛からなくなってしまった場合、
以下の事を実践してみましょう。
バッテリー上がり
バッテリー上がりを起こした際には、
・ジャンプスターター
・バッテリーを交換する
3つの対処方法があります。
ブースターケーブル
ブースターケーブルは、救援車と繋げる事で
バッテリー上がりを解決するものです。
取り付けも簡単で、手順通りにやれば
初心者でも簡単にできます。
ジャンプスターター
ジャンプスターターは、ブースターケーブル同様
プラスとマイナスに繋ぐことで
バッテリー上がりを解決できます。
ただブースターケーブルと違う点は、
救援車がなくても充電できる事です。
もしもの時に1台持っておくと便利です!
バッテリーを交換する
上記の方法でも止まる場合には、
バッテリーを交換しましょう!
バッテリーにも寿命があるので、
たとえ電気を補充しても
すぐに止まってしまいます。
なので、もし何度も上がる場合には
交換が最適です。
セルモーターの故障
セルモーターが故障した場合、
新品もしくはリビルト品に
交換する事で改善する事が出来ます。
オルタネーター(ダイナモ)の故障
オルタネーターを新品もしくは
リビルト品に交換する事で改善されます。
目安としては10万㎞程ですが、
走行状態に応じて交換するといいでしょう!
プラグの失火
プラグが失火した場合は、新品のプラグに
交換する事で改善する事ができます。
燃料切れ
燃料切れを起こした場合は、
燃料を給油する事で改善されます。
ただし、近くにスタンドがないからと言って、
代わりに水を入れるのは止めましょうね?
後々大変なことになります!
ヒューズ切れ
ヒューズ切れはヒューズが切れる症状。
対処方法としては、切れた部分のヒューズと交換する事で改善されます。
燃料ポンプの故障
燃料ポンプは燃料をエンジンまで運ぶための物。
故障している場合には、
交換する事で改善されます。
エンジンが掛からない原因を防ぐ為にできる対策!
では、そうならないための対策は
どうすればいいのでしょうか?
最後に詳しく解説します。
対策としては
・知識を深めて事前に対策を打つ
この2つです。
交換できる部品は早めに交換する
1つ目は交換できる部品は早めに交換する事です。
車のパーツは基本消耗部品なので、目安として知られる交換時期を参考に交換する事で壊れる前に防ぐことができます!
たとえば、簡単にまとめれば以下の通りになるよ。
※乗る回数、負荷をかける運転をする方は3年がおすすめ
・セルモーター=10万キロを目安に交換
・オルタネーター=10万キロを目安に交換
・プラグ=乗り方次第。
※乗る回数、負荷をかける運転をする方は1年がおすすめ
・燃料ポンプ=10万キロを目安に交換
知識を深めて事前に対策を打つ
2つ目は知識を深めて事前に対策を打つことです。
すべてを知れとは言いませんが、最低限知っておけばトラブル回避につながります。
たとえば、簡単にまとめれば以下の通りになるよ。
バッテリー上がり
・電気の使用を極力控える
電気の使用は、使うごとにバッテリーに
負荷がかかり寿命を縮めます。
特に夜間の使用や夏場のエアコンの過使用。
この2つは電気消費が多く、負荷が掛かりやすいです。
そのため、消費を抑えて極力電気の使用を控える事で対策となります。
もう一つはバッテリーの点検を定期的にする事です。
定期的に点検をすることで、バッテリー上がりを事前に防ぐ事が出来ます。
バッテリー上がり
電気の使用は、使うごとにバッテリーに
負荷がかかり寿命を縮めます。
特に夜間の使用や夏場のエアコンの過使用。
この2つは電気消費が多く、負荷が掛かりやすいです。
そのため、消費を抑えて極力電気の使用を控える事で対策となります。
もう一つはバッテリーの点検を定期的にする事です。
定期的に点検をすることで、バッテリー上がりを事前に防ぐ事が出来ます。
セルモーターの故障
セルモーターの故障を防ぐ対策としては、
交換時期で交換をする事です。
10万キロを目安に
交換をするといいでしょう。
オルタネーター(ダイナモ)の故障
オルタネーターの故障を防ぐ対策として、
定期的な点検をする事です。
オルタネーターには故障する前触れの症状があるので、事前に知っておけば対策する事が出来ます。
プラグの失火
プラグの失火を防ぐ対策は、症状を感じた頃や交換時期が近くなった時に点検をする事です。
車の仕様にもよって変わりますが、軽自動車で1万キロ、普通車で2万キロ毎の交換が目安になります。
チューニングなど過度な改造をしない限りは
頻繁に壊れる事もありません。
燃料切れ
燃料切れを防ぐ対策として早めの給油を心がける事です。
早めに入れるようにすれば、
ガス欠を回避する事ができます。
ヒューズ切れ
ヒューズ切れを防ぐ対策として、定期点検が最適です。
毎日でなくていいので、時間がある時に時々ヒューズの点検をしましょう。
点検のし方は様々ですが、
・検電テスターで電気の導通を確認
2つの方法で確認する事が出来ます!
点検をすることで、『断線』『ショート』
ヒューズが切れそうな原因を見つける事ができます。
燃料ポンプの故障
燃料ポンプの故障を防ぐ対策として、早めの交換を心がける事です。
車の使用方法にもよりますが、10万キロの交換を心掛ける事で対策できます。
もし燃料ポンプが作動してるか確認したい場合には、車のキーをIGONの位置までひねった状態で後ろから音が聞こえるようなら正常に動いてるという事になります。
それぞれ症状に合った対策をする事で事前に防ぐ事が出来ます。
記事のまとめ
以上がエンジンがかからない可能性のある7つの原因や対策方法でした。
今回の記事をまとめると以下の
通りになります。
セルモーターの故障
オルタネーター(ダイナモ)の故障
プラグの失火
燃料切れ
フューズ切れ
燃料ポンプの故障
・ブースターケーブル
・ジャンプスターター
・バッテリーを交換する
・新品もしくはリビルト品に交換
・新品もしくはリビルト品に交換
・新品のプラグに交換
・燃料を給油する
・切れた部分のヒューズと交換
・ポンプの交換
知識を深めて事前に対策を打つ
どんな事にも必ずといっていいほど原因は存在します。
何もわからず故障してから原因を探すのも時間もお金もかかって嫌ですよね?
そうならないためにも、日ごろから点検や交換時期になったら部品を交換する事を心掛けましょう!