端子のかしめにはそれぞれにあったパーツが必要って聞くけど本当なの?どんなパーツがあるの?自分でも知っておきたいので教えてほしい
こういった疑問にお答えします。
まず、この記事を書いた自分は
✅パーツを選ぶポイントが知りたい
✅おすすめのパーツが知りたい
この記事では、端子のかしめるパーツを選ぶ上で知っておきたい。人気のおすすめ7選について解説していきます。
最適なパーツを事前に理解した上で選べば、実際にかしめる作業が必要になった時に購入漏れがありません!結果として、スムーズに作業を執り行うことができます。
また、記事の前半では選ぶポイントも解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
ちなみに、今回のパーツを揃えると以下の作業ができるようになります。
丸型端子の正しいかしめ(取り付け)方と作業前に知る3つの注意点! ≫
かしめる上で知っておきたい端子の種類について
まず、最初に端子の種類について
分からない方のために簡単に。
端子には
・クワガタ端子
・平型端子
・丸型端子
・圧着端子
5つがあります。
ギボシ端子
ギボシ端子は電装品の電源を取る
場合に役立つ端子です。
オスとメスを繋ぎ合わせることで、
電源側から電装品側へ電気を伝える端子です。
基本的にプラス側の電源確保に
使用する事が多いです。
さらに詳しい詳細については、【【初心者向け】エーモンギボシ端子の基本構造と作業で使える端子の種類】で解説しているので合わせて参考にしてみてください。
クワガタ端子
クワガタ端子はマイナスの電源を
とる時に役立つ端子です。
車体からアースを取り出す際に役立つパーツです!
さらに詳しい詳細については、【【初心者向け】エーモンクワガタ端子の基本構造と作業で使える端子の種類】で解説しているので合わせて参考にしてみてください。
平型端子
平型端子はスイッチ類やスピーカーなど。
特定の電源確保の際に役立つ端子です。
さらに詳しく知りたい方は、【【初心者向け】エーモン平型端子の基本構造と作業で使える端子の種類】を参考にしてみてください。
丸型端子
丸型端子は端子が丸くなっているものです。
使用方法としては、端子の穴にボルトを
差し込んで締めつけます。
ボディアースに固定すればマイナスの電気
バッテリーに繋げればプラスの電気
使い方次第で自分にあった電気を
とる事ができます。
さらに詳しく知りたい方は、【【初心者向け】エーモン丸型端子の基本構造と作業で使える端子の種類】を参考にしてみてください。
圧着端子
圧着端子は、名前の通り繋ぎたい
配線同士を圧着して繋げる端子です。
プラス・マイナスどちらも圧着させる
ことは出来ますが、
取り外すことが出来ないので使う
際には注意が必要です。
さらに詳しい詳細については、【【初心者向け】エーモン圧着端子の基本構造と作業で使える端子の種類】で解説しているので合わせて参考にしてみてください。
パーツを選ぶポイント
続いてパーツを選ぶポイントです。
ポイントとしては
・かしめる際の配線の太さに気を付ける
2つです。
端子に合ったかしめるパーツを選ぶ
1つ目はかしめる工具は端子に合ったものを選ぶことです。
固定できればなんでもいい訳じゃないの?
接触不良になりやすい事を考えると、何でもいいとは言い切れないんだよね。
たとえばよく使われがちなペンチ。
一見すると固定できそうなイメージがありますが…
実際に使ってみると画像のようになります。
端子を完全にかしめきれずに、
抜けやすくなる傾向にあります。
また接触不良の原因にもなるので、
おすすめの方法とは言い切れません。
なので面倒ではあるかもしれませんが、
必ず専用工具を使用しましょう。
かしめる際の配線の太さに気を付ける
2つ目は配線の太さに気を付ける事です。
端子をかしめる際には配線を使う訳ですが…
どの配線でもいいという訳ではありません。
配線には0.2~2.0sqまで様々あるので、
対応した端子に合わせて使う必要があります。
対応した配線に合わないものを使うとどうなるの?
・端子が抜けやすくなる
・接触不良になりやすい
2つの症状が起きやすくなるね。
なので、配線の太さ(sq)で選ぶ場合には【対応sq】という欄を参考に電装品と合わせた端子を選びましょう。
たとえば電装品側配線が0.20~0.50sqだった場合、配線:AV(S)0.20~0.50sqのものを選びます。
電装品側配線が0.75~1.25sqなら同じサイズというように配線に合わせたものを選びましょう。
最低限2つの事に気を付ければ、
かしめる際に失敗する事がありません。
おすすめのパーツ(端子編)
それではおすすめのパーツを
見ていきましょう。
今回は
・クワガタ端子
・平型端子
・圧着端子
・丸型端子
5つの端子とその他必要となるパーツを紹介します。
ギボシ端子3305
・使用可能電力:
DC12V車200W以下
DC24V車400W以下
・適合コードサイズ:AV(S)0.5〜2sq
・材質:
端子/黄銅(スズメッキ)
スリーブ/PVC
【内容物】
・ギボシ端子(オス)×8
・ギボシ端子(メス)×8
・オススリーブ×8
・メススリーブ×8
エーモンギボシ端子は、電源を確保する際に電源側のオスまたはメス端子と繋げることで電気の伝達ができるパーツです。
一般的な使い方としては、
・電源を分岐する
端子を繋いでる間は繋げた電源で電気がながれ、
条件を満たした時のみ遮断する仕組みです。
クワ型端子3316
クワガタ端子は、電装部品を取り付ける際に便利な部品です。
オス・メスなどの極性はありませんが、簡単にマイナス(ボディアース)を取ることができる端子です。
本来ならオーディオ裏などのマイナス配線から
取る事で電源の確保はできますが…
その都度配線から取ると、配線がごちゃごちゃになりかさばることになります。
逆にクワガタ端子を使用すれば電源自体を新しく作ることができるので、その都度オーディオ裏から配線を分岐する必要がなくなります。
平型端子
スイッチやスピーカーなど。
特定のパーツに使用できる端子です。
あまり使う機会はありませんが、
用意しておくと役立ちます。
丸型端子
【仕様】
・使用可能電力:
DC12V車200W以下
DC24V車400W以下
・適合コードサイズ:AV(S)0.5〜2sq
・穴径φ8
・材質:
端子/黄銅(防錆処理)
スリーブ/PVC
【内容物】
・丸型端子×7
・スリーブ×7
ボルトやネジの間に挟みこませるパーツです。
間に挟み込む事で、簡単に電源を取る事ができます。
ただし、丸形端子は形状の問題でボルトやネジの間に滑り込ませる事ができない為、一度固定したら簡単に外れないようにする場面などで使用するといいでしょう!
中でも8Φは特に、バッテリーのプラスから電源を取るのに最適です。
圧着端子
圧着端子は、
接続後の脱着は行えないませんが、配線同士をつなぎたいだけならこれでOKです。
接合部分がコンパクトにまとまる
のも利点ですね。
0.5スケア線と0.2スケア線の
接続にも使えます。
脱着が出来なくてもいいならおすすめと言えるでしょう!
その他パーツ
合わせてかしめる上で補助となる
パーツを見ていきましょう。
電工ペンチ
電工ペンチは、電装部品を取り付ける際に
便利な道具です。
一般的な使用方法としては端子類のかしめがあります。
端子類にはギボシ端子やクワガタ端子など種類が様々で、このかしめる工程によりはんだを使わずに配線同士を接続する事が出来ます!
他にも
・端子を圧着することが出来る
・被覆を剥く事ができる
といった合計4つの機能を持ちます。
電工ペンチについて詳しく知りたい方は、【電工ペンチに備わる4つの基本性能を元に使い方とかしめる端子の種類を解説】を参考にしてみてください。
配線コード
配線コードは用途にあった配線の太さを選ぶことで、電装品と電源の取り付けを補助する配線になります。
種類にはシングルタイプやダブルタイプ・配線の太さなどがあるので、用途に合わせて使い分けてみましょう。
記事のまとめ:端子に合ったパーツを揃えて作業に役立てよう!
以上、端子類をかしめるのに役立つパーツを紹介しました。
今回の記事のおさらいです。
クワガタ端子
平型端子
丸型端子
圧着端子
かしめる際の配線の太さに気を付ける
今回の記事を読むとわかる通り、役立つパーツには
7つがあります。
中でも電工ペンチについては、端子をかしめる
上で必要不可欠ともいえる工具です。
それ以外で使うと
・配線が抜けやすい
2つの原因になります。
結果として電装品の動作不良にもつながるので、
今回の記事を参考に端子に合ったパーツを選びましょう。
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